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実は問題なんてなかった

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ボクは、溝口あゆかさんのロンドンコース参加以降、自分を癒す旅を続けています。

どうやって癒しをすればいいかは、セルフワーク講座で惜しみなく伝えています。

個人的にやっていることは、セルフワーク講座でやっていること以外はほとんどありません。

ボクが自分を癒してきて、わかったことがあるのですが、それは「問題なんてなかった」ということです。

師匠の溝口あゆかさんも同じことをお話しくださって、あゆかさんは非二元の視点からの話だったので、「オレには分かるわけがない」と思っていました。

「私はない」という非二元の観点からは、「私の」問題など当然ありません。
その境地に立たない限り、問題がないことは分からないと思っていました。

でも、非二元のことが分からなくても、「問題がない」ことを実感できました。

勘違いかもしれませんし、本当の意味で分かっていないのでしょうが、そう感じています。

こう書くとすごく誤解を受けると思います。

「問題がないわけがない」と。「こんなに問題を抱えて苦しいのに、問題がないなんて、なんて無責任でいい加減なんだ」と思うかもしれません。

その気持ちもわかります。
ボク自身もそう思っていましたし、今でも問題が起きたら、思考に巻き込まれて苦しみますから。

でも、問題って単にそうレッテルを貼っているだけなんです。

どんな問題であってもそうです。

たとえば、1万円落としたとします。

この問題について、どれだけ苦しむかは個人差があります。
すごく苦しむ人もいれば、たいして苦しまない人もいます。
まったく引きずらない人もいれば、何日も引きずる人もいます。
これが1円だったらほとんどの人にとってたいした問題ではないでしょう。
でも、全財産だったらほとんどの人にとってとても大きな問題になります。

じゃあ、問題は額(程度)によるのかというと、実際にはその傾向がありますが、単にそうやって問題というレッテルを貼りやすいかどうかの違いで、「問題」と認識しているのはボクたちが勝手にやっているだけです。

全財産失おうが、「問題」というレッテルを貼らなければ、問題になりません。
まったく苦しまずにすみます。

ボクたちは、いろんな出来事に「問題」というレッテルを貼っています。

たいしたことないことに対しても「問題」レッテルを貼る人の人生は苦しいでしょうね。
逆にめったに「問題」レッテルを貼らない人の人生は楽でしょう。

これは出来事の大小よりも、個人の資質の違いが大きいです。

ちなみにこれは自分を癒すと、「問題」というレッテルを貼らない方向へ変化してきます。

そして、どんな問題も自分がレッテルを貼っているに過ぎないことを見抜くと、本当は問題なんて存在しないことが腑に落ちます。

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頭で論理的に理解することは不可能です。
思考ではなく、もっと腑に落ちる感覚というか右脳で理解するというか、「気づき」というか「アハ体験」というか、直感的に知るというか、そんな感覚で理解したとき、変化が起きます。

問題が消えうせる瞬間です。

愛する人との死別など、誰かにとても不幸に思える出来事が起きたとき、ボクは深く同情しますし、苦しい心境を共感できますし、ボク自身も同じ体験をすると苦しくて仕方がないでしょうが、それでも「問題」はそこにありません。
ただ、起こっていることが起こっているだけです。
それだけです。
「だから、悲しまないで」と言いたいわけではありません。むしろ悲しいときには十分悲しみに浸ってください。

ボクが「問題なんてないよ」と言ったところで、皆さんが楽になるわけではないし、何の解決にもなりませんが、それでも、問題はないと伝えたいです。
100%問題だと信じ込んでいるその思考がさらに苦しみを増やしているからです。

どんなに苦しい状況の中にも必ず苦しみから抜け出す道があります。

状況がまったく変わらなくとも、楽になれます。
本当の意味で苦しみから抜け出せるのは状況の変化よりも捉え方の変化です。

新しい見方を見つけると、急に状況に希望が持てたりするものです。

セッションで今の苦しみや、そことリンクしている過去の傷である「感情」「感覚」を癒していけば、自然に新しい見方ができるようになります。
そうすると、状況が何も変わってなくても苦しみがぐっと減るのです。

なので、今、大きな問題に直面している人にも「大丈夫だよ」とお伝えしたいです。

すぐに解決できなくても必ず抜け出せますから。

焦らなくても大丈夫ですよ。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

POSTED COMMENT

  1. バジル より:

    よっしーさん、こんばんは。
    「実は問題なんてなかった」、と私もかねがね感じてきました。
     正確に言うと、「問題が起こっても数日中に解決する、いやよく考えてみたら、自分が気にさえしなければ、問題自体存在していなかった。」という体験をここ数年で何回もしました。だから何か問題が起こったとき、頭では「今回も大丈夫、数日で解決する、気にしなければ問題ではないのだろう。」と考えるのです。
     でも、毎回毎回ご丁寧に悩み心配するのです。そして後になって「やっぱり大丈夫だった」ことに気づきます。
     こんなに何度も「大丈夫だよ、大丈夫だよ。」と体験させてくれるのに、私の心はいっこうにそれを信じようとせずにいます。毎回毎回、くたびれてしまいます。
    自分として安心できる状況になるまでは、心配や不安が頭から離れないのです。
     よっしーさんの言いたいこととちょってずれてしまっているかもしれませんが、最近「問題なんてたぶんないのになぜこんなに悩むのだろう」と考えていたので、コメントしてみました。

    • 西川佳宏(よっし~) selfcompass より:

      バジルさん

      こんばんは。コメントありがとうございます。

      ご自身の体験や悩みを書いてくださってありがとうございます。

      これについては少し長い返答になってしまいますので、
      次回のブログ記事としてコメントさせてください。

      よろしくお願いします。

      カウンセラーよっし~

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