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期待をしないことが幸せへのカギ

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「期待をしない」というと、夢もへったくれもないような気になるかもしれません。
低レベルの生活や今の苦しい人生に甘んじるような気がするかもしれません。
期待をしなければ、希望が持てなくて、もっと苦しくなるような気がするかもしれません。
また、期待をしなければ、自分が成長しないような気がするかもしれません。

しかし、ボクは「期待をしないこと」こそ、幸せへのカギだと思っています。
期待値が高すぎると、その水準に満たない状態のとき、必ず不平があります。
期待値が高すぎる人こそ、完璧主義の人です。
何でも、自分への要求水準が高いので、いまの自分を肯定できません。

ボクたちは得てして期待値が高すぎます。
もっと、もっと期待値を下げていいと思います。
では、どんな期待値を下げればいいかというと、喜びの期待値を下げるのです。

ちょっと時間を取って「こうなったらうれしい」というのを簡単に挙げていってください。
実際にやってみてくださいね。もし、今ここでブログを読むのを中断して、作業をやった人は、この記事から得る気づきは何百倍にもなるでしょう。まあ、ブログ読んだ後でもいいのでやってみていただきたいと思います。

そして、それをよく見てみてください。うれしくなるような「自分への要求」ってきつくないですか?
それは一日に何度もあることでしょうか?
もしかしたら、一カ月単位で叶うことかもしれません。あるいは年単位。場合によっては一生で叶うか叶わないかというようなものかもしれません。

ということは、喜びはそれだけハードルが高いということなのです。
そして、そのハードルをつくっているのはまぎれもなく「あなた自身」ですよ!
誰かが決めたわけではないです。

そのハードルを下げてみましょう。
「どうやって下げるの?」という疑問があるかもしれませんが、ただ下げるだけです。新たな喜びの基準を自分で作って、それに従うだけです。習慣にすれば、自然にハードルは下がります。

ひとつ、喜びのハードルを自動的に下げる、とっておきの方法を教えましょう。

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それは「感謝」です。
当たり前のことに感謝してみてください。パートナーの存在、友達の存在、仕事の存在、今生きていること、目が見えること、五感を感じられること、食事が食べられること、自由があること、ベッドで寝られること、家で生活できていること、ネットが見られること、ペットがいること、呼吸ができること、太陽があること、緑があること…挙げればキリがありません。

感謝をすれば、当たり前のことが当たり前ではなくなります。それこそ「期待値を下げる」ことです。
だから、感謝は幸せへの特効薬なんです。
感謝リストを作るのはとてもよい方法ですよ。リストを作って、気づいたらどんどん追加していき、見返しましょう。

今日から「期待をしないこと」をやってみてください。特に自分への要求を徹底的に下げてくださいね。それができれば、ありのままでOKになります。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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