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ビリーフを緩めるカウンセリングの誤解

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ビリーフを緩めるカウンセリングセッションで誤解を受けることがあるのですが、ビリーフを緩めるとまったく違う人になってしまうという不安がある方がおられます。

ボク自身もそうなんでしょうが、どうしても宣伝のために、よい面を煽ってしまうため、「すごい変化が訪れる」とか、「すごくポジティブに変わる」という印象を与えてしまいますね。
なので「怪しい」と思う人もいるかもしれません。

まあ、ぶっちゃけセッション1回、2回ではたいして変わらないですよ。
とはいえ、何も変わらないというわけではなく、大きな気づきや癒しのきっかけを得ることはできます。
セッションやワークを通じて、自分を縛っている枠が緩んでいき、だんだんと「自分や他者や社会はこうあるべき」というものが少なくなってきます。
自己批判、他者批判、怒り、ストレスが少なくなり、自分に対する信頼、人生に対する信頼が増え、喜びの選択を取れるようになります。
それは少しずつのステップです。
残念ながら、そんな簡単にいきません。

たとえば、「お金を稼がないといけない」という思いが強く、好きではないけど高給の仕事を選んだり、ハードワークで身体を酷使していたり、いつもお金がなくなる不安にとらわれていたりする人がいたとします。
とても苦しいですよね。
で、その苦しみの原因にあるのは「お金を稼がないといけない」というビリーフです。
本当は社会も誰もそれを強制しているわけではないのに、そうしないといけないと勝手に「信じ込んでいる」だけです。
だから文字通り「思い込み(ビリーフ)」なんです。

もっと詳しくいえば、このビリーフはとても表面的な思い込みで潜在意識にはもっと深い思い込みがあります。

適当な例ですが、こんな感じです(人によって違うので参考例です)。

「お金を稼がないといけない」

「一人でも生きられるようにしないといけない」

「私からいつか人が去っていく」

「私は人から好かれない」

「私は愛される価値がない」

この深い思い込みに気づいていくのがカウンセリングの一つのステップです。
セルフワーク講座ではここの掘り下げ方を4か月に渡ってやっていきます。
(少人数講座なので早めのお申し込みをオススメします)
とはいえ、自分で気づいていない領域なのでたくさんのワークが必要になります。
自分でやるのはめんどくさいという人はカウンセリングのほうがいいです。
オススメは両方です。

そして、思い込みが生まれたのは、どこかで心の傷となる出来事があったからです。

生まれたときから「私は愛されていない」とか「私から人が去っていく」と思っていた人はいません。

必ず、愛されていなかった事実や人が去って行った事実があるはずです。

そこにくっついている苦しい気持ちを癒していくのが、EFTとかマトリックス・リインプリンティングです。
セッションではマトリックスを使います。

マトリックスは教える資格がないのでセルフワーク講座ではEFTと潜在意識を絵にあらわすイメージ・タッピング・セラピー(ITT)というセラピーテクニックをレクチャーしています。

そして、上記の例に戻りますが、「私からいつか人が去っていく」という誤解が解けて、「一人で生きられるようにしないといけない」という思いがなくなり、「お金を稼がないといけない」という思いも少なくなったら、どう変わるでしょうか?

人生の選択が変わってきますよね。

お金よりももっと大切である自分の価値観を優先させる仕事に就いたり、自責なく休むこともできるようになったり、お金に関する思考も少なくなり、悩まされることがぐっと減ります。
なので、本人にとっては以前よりも格段に心地よい世界になっていると思います。

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でも、癒しが起こる前は、そういう心地よい世界よりも、お金が少ないことのほうが嫌なんですね。
仕事をセーブすれば、一時的にはお金は減るでしょう(長期的には体力面・精神面の充実からお金は増えることが多いと思いますが)。
その一時的に減ること自体が許せないのです。
なぜなら「お金を稼がないといけない」というビリーフがあるからです。
なので、セッションを受けて外そうとはしないんですね。
もったいないと思いますが、それも個人の選択なので仕方ありません。

あと、極端に考える人もいます。
「お金を稼がないといけない」というビリーフを取ると、
「『お金がなくても平気だからお金を稼がなくてもいいや』と思うようになり、働かなくなるんじゃないか」
という恐怖を感じる人もいます。

果たして本当にそうなると思いますか?
仮に今、「お金を稼がないといけない」というビリーフがなくなったとして、どういう行動をしますか?
もう、ずーっと休みっぱなしですか?

そんな極端に変わるわけではありません。
縛りがなくなって自分が好きな行動、心地よい行動が取りやすくなるだけです。
もちろん、休むという行動もその一つですが、休むだけだとつまんないですし、お金を稼ぐ行為は生きるために必要ですから、ちゃんと行動しますよ。

そして、表面にあるビリーフだけを扱うのではなく、その奥にある生きづらくしているビリーフを扱っていくので、特定の問題だけではなく、全般的に生きやすくなり、人生が心地よく変わってきます!
なので、カウンセリングの3か月コースを受けることをオススメしています。

まあ、頭で考えるよりも体感をしていただきたいなぁと思います。
自分のハートに従って行動できることをサポートしたいと思っています。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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