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今の感情は過去の感情と合わさって増幅する

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何か出来事があったとき、感じる度合いは人それぞれです。
たとえば、いろんなニュースが毎日ありますが、どれに興味があるか、感情を動かされるかは人によってまったく違います。
感受性が違うからですね。
それは、どんな価値観を重要視しているかによって異なります。

大きく感情が動いたとき、たとえば、イライラしたとき、それは自分のなんらかの価値観と反応したということです。

そして、そのイライラは過去の記憶によって増幅されています。

人間の脳は失敗を記憶するように作られています。
生きていくうえで大切なのは、成功の記憶よりも失敗の記憶です。
いかに生死の危機を脱するかのほうが重要なのです。
生き残るための防衛システムが脳の中に組み込まれています。

そのため、失敗は強く記憶されます。

失敗したときにはネガティブな感情が強く残っています。
悲しかったり、みじめに感じたり、怒りがあったり、自己嫌悪があったり、絶望感があったりします。

私たちに何かが起こると脳は過去の出来事を参照します。
過去の失敗履歴を瞬時に検索し、繰り返さないようにします。

このときネガティブな感情も同時に想起されます。
なぜなら、記憶には場面だけではなく感情もくっついているからです。

そのため、今起こったことに対する感情は、過去の感情とあいまって増幅されます。
だから必要以上に苦しくなるのです。

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ではどうすればいいかというと、過去の失敗(ネガティブな出来事)の感情を解放すればいいのです。

それが簡単にできるのがEFTであり、マトリックス・リインプリンティングです。
特にマトリックスは過去の場面の感情を取ることに効果的です。

過去のネガティブな感情を取ってしまえば、必要以上に強い感情は起こらず、十分対処できるはずですね。
特に大人になった今であれば、冷静に対応できるでしょう。

感情がうまく処理できない子どものころのネガティブな感情と結びついていることはよくあります。
そこが原因となって、大人になった今でも大きな影響を与えることは多くみられます。

そういったものは、EFTなどで解放しておくことをオススメします。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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