新年明けましておめでとうございます。
2015年もブログをよろしくお願いします。
せっかくなので動画で作ろうとしましたが、年末体調を崩したこともあり、ゆっくり休んでいました。
ですので、文章にします。
今年は、動画のコンテンツもたくさんアップしたいと思っていますのでご期待ください。
ボクのカウンセリングの師匠である溝口あゆかさんの新年のブログです。
「メリットがない欲求」
2011年に溝口あゆかさんからロンドンで学び、ハートの大切さを知りました。
そして、ハート中心で生きることの心地よさを知りました。
今は、ハート中心が一番の優先事項であり、セッションやセミナーでサポートしていることは、皆さんがハート中心で生きられることです。
2015年も、これが一番のテーマであり、最もやりがいと情熱がある分野です。
ハートって一概に言いますが、すごく曖昧な概念です。
でも、何となく分かるような感じがするでしょう。
正直、うまく説明ができないんです。
こうではないということなら説明ができます。
溝口あゆかさんのブログで書いてあるように、メリットがない欲求なので、損得ではありません。
基本的に、私たちの行動原理は損得です。
なるべく得をするように、損を最小限にするように行動します。
これは、生きるために必要な行動です。
ただ、残念なのが、ハートと損得はまったく関係がないんです。
自分にとって得なことがハートの選択の場合もあるし、逆に損なことがハートの選択の場合もあります。
たまたま前者だったらいいですね。
でも、往々に自分の得がハートの選択ではないケースがあるので、そういう場合は、得を追求しても満足感はありません。
だって、ハートが望んでいないんですから。
溝口あゆかさんのブログに書いてあるように、ハートは本質の欲求なんです。
だから、ハートの選択をすると、本質が喜びます。歓喜します。
だから心地よいです。
但し、いいことばかりではありません。自分にとって損なことがハートの選択の場合は、実際に損なことが起こります。
表面的にはつらいことが起こるのです。そこには恐怖や不安、怒りや悲しみなどのネガティブな感情もたくさん発生するでしょう。
だから、ハートに従うのはすごく難しい行為なんです。
勇気が必要です。
「ハッピーなことが起こる!」と思って進むと痛い目に遭います。
ハートに従うには、半端ない覚悟が要ります。
それでも、その価値があります。
なぜなら、それが本質の欲求だから。
ボク自身、ハートについて大きく誤解をしてきたので(今も誤解をしているかもしれませんが)、今日、書いておきたいと思いました。
ハートというのは心臓の英語ですが、心臓とは関係ありません。
また、ハートチャクラとも関係ないと思っています。
ハートチャクラは自分の本質とつながっていると言われているので関係あるかもしれませんが、部位とか関係がないと思っています。
そして、ハートにつながること、ハートに入ることを実際のイメージとして提唱している人もいます。
ボクはここにかなり惑わされました。
そういう瞑想や技法があって、ハートに入って、空間を感じ、実際にイメージがあるようなのです。
「ハートの中に入るってどんなことだろう?」
一時期、追求したことがありましたが止めました。
今はどうでもいいです。
ハートは今この瞬間にもシグナルを出しています。
ハートに従うことは、やりたいことをやることではありません。
いや、やりたいことをやることでもあるんですが、それはあまりにもハートを表すごく一部にすぎません。
100あるうちの1しか述べていないのに、それがハートですと言っているので、「違うんだよなぁ」と言いたくなります。
好きな仕事をやるというのは、ハートの選択のごく一部に過ぎません。
それよりも、大切なことは、一瞬のハートのシグナルを見逃さないこと、気づいていることです。
気づき続けることです。
ボクは、2012年末に大きな変化があり、意識すればハートの選択ができるようになりました。
ハートの選択によって、自分の大切なものを失うことになろうが、人から嫌われようが、評価を落とそうが、お金を失うことになろうが、それでも選択できるようになりました。
ハートの選択をすることの恐れにきちんと対処できるようになったからです。
そうすると、人生がかなり楽になります。心地よい自分でいられます。
この心地よさを知っているので、セルフワーク講座やセッションで、ここまではサポートしたいと思っています。
ただ、結構時間はかかるんですけどね。
でも、ここまでは経験上、十分可能であり、そのための有効なツールがあるので、サポートがあれば、かなり早く進むことができます。
ただ、その先があるんです。
ボクは、意識すればハートの選択ができると書きましたが、実は無意識でハートの選択をやっていないことがたくさんあったことに気づきました。
ここに気づくのに2年近くかかりました。
詳しく書くと長くなるので割愛しますが、一瞬にして他人の境界線に入り、自分のハートからいかに外れていたかに気づきました。
これは思考観察によって気づいたのですが、いままでいかに思考観察ができていなかったかということを痛感しました。
いかに無意識のプログラミング通りに人生を作り上げていたかということを痛感しました。
2015年の個人的な課題は、本質ともっと一緒にいるということです。
言い換えれば、無意識のプログラミングに気づいて生きていくことです。
このプログラミングをポジティブなものに変えていく段階は終わったように思います。
本質と一緒にいることで、本質の欲求=ハートの声がよくわかります。
そして、ハートの声に従って生きることこそ、ハート中心で生きるということなのです。
本年も皆さまよろしくお願いします。
よっし~(西川佳宏)