不倫をテーマにしてみる

最近、不倫のニュースが目につきます。

最近では今井絵理子さん、上原多香子さん、宮迫博之さんの話題が大きく取り上げられました。
不倫のニュースはメディアでよく取り上げられがちです。

多様性が認められる社会へ

ボクが仕事を通じて行っているのは、多くの人がハートに従うサポートです。
なぜハートに従えないかというと、一言で言えば、セルフラブが欠けているからです。

セルフラブとはどれだけありのままの自分を肯定しているかであり、自己肯定感、自己信頼、自己尊重と言えます。
同時に、自分の中にどれだけ愛や安心感を感じているかという度合いでもあります。

愛や安心感が欠けているほど、それを外に求めます。
他者から愛や承認や安全を求めたり、できるだけ安全を構築しようとします。
損得で動きます。
できるだけ損をせず、得をしようとします。

セルフラブが高くなったとき、ありのままの自分を肯定できているので、自分の個性をそのまま出すことができます。

個性は皆違います。

世間の価値観に有利な個性を持っている人は、お得でしょう。
一方、世間の価値観に不利な個性を持っている人は、生きづらさを抱えているでしょう。

世間で有利な個性

世間で有利な個性は下記のようなものが挙げられます。

外向的な性格、誰とでも打ち解けられる、ユーモアがある、深く物事を考えられる、物事の本質を見抜けられる、頭の回転が速い、記憶力に優れている、論理的思考力に長けている、運動神経が優れている、持久力がある、身体が柔らかい、筋肉質、太りにくい体質、スタイルがよい、顔が整っている、我慢強い、少々のことではへこたれない根性がある、コツコツと努力ができる、病気になりにくい、歳を取っても髪がフサフサ、強い、優しい、カリスマ性がある、トークが上手、自信がある…

たくさんあるでしょう。

世間で不利な個性

一方、世間で不利な個性は下記のようなものが挙げられます。

知能が遅れている、学習障害、片づけができない、うっかりミスが多い、空気が読めない、運動神経が悪い、身体が固い、病気がち、ストレスを感じやすい、メンタルが弱い、恐怖を感じやすい、すぐに不安になりやすい、太りやすい、長続きしない、すぐに飽きる、内向的、人と打ち解けられない、話を盛りあげられない、つまらない、社会性がない、自信がない、容姿が醜い、音や匂い・痛みなどの感覚が異常に敏感、こだわりが強すぎる…

他にもたくさんあるでしょう。

世間で不利な個性を持つ人は、どうしてもそれを克服しよう、改善しようとする圧力にさらされます。
しかし、個性であるために、それを改善しようとしても困難です。
それゆえ、自己肯定感が低くなりがちです。

多様性が認められる社会の方が生きやすい

セルフラブが高い人が多い社会とは、多様性が認められる社会です。

「努力をする人が偉い」
「結果を出せる人が偉い」
「価値をもたらせる人が偉い」

日本は少数の価値観に縛られていると思います。
経済合理性や安全などが過度に重んじられすぎていると思います。

もっともっといろんな価値観がOKであれば、どんなに生きやすいでしょうか。

シリコンバレーの担い手は発達障害の人々

シリコンバレーの担い手は発達障害の人々ということを聞いたことがあります。
発達障害であるといろんな欠点がありますが、何かしらの才能に特化している人も大勢います。

その才能を発揮できる環境があれば、社会で活躍できます。

多様性が認められる社会になるためには個人のレベルで多様性を認めていく

マクロの視点では、多様性が認められる社会が望ましいです。
ミクロの視点では、個人が多様性を認めていく必要があります。

自分の多様性を広げるためにも批判的なテーマを題材にしてみる

冒頭で挙げた「不倫」。

これも一つのワーク材料になります。

不倫を肯定するとか、不倫は悪くないと言っているわけではありません。

自分の多様性を広げるために、一つのテーマとしてみるのです。

まずは嫌悪感のポイントを絞る

なぜ不倫に嫌悪感を感じるのでしょうか?

  • 一方はルールを守っているのに片方はルールを破っている
  • 隠れてばれないようにやっている
  • 嘘をついている
  • 信頼を損なうことをしている
  • 愛が離れた証拠である
  • 相手を傷つくことを分かっていながらやっている
  • 裏切り行為
  • 契約違反など

何が嫌悪感を感じさせるかのポイントは人によって違います。

たとえば、不倫をしたとしても妻・夫を一番愛しているとしたら感じ方はどう変わるでしょうか?
たとえば、お互いに浮気をOKにしていたとしたら感じ方はどう変わるでしょうか?

こういう質問をすると、自分が本当に嫌なところが見えてきます。

一番嫌悪感を感じているところは、自分が抑圧しているポイントです。

たとえば、一番しっくりくることが「自分ばかり好き勝手やって楽しんでずるい」だとしましょう。

すると、抑圧ポイントは「好き勝手楽しむこと」や「ずるさ」です。好き勝手楽しむことやずるさを抑圧しています。楽しむことを我慢していたり、ずるい自分にならないようにしているということです。

不倫を肯定するのではなく、そこで抑圧している要素を認めてあげること

じゃあ、ここで不倫をしましょうということではなく、「もっと好き勝手楽しむこと」や「ずるさ」を認めてあげれば、もっと心地よく生きられますよということです。

楽しむことが大事であることは分かりやすいですが、ずるさも同様に大事です。

自分を優先する強さがなければ、他者や会社、集団からどんどんいいように利用されてしまいます。
ずるさがあるから、知恵が働きます。
ずるさがあるから、自分を大切にできます。
ずるさがあるから、だまされないで済みます。

ここで誤解してほしくない点は、ずるくなりましょうと言っているわけではないということです。
不倫をしましょうと言っているわけではないのと同じです。

自分の中にずるさを許しましょうということです。

ずるくなることとずるさを許すことの違い

これは「ずるくなりましょう」ということとは違います。
一見同じように感じるかもしれませんが、「ずるくなること」と「ずるさを許すこと」はまったく違います。

ずるさを抑圧している人は、行動の自由が奪われているのです。
ずるくない選択肢しか取れません。

ハートに従うとは、すべての選択肢の中で一番自然である選択、一番心地よい選択をするということです。

ずるくなろうとするのは不自然です。
そうではなく、自然な選択の中で、傍から見ればずるいと思われる選択もできるということです。

本人はずるいとかずるくないとかそういうことにとらわれて選択していないと思います

ニュアンスが分かりにくいかもしれませんね。
ハートの選択をするためには、あらゆる選択肢を許している必要があるということです。
ずるさを抑圧していたら、ずるい選択肢がない状態での選択になってしまいます。

ずるさを許していたらずるいことばかりをするわけではありません。
不倫を許していたら必ずしも不倫をするわけではありません。
また、不倫をされたときでも我慢するというわけではありません。

選択を許すことと、選択をし続けることは違います。

抑圧しているものを受容するにはどうすればよいか?

では、ずるさを許すにはどうすればよいのでしょうか?

感情を思いっきり感じ、その下にある本音を探る

徹底的にずるいという感情を感じてみることです。
思いっきりずるがってみます。
そうすると、もっと奥にある本音に気づくことができるでしょう。

たとえば、「ああ、自分も寂しかったんだ」とか分かるでしょう。

本音に気づき、過去の傷を癒す

そこで終わらずにその気持ちをよく感じていくと、過去の記憶が出てくることもよくあります。
そこを癒すとよいですね。

ワーク慣れしている人であれば、深いレベルで愛や許しを感じることができるでしょう。

すると、相手のずるさが気にならなくなります。
自分の中の自由度が増した証拠です。よりスムーズにハートに従えることができるでしょう。

不倫をしてしまう人も同様に内面を見つめていく

最後に、不倫をする側の人はそこで内面を見つめていくとよいですね。
単に不倫はダメだと自分を責めるよりも、どうして不倫をしてしまうかを見ていくと自分を成長させる道が開けます。

いろいろあると思いますが、その一つにセルフラブの欠如があります。
自分の中に愛が欠けていると思っているから、他者に愛を求めます。
複数の人を同時に愛するというのは、いろんな人に愛を求めるという表れでもあります。

衝動をよく見つめていくと、愛されたかったんだということが分かります。
そして、そこからもっと深いレベルに行ければ、愛されていないという誤解が解けるでしょう。

嫌悪感、批判的なものは格好のワーク材料

自分が嫌悪感を感じるところ、批判したくなるところは、格好のワーク材料です。

自分の中の価値観の多様性を増やしていき、よりハートの選択がスムーズにできるようになるためにも、そこに向き合っていくことをオススメします。


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2 件のコメント

  • 不倫を消極的に肯定しているように感じられます
    人の欲望には当然「承認」されたり「愛されたい」というものがあると思います。あなた方の用語では「es」とでもいうのでしょうか?
    しかし、当事者(している側,されている側)がこの記事を読んだらどう思うでしょう?そこをどのようにお考えになられているのでしょう?

    不倫は基本的には個人の問題で社会的責任も付随する問題であり、その証拠として 離婚の要件にもなっているし、民事訴訟になり損害賠償も発生する事案です。

    もしこの記事を読んで「私は寂しかったから不倫したんです」、「(この)ブログにもそう書いてありました」と裁判で証言しても受け入れてはもらえないでしょう。その責任を貴方はどれくらい考慮してこの記事をお書きになられているのでしょう。「セラピスト」という立場であれば、本来なら一人一人と向き合う職業でありながら、一般論のごとく公開するというのは賛同しかねます。

    ブログを読み進めれば、最後にはセミナーの勧誘がありますので、この記事は人寄せのための宣伝とみなさざるを得ません。宣伝をするのであれば、最初に述べるべきであると存じます。

    心理学を学んでいたものとして 大変学科りいたしました

    また、

    返信

    よっし~(西川佳宏)

    よっし~(西川佳宏) Reply:

    なるほど、そのように捉えられたのですね。

    文中でも書きましたが、決して不倫を肯定しているわけではありません。
    不倫というテーマから自分が抑圧している要素を探るということを伝えているだけです。

    また、この記事で裁判の証言やその責任云々と書かれていますが、そもそも不倫を肯定しているわけではなく、さらに「ブログに書いてあるから不倫をしました」と裁判で証言するのは現実妥当性を欠いていると思われます。
    その責任を考慮と言われましても、本ブログ記事でその考慮をする必要はないと考えます。

    また、この記事は人寄せのための宣伝とみなさざるを得ないとのこと、実際その通りです。
    この記事はあくまでセラピストのブログとして公開しているもので、どこかの雑誌の記事などの公共性があるものではございません。
    個人のサイトなので宣伝をすることがある意味目的です。
    それがまずいことではないことはご認識いただければと存じます。

    そして、こちらのサイトは私の個人サイトなので、これ以降の投稿はすべて削除させていただきます。
    よろしくお願いします。

    返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

    よっし~(西川佳宏)

    心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら