エゴイストとは

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今回のブログは、エゴイストの定義について書きます。

エゴイスト、わがままという言葉を誤解している人も多いと思うからです。

先日のブログで紹介したリズ・ブルボーの言葉からエゴイストの定義を紹介します。

リズ・ブルボー著「LOVE LOVE LOVE〈受け入れる〉ことですべてが変わる」

2014.06.11

「相手にニーズに応えるよう要求し、それに応えないと相手を非難する場合、それはエゴイスト」

自分のニーズを主張する人はエゴイストではない

よくある勘違いですが、自分のニーズを主張する人をエゴイストとみなしてしまいます。

私たちは、自分のニーズを主張してもいいのです。

それは何らエゴイストでもわがままでもありません。

私たちには、自分のニーズを表現する権利があります。

でも、「それはわがままだから」、「迷惑がかかるから」と言って、自分のニーズを主張できない人が多くいます。

自分のニーズを主張できないのは恐怖があるから

自分のニーズが主張できないのは、相手に嫌われるのが恐いから、自分がわがままになってしまうのが嫌だから、自分が傷つくのが恐いからです。

何を恐れているかは人によって違うのですが、大きく言えば、自分が傷つくのが恐いから自分のニーズを主張できないのです。

恐怖が勝ってしまい、自分のニーズを主張できません。

ニーズを主張できずにいるとどうなる?

自分のニーズを主張できずにいると、我慢と犠牲の人生になります。

少しくらいだから「まあいいか」と我慢し、それを繰り返します。

小さな我慢だから大丈夫と思いがちですが、ストレスは蓄積されていきます。

ストレスが耐え切れない状況になると心や身体の不調になります。

本当の恐さを避けるために、苦しい人生(我慢と犠牲)を自ら選択しているのです!

エゴイストになりたくないという抵抗

「もう、我慢や犠牲をしたくない!」

そう思っても抵抗が起こることがあります。

「私は、自分のニーズを主張するようなエゴイストにはなりたくない」

というものです。

ニーズを主張することは当たり前の権利

本当に自分のニーズを主張するのがエゴイストでしょうか?

そもそも、私たちは自分のニーズを主張しないと生きていけません。

相手は自分のニーズを分かってくれるエスパーなのでしょうか?

自分でニーズを主張しないと相手はわかってくれません。

日本人は「空気を読む」ことに長けているので、いちいちニーズを主張しなくてもわかってほしいと望みがちですが、エスパーじゃないのだから他人のニーズなんて本当は分かりっこないのです。

ニーズを主張することはOKです。

エゴイストとは

ただ、冒頭のリズ・ブルボーの言葉のように、相手がニーズをかなえてくれないときに、相手を非難し、コントロールして、自分のニーズに従わせようとするのは、エゴイストです。

そのときはじめてわがままだと言えるでしょう。

ジャイアンが歌のリサイタルを開くのはOKです。

でも、それをのび太に無理やり聴かせるのはエゴイストです。

のび太に選択権を与えて、それを尊重するのはエゴイストではありません。

のび太が来なかったといってのび太に文句を言ったり、怒るのはエゴイストの行為です。

のび太がジャイアンに「行く」と言ったのに行かずに何らかの迷惑をかけた場合は、ジャイアンが文句を言うのはエゴイストの行為ではありません。

単にニーズを言うことと、ニーズに従わせることには雲泥の違いがあることを理解してください。

エゴイストに対してどう対応するか?

では、エゴイストに対してどう対応すればいいのでしょうか?

エゴイストに困っている方も多いと思います。

ジャイアンが怒ることが予想されるからといって、のび太がリサイタルに行くとのび太は不満が溜まります。

でも行かなければ怒られます。

どっちの行動を取っても苦しいとき、どうすればよいのでしょうか?

正直、正解はありません。

自分がどちらを選びたいかです。

もし、リサイタルに行かないことを選ぶとしたら、ジャイアンに怒られても大丈夫な力と対抗できる力を身につけることです。

たくさんの恐怖があるはずなので、恐怖を解放するワークが非常に役立ちます。

もし、リサイタルに行くことを選ぶとしたら、できるだけ自分を守る工夫をします。

耳栓をするなどの物理的な防衛も重要でしょう。

精神的なケアも必要です。

「本当は行きたくない」という自分の気持ちをきちんと認めて、分かったうえであえて無理をします。

そして、終わった後はきちんとストレス解消します。

大切なのは境界線を引くこと

自分がエゴイストになる、あるいはエゴイストに巻き込まれる苦しみを少なくするには、境界線を引くことが重要です。

相手の気持ちは相手の領域です。

自分でどうにもなりません。

相手の気持ちのケアをするのは相手の領域に入っています。

境界線をきちんと引けると、自分のニーズを主張することもやりやすくなるでしょう。

また、相手がエゴイスト行為をしたときも、自分の領域に戻って「自分がどうしたいか」を確認し、行動することで心地よい道が開けてくるでしょう。

エゴイストであることも許す

最後に、私たちはエゴイスト的行為をしてしまうことはあるということを伝えておきます。

私たちはエゴイストを免れません。

いつでもキッチリ境界線が引けるわけでもありません。

無理やりのび太に歌を聞かせたいときもあるでしょう。

開き直れと言っているわけではありませんが、そんな人間らしい自分にもOKを与えてください。


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ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら