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ビリーフを緩める3つのヒント

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【動画】「ビリーフがあるとどんな世界が見えるか?」で少しお話しましたが、ビリーフをなかなか緩められない理由を述べました。

ネガティブなビリーフが強い人は、それだけネガティブな解釈をするので、生きている世界が苦しいものになります。

ビリーフが強いということは、言い換えれば、そのビリーフにリアリティを感じているということです。

たとえば、「私はブスで愛されない」というビリーフがあったとします。

この場合、「私はブス」ということを信じています(信じているからビリーフですね)。
そして、「ブスは愛されない」ということも信じています。
「私=ブス=愛されない」という方程式を信じています。

その信念にリアリティを感じています。
そうであることを疑っていません。
だからこそ、強く信じ、それを世界に投影しています。

どういう世界が見えるかというと、「私がブスだから嫌われているんだ」とか「私は愛されてないからこんな冷たくされるんだ」などと出来事について解釈します。

すると、出来事を過大評価します。
余計な苦しみがくっついてきますので、いちいち落ち込んだり、傷つくわけです。

「私はブスで愛されない」というビリーフにリアリティを持つようになったのは、何らかの証拠があったからです。
過去に傷ついた経験が、ビリーフにリアリティを生じさせているのです。

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キーは「感情」です。
感情を癒すと、ビリーフのリアリティが緩みます。

カウンセリングをやっていて、大きく苦しんでいる人を見ると、このビリーフのリアリティがとても強いです。
頭でいくら反証を並べても、リアリティはなかなか取れません。

そんな方にお伝えしたいのですが、

(1)すべては思い込みに過ぎない

ということです。
いくら真実に見えることであっても、それは思い込みなんです。
「それは本当?」と真摯に問うてみてください。
本当のように見えるかもしれませんが、それでも何度も問うてみます。
そして、反証を探してみてください。
少しでもその信念にひびを入れられればいいですね。

そのためにも、「すべては思い込みに過ぎないこと」を信じてみてください。
例外はありません。すべてです。

そして、次のことを信じてみてほしいのです。

(2)信念は安全に簡単に書き換わる

「信念はなかなか書き換わらない」という信念を持つと、ネガティブな信念がなかなか手放せません。
また、信念を手放すことに恐怖があると、同様に手放せません。

まずは、「信念は安全に簡単に書き換わる」と信じてみることが大切です。

そして、もはや手放したい信念であれば、「捨てる」と強く決意し、何かしらの恐怖があれば、恐怖に向かい合います。恐怖に向かい合えば、信念を手放すことができるでしょう。

そして、根拠なく次のことを信じてみてください。

(3)私は自分を信頼する

はじめは信頼するフリで結構です。それしかできないと思います。
それでも信頼するフリを続けてください。
あるとき、前よりも自分を信頼できるようになっていることに気づくはずです。
あなたを縛っていた信念の枠も緩くなっているでしょう。

信頼できるに足るあなたとあなたの人生がいつの日かやってきますように。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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