フォーカシング

先週の3連休はフォーカシングセミナーに行ってきました。
始めは「フォーカシングだけで3日間もやることあるのかな?」って思っていましたが、とても奥が深いですね。
3日間学んでよかったと思いました。

フォーカシングとは心理学者のユージン・ジェントリン博士が開発した心理療法です。
ジェントリン博士は成功したカウンセリングセッションの事例研究を行っていました。そして、成功したセッションにはある一つの特徴があることが分かったのです。
成功したセッションではクライアントは身体の感覚を感じていることを表現していたのでした!
問題について身体で感じていることに注意を向けることで、不快感が減少したり、新たな意味に気づいたりします。これを「フォーカシング・プロセス」と呼びますが、それを起こしやすくする一連のテクニックが「フォーカシング」です。
フォーカシングはクライアント手動で行います。セラピスト側はほとんど積極的介入をせず、傾聴が基本です。

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ボクのセッションでは技法としての「フォーカシング」は使っていませんが、身体の感覚を感じてもらうことは必ずやっています。フォーカシング的要素を取り入れたセッションを行っています。
身体の感覚を感じることでセッションでは次のようなメリットを感じています。
①潜在意識の深いところに入りやすく、潜在意識の言葉を見つけやすい。
②ネガティブな感情との分離が図りやすく、EFTなどのセラピーの効果が高まる。
③感覚の原因になっている過去の記憶にアクセスしやすくなる。

また、身体の感覚を感じることは次のようなメリットがあります。
①身体の声や感覚が分かるようになると自分の本心が分かる。
②身体の感覚になじんでいくと感情の解放のスピードが上がる
③身体的な不快症状を和らげることができる。

感情と身体の感覚は密接に結びついていて、身体の感覚になじんでいるほど、自分の身体の声が分かり、どうしたら自分にとって心地よくいられるかが分かります。
そういう意味で身体には「コンパス」が入っています。身体の声が自分の心地よさを教えてくれるのです。ちなみに「セルフコンパス」の由来もここにあります。
身体の声に反することをやっていくと、うつ病になったり、身体症状に不快感や病気が起こります。
頭の声(思考)は、自分の価値観に従って指令を出します。それは植えつけられた価値観が中心です。
でも、身体の声は必ずしもそれと一致しているわけではありません。身体の声は自分オリジナルの価値観です。

よくあるのが、「がんばらなきゃいけない」という頭の声と、「休みたい」という身体の声ですね。
身体の声を無視して、突っ走っていると身体と心に不調が起こります。身体を守るために強制的に活動をストップさせるメカニズムが「うつ」と言われています。

私たち現代人は思考中心です。身体の声を聴くことは全くやっていません。
ボクも癒しの道に進む以前は、身体の声を聴くという意味がまったく分かりませんでした。感覚も感情もあまりよく分かりませんでした。
でも、感覚や感情となじむことによって少しずつ身体の声が分かってきます。
身体の声については次回続きを書いていきますね。


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4 件のコメント

  • 私はフォーカシングのトレーナーをしているのですが、
    このようにフォーカシングを端的に、解りやすく紹介して下さって、ありがとうございます!
    よっしーさんのブログに出会い、溝口あゆかさんを知り、とても素晴らしいものに出会った感じで、ワクワクしています。これからもよろしくお願いいたします。

    返信

    よっし~(西川佳宏)

    selfcompass Reply:

    柳本節子さま

    コメントありがとうございます。とってもうれしいです。
    フォーカシングのトレーナーをされていらっしゃるのですね。フォーカシングセミナーを受け、フォーカシングの奥深さを知りました。セッションするにはかなりのスキルと経験が必要だということも実感しました。トレーナーをされていらっしゃるのはすごいなぁと思います。
    ブログを読んでくださってありがとうございます。私のブログから溝口あゆかさんを知っていただいたのですね。
    あゆかさんのブログ、セミナーはダントツに素晴らしいです。出会い、本当によかったですね。
    こちらこそこれからもよろしくお願いします。

    カウンセラーよっし~

    返信

  • フォーカシングをしている時、私の内に確かなもう一人のわたしが確実に応答してくれている体験をします。
    コンパスの存在、まさにそうですね!
    今までの臨床心理が、ほとんど自我の領域でのことで、これでは私は癒されない、救われない・・と頭打ちになった数年前に、自然にスピリチュアルな世界に導かれました。今私は「自分を本当に愛することって?」といったことに取り組み始めています。 そんな矢先に、よっしーさん、あゆかさんを知りました。
    ワンネスを見据えた心理学に、これだ!と身体の感覚は、ワクワクし、うれしくて・・拡がっています。

    返信

    よっし~(西川佳宏)

    selfcompass Reply:

    フォーカシングをしているときの体験は頭では予想もつかなかったような変化が起きます。
    からだ自体が英知を持っているんだなぁと感じます。
    体験がその人によってオリジナルというのがいいなぁと思います。
    柳本さんのワクワクし、うれしくて、拡がっている感じ、とってもいいですね。
    あゆかさんの心理学はとってもよいですよ。
    ボクはワンネスを見据えた心理学は語れませんのでまだ勉強中です。お互い楽しんで学んでいきましょう。
    よろしくお願いします。

    カウンセラーよっし~

    返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

    よっし~(西川佳宏)

    心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら