引き寄せの法則の弊害

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「このペンダントを身につけるといいことがどんどん起きます」

これ見てどう思いますか?
あやしいって思いますよね。
うさんくさい、詐欺…そんなふうに思うと思います。

ボクの個人的意見ですが、引き寄せの法則で語られる「いいことを考えるといいことが引き寄せられる」というのもこれと五十歩百歩だと思っています。引き寄せの法則がうまくいかないのは当たり前だと思います。
「引き寄せの法則で100%願いが叶う」とか
「潜在意識に描いた願望はすべて叶う」などのキャッチフレーズをよく見かけますがこれもボクは嫌いです。
なぜなら「願望が叶うこと=幸せ」というロジック自体が大嘘だからです。
そして引き寄せの法則や潜在意識の思い込みで100%現実が作られるわけでもないからです。
スピ的に言えば、あえて思うようにならない世界を体験しているのがこの世界なので、私たちの魂は自由自在に願望を実現することを求めていません。もし、自由自在に願望が叶ったらつまんないですよ。

引き寄せの法則は確かに存在しますが、あまりにも短絡的に語られ過ぎていて、誤解を生みます。
ザ・シークレットのような書き方だとむしろ弊害だと思っています。
ザ・シークレットに限らず、そのような本が多すぎると思っています。

引き寄せの法則の現実的な解釈と、引き寄せの法則のせいで陥りがちな罠については、著書「願いがかなわなくても幸せになれる」にしっかり書きました。
これは、引き寄せの法則、自己啓発批判本でもあります。また引き寄せの法則の仕組みを丁寧に解説した本でもあります。

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ボクもさんざん失敗したから分かりますが、理想を追い求めるアプローチはうまくいきません。
「いいことを考えるといいことが引き寄せられる」とのふれこみでいいことを考えようとする人は、間違いなく、今が嫌だから、今がダメだと思っているから、理想である「いいこと」を考えます。
だから、引き寄せの法則はむしろ害が大きいと思います。
今がダメだと思っているならどんなに理想をかなえたとしても幸せはごく一時的で終わってしまいます。
このロジックが分からない方は、著書を読むか、過去のブログを読みかえしてみてください。

もし、今が嫌だと思っているのなら、理想を目指すよりも、今嫌だと思っていることに対して自分の思いを見つめていくほうをオススメします。
具体的に言えば、嫌だと解釈していることにつながる潜在意識のビリーフを探り、そこにくっついているネガティブな感情を取ることです。
そのほうが、理想を目指すよりもよっぽど心地よい生き方ができるし、結果的によい状況を作りやすいです。
ちなみによい状況を作るために、ネガティブな感情を取るのではありません。
因果が逆です。
ネガティブな感情を取った結果として、おまけとして、よい状況が作られる可能性が高くなるということです。
必ずしもよい状況が作られるとは限りませんし、それが目的ではありません。
はじめからよい状況を狙わないことです。

そして、多くの人がしている誤解が、「よい状況こそ幸せを生む」ということです。これを疑っていません。だから、自己啓発書はあれだけ成功を説くのです。前提として「成功=幸せ」が自明となっているのです。
でも、それが大きな嘘なんだなぁ。
真実は、「たとえ良い状況ではなくても幸せになれる」
これを実感できれば、人生の質が変わりますよ。だってやみくもによい状況を求めて我慢と犠牲を重ねることをやらなくなりますから。
我慢や犠牲がなくなったら今この瞬間が心地よくなります。


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ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら