本音の感情をきちんと味わうことが重要

ボクは仕事柄というか、好奇心もあって自己ワークをよくやります。
今回、皆さんにお伝えできるいい事例があったので紹介しますね。
ちょっと長いです。

ここ10日くらいのことですが、カメラ選びにハマっていました。
ボクは比較・分析の鬼で、ベストな一台を選ぶべく、本やネットからせっせと情報を集めて調べました。
結局何を求めるかで結論が変わってくるので、二転三転しました。
ビックカメラにも3度も足を運び(笑)、調査していました。
この調査の時間はとても楽しいのですが、反面、調査しないではいられずに必要な仕事の時間以外は全部使ってしまう感じでした。

調査の途中で、ヤフーオークションを見ていて、お得なものがあったので軽い気持ちで入札しました。
この金額では落札できないだろうと思っていたのであまり真剣に考えていませんでした。
入札したときは、この金額で買えたらいいなぁと漠然と思っていましたが、その後、気持ちが変わって、その機種ではない違う機種に心を奪われて、そっちを買おうと思っていました。

ただ、オークションは誰も入札する気配がなく時間だけが過ぎていき、「誰か入札してくれ~」と願ったものの、結局誰も入札せず、落札してしまいました。

もう、心の中の天気は暴風雨です。
まったく晴れません。

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このときどうするかというと、ボクの頭は後悔を最小限にしようとする思考が湧いてきます。
「安かったからよかったじゃん」
「欲しかった機種も欠点があるし」
「次に買う機種までのつなぎとして使いこなせばいいんじゃない」
「中古屋さんに売ってもまあそこそこの金額になるし」

そしてこの機種を買ってよかったと思えるような使い方を考えようとします。

これを心理学用語では認知的不協和の解消といいます。

認知的不協和とは、矛盾した不快な状態を解消するために考えを変えることで不快感を減らすことをいいます。
このケースでは、(1)欲しくないカメラ(2)使わなければいけない、という2つの考えがあり、矛盾していますので、(1)の認知を変えます。
「実はこのカメラ割といいんじゃない」「この選択でよかった」…などと認知を変えます。
そのためにこのカメラを選んでよかった理由を思考はたくさん探すのです。

私は(1)の認知を変えようとしましたが、(2)を変えることを選ぶ人もいるでしょう。
すぐに売ってしまったり、自暴自棄になって捨てちゃうとかあげちゃうとかそういう人もいるでしょうね。

でもね、とても大事なことなのですが、これでは本当の意味では心は晴れないんです。
認知を変えて一見晴れたように思えても、やっぱり引きずるんですね。

頭でいくら納得してもどうしても引きずっちゃうんです。
思考に悩まされます。
それはなぜかというと、本音の感情がまだそこにあるからです。
落ち込み、悔しさ、怒り、悲しみ、自己嫌悪などの感情がそこにあるので、頭でどうやって考えても無駄です。

もちろん、軽い感情なら認知を変えるだけで大丈夫なこともたくさんありますが、引きずっている場合はそこに押し殺している感情が原因です。

じゃあ、ボクはどうしたかというと、EFTをしました。
寝る前にEFTをすると、5分程度で「まあ、いっか」に変わりました。

EFTはすごくいいツールなのでぜひ5月のEFTコースを受けてみてください♪

ただ、朝起きると不快な感情はありました。
昨晩の5分程度ではまだ十分ではありませんでした。

ここからはセルフワーク講座でレクチャーしているワークをやりました。

今回、なぜこんな不快感がやってきたんだろうかを見つめていきました。

ここでちょっと説明しておきたいのですが、出来事と気持ちって本当は関係がないんです。

「間違った選択のカメラを買ってしまった」→「だから不快感がある」

って信じています。
この因果しかないと信じているのが罠なんですね。

だから、事実や考え方を変えようとします。
それしか選択肢がないと思い込んでますから。

たとえば、カメラを買わないで済むようにしたりなどですね。
これが行き過ぎると、たとえば恋愛だとストーカーになっちゃいますね。

事実を変えられることが簡単にできるんならそうすればいいんです。
でも、事実(出来事)は皆さんも知っての通り、そう簡単には変わりません。
現実は、自分の都合では動いてくれないんです。
現実を自分の都合に合わせようとすると不幸になります。だって不可能だから。

じゃあどうすればいいか?

自分が一番味わいたくない感情にあえて向き合うことです。
ここがすべてといってもいいくらい大事なことです。

ボクの今回のケースでは、認知的不協和に陥っているこの不快感が嫌だから、どうにか解消しようとしていたので、この不快感を感じます。
EFTやフォーカシングを知っているととても便利です。

そして、この不快感を感じたくなかったんだなぁということに気づき、それを受け入れると、事実は何も変わってなくても、心の中は雨がやみ、雲も去り、青空が広がります。

だから、事実(出来事)と気持ちは本当は関係ないんです。

こうやって自己ワークをやっていくと、ボクの行動の理由が分かります。

ボクがカメラ選びにものすごく必死で分析・検討するのは、楽しいからというのもありますが、答え(買う機種)が決まっていない状態が不快だからです。
だから、結論が出ていない状態が落ち着かなくて、比較検討が止められないんですね。

ここが分かるとスッキリするんです。
これも答えを求めているということかもしれませんね。

この事例を通して、見たくない感情に向き合う大切さを知ってもらえればうれしいです。


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ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら