状況を変えることは難しい

「なんで私の人生ばかりこんな嫌なことが起こるんだろう」

そう思っていらっしゃる方も多いと思います。

私も漏れなくそう思っていました。

だから、「嫌なことが起こらなければいいのに!」って自然にそう思っていました。

今だからこそ、苦しみは状況のせいではないと分かっていますが、当時は状況のせいだと頑なに信じ込んでいましたので、その気持ちも痛いほど分かります。

もう何度も書いていますが、幸せか不幸かは状況じゃないんです。
もちろん、状況の割合がゼロだとは言いません。
でも、大部分が心のありようなんですね。

私たちの人生はコントロールできないことが大半です。
もちろん、努力や行動によってコントロールできる部分も多くあります。
ただ、それでもほとんどがコントロールできない部分です。

「自分の領域、他人の領域、その他の領域」

この3つの領域の中で自分がコントロールできるのは自分の領域だけです。

相手が私のことをどう思うか、どう扱うか、どう言うかは相手の自由です。

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仮に、相手が自分を軽く扱っているように見えるとき、
実はそれが投影で、自分が自分を軽く扱っていることに過ぎないと気づくのは、
とても困難です。

おそらく、この文章を読んでいる人のほとんどの方がそれに同意しないでしょう。
これは、投影のワークを行って気づくしかありません。

相手のある行動が、自分のことを軽く扱っているように感じたとして、それに怒り(あるいは悲しみでもなんでもいいです)を感じたとしたら、悪いのは相手のその行動だと思うでしょう。

でも、それだけじゃないんです。
もし、自分のことを心の底から尊重していたら、相手が自分のことをいくら軽く扱おうが、動じません。
相手の言い方に怒りを覚えたとしても、自分の価値を失ったとは感じません。

心の底では自分は価値のない存在ではないかと疑い、それを恐れているんです。
だから、そこに反応して、相手の行動に必要以上の怒りを感じるんです。

もし、これが投影に過ぎないことを見抜き、相手の行動が問題の本質ではなくて、自分が自分を軽く扱っていることが問題だったんだと知れば、そこを是正すればいいだけです。

そうすれば投影は弱くなり、相手が同じ行動を取ったとしても、自分の反応が大きく変わるんですね。

相手の行動を変えようとするのは、コントロールできない「相手の領域」なので、しょせん無理なんです。
ストレスがたまるだけです。

でも、投影は自分がコントロールできる「自分の領域」での出来事なので、変えることができるんですね。

だからこそ希望があるし、努力が無駄になりません。

「でも、投影を知ったとしても、状況が変わらないんだったら意味がないんじゃないか?」

そう言う人もいます。

未体験の人はそう思ってしまうのも無理はありません。
だって状況を変えないと苦しみは取れないと頑なに信じていますから。

でも、状況に対する解釈を変えれば、苦しみはぐっと減りますし、その結果、自分の行動が自然に変わるんです。すると、結果的にも状況が変化することが大いに起こります。
まあ、それはあくまでおまけですけどね。


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ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら