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溝口あゆか著『こころがスーッと軽くなる「さとり」セラピー』

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ボクのカウンセリングの師である溝口あゆかさんの新刊『こころがスーッと軽くなる「さとり」セラピー』が先月発売されました。
あゆかさんのブログも素晴らしいのですが、本もまた素晴らしいです。とても分かりやすく「さとり」のことが書かれています。

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ボクがとてもラッキーだったのが、あゆかさんの本との偶然の出会いでした(「まずは思い込みを捨てましょう!」「願いをかなえる方法」)。それからあゆかさんのセミナーに行き、ロンドンコースに参加しました。それまではセラピーやカウンセリングについてまったく知らない状態で、あゆかさんから学んだワーク――潜在意識の思いや感情・感覚を見つける問いかけテクニック、マトリックス・リインプリンティングなどのセラピーテクニック――を使って、自己ワークを行い、自分自身がすごく変わりました。
その体験や学んだことをこのブログやセルフワーク講座でお伝えしています。
あゆかさん以外の方からも学んでいますが、ボクにとって大切なことの大部分があゆかさんからの学びです。本当に感謝していますし、早く出会えたことはめちゃくちゃラッキーだったと思っています。
あゆかさんがすごいのはこれだけ体系化されたものを一人で作られたことです。相当の自己ワークと探究、興味・好奇心、そして才能とセンスがないとできません。
ボクはあゆかさんが作り上げたものをやっていけばいいので比較的簡単でした。とはいえ、それでも苦労して理解したところもあるので、それは本やブログ、セミナーでお伝えしています。なので、皆さんはもっと効率的に癒しが得られるのではないかと思います。
本書でもあゆかさんが長年の経験で体感された癒しのエッセンスが凝縮されており、本書を読んでワークを実行すれば、効率的に癒しを進めることができます。

本書には述べられていませんが、あゆかさんは「魂の3つのステージ」を述べています。マインドのステージとハートのステージ、そして目覚めのステージです。
基本的にカウンセリング・セラピーはマインドのステージからハートのステージへ移行するための手法になります。ボクが提供しているサービス(カウンセリングセッション、セルフワーク講座)もここを目指すものです。

あゆかさんはもう一つのステージ「目覚めのステージ」の視点のお話をされます。本書では目覚めのステージから、こころが軽くなるヒントがたくさん書かれています。悩みや苦しみで困っている方だけでなく、「さとり」に興味がある方、真実を知りたい方にもとてもオススメです。

「さとり」について述べている人は今はたくさんおられますが、ボクがあゆかさんがいいなと思うのは内容もですが、ハートのステージへのワークが目覚めのステージとリンクしていること(多分ですけど)です。

さとりとは「認識のシフト」であり、ボク自身は認識のシフトは体験したことがないので、目覚めのステージのことはまったく分からないのですが、あゆかさんが提唱するワークを行うことで、実生活を楽にしつつ、さとりにも近づるような気がします。あゆかさんの提唱するワークはエゴを弱めるので意識のシフトが起きやすくなるからです。

本書にも書いてありますが、あゆかさんが提唱する「思考の観察」はカウンセラーとして必須のテクニックですが、このテクニックは思考との分離を図ることができます。思考だけでなく、感情・感覚との分離は、エネルギー(思考、感情、感覚はエネルギー)を流しやすくさせます。
ボクたちが苦しむ原因は思考(感情・感覚)との同一化であり、そこが分離できれば、思考自体にとらわれることがぐっと減ります。また、潜在意識にあるネガティブな感情を解放することで、より思考にとらわれることが少なくなります。
ワークを通じて、ボクの現時点での変化ですが、何でもアリになってきました。ポジティブだろうかネガティブだろうがどの思考があってもOKで、思考と自己価値のリンクがかなり減ってきました。自己価値ですらどうでもよくて、最低の自己価値であってもOKです。
物理的に嫌な状況もそれはそれで仕方がないと受け止められるようになりました。嫌ですけど、不幸ではありません。人生に起こることを許容でき、根拠なく、自分の人生を信頼できるようになりました。
ただ、いまの問題はあまりこだわらなくなったせいで行動力がガクンと下がってしまい、きちんと目標を持たなければと思っているところです。

もちろん今でもマインドのステージにどっぷりハマっているときもありますが、とても楽に生きやすくなったのは、あゆかさんが提唱するワークをやっていったおかげだと思います。

本書の巻末には「思いを眺めるエクササイズ」「本当の自分に寄り添うエクササイズ」「感情を解放するエクササイズ」「ハートの声を聞くエクササイズ」が収録されていますので、ぜひ本書を読んで実践してみてください。ボクも実践します。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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