境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング・セルフコンパス
こんにちは。
境界線(バウンダリー)専門カウンセラーの西川佳宏です。
これまでは「よっし~」という呼び方を使っていましたので、これまで通り「よっし~さん」と呼んでくださるのは大歓迎です。
境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング・セルフコンパスの公式サイトを見てくださり、ありがとうございます。
私は2012年にセルフコンパスを設立し、心理カウンセラーとして活動しています。
2021年に「境界線専門カウンセラー」となり、適切な境界線を引くことで人間関係や仕事の悩みやストレスを根本的に解消していくサポートをしています。
なぜ境界線専門カウンセラーになったかについてはこちらの記事をご覧ください。
心理カウンセラーになった経緯
私が心理カウンセラーになった経緯を簡単に紹介します。
大学は心理学専攻でしたが、当時は心理カウンセラーになることはまったく考えていませんでした。
就職活動の時に自己分析と何をやりたいかを探求し、証券アナリストになりたいと思いました。
私は調査・分析が好きで得意だからです。分析結果がお金に直結するのも魅力的でした。
とはいえ、証券アナリストを目指すには私のキャリアでは難しかったのですが、挑戦したい気持ちが強くて、大学卒業後に会計事務所に就職し、その後、大学院で金融を学び、第二新卒として証券アナリストに挑戦しました。
結果的に夢は叶わなかったのですが、やるだけのことはやったという感覚があったので後悔はしませんでした。
その後、入社した外資系証券会社のリストラなど紆余曲折はありましたが、医療系メーカーの事務担当で力を発揮していました。
価値観が合わない人間関係で悩み
このまま定年まで勤めるつもりでしたが、職場の人間関係で価値観が合わないことで悩みを抱えていました。
今なら適切な境界線を引くことで問題なく仕事ができたと思いますが、当時は、境界線の概念すら知らず、境界線を侵害されて苦しんでいました。
これは決して相手が悪いわけではありません。相手の価値観が間違っているわけでもありません。相手の問題ではなく、自分が適切な境界線が引けていないことが問題だったのです。
心理的バリアが弱かった
元々、私自身、繊細で、内向的で傷つきやすい資質を持っていました。そのため、元々心理的バリアが弱かったのです。
また、情が強かったので、境界線を越えて相手をケアしようとしたり、気弱だったのでNoを言えず、境界線を越えられて相手がやるべきことをやったりしていました。
そのため、仕事では押しの強い上司との関係で悩んだり、仕事を抱えすぎてストレスを溜めがちでした。
心理カウンセラーを目指す
今なら、自分が抱えていた問題がどこにあって、どう対処すればよいかが分かりますが、当時は分からなくて、とにかく本を読みまくりました。
心理的ストレスで悩んでいましたから、心理関係の本を読むことが増え、感銘を受けた心理カウンセラーから心理カウンセリングを学び、心理カウンセラーを目指しました。
自分自身が心理的に苦しみがちなので、同じように苦しんでいる人の気持ちが分かりますし、そういう人の手助けがしたいという思いが強く、対個人のサポートがしようと決めました。
退職時に、別のステージで、破格の条件でよい仕事ができるチャンスをいただきましたが、対個人のサポートがしたいということと、組織ではなく個人でやっていきたいという気持ちが強かったため、個人事業主としてやっていくことを選びました。
今考えると、違う組織で自分の力を発揮して貢献する道でもよかったと思いますが、当時は、価値観が合わないことでの反動が大きくて、個人に固執してしまったと思います。
師匠のおかげで心理カウンセラーになれた
退職後は、時間がフルにあったので猛勉強しました。貯金や退職金を使って、セミナーに行きまくりました。年間50回くらい通いました。
また、図書館で本を借りれるだけ借りて、1年で1000冊くらい読みました。
2012年に心理カウンセラーとして活動し、師匠の元で学び、たくさんのサポートを受けながらやってきました。
心理カウンセラーとして活動できるようになったのは師匠のおかげで、本当に心の底から感謝しています。
師匠からの独立
2018年に師匠のグループから離れ、個人として活動を始めました。師匠から卒業した理由は、師匠の影響が強すぎたことがあります。
師匠はよい意味ですごい人だったので、影響を受けすぎてしまったのです。
後から考えると結果的にここでも私自身が適切な境界線が引けていなかったことが原因でした。
私自身が適切な境界線が引けなかったため、グループから抜けるという極端な方向に行ってしまったのです。
師匠は非二元に関心がありましたが、私が関心があったのは「自己の確立」でした(後で気づきました)。
トランスパーソナル心理学では、「自己の確立(パーソナル)」のあとに「自己超越(トランスパーソナル)」の段階を想定しています。
私自身がそこの区別の理解が不十分であったため、混同して考えてしまい、結果、葛藤や行き詰まりを感じて、方向性が分からなくなってしまいました。
今はようやくそこの区別がつき、私がやりたかったことは「自己の確立」であったことが腑に落ち、適切な境界線が引けることこそ、「自己の確立」に最も大切なことだという理解に至りました。
ハートで生きるという価値観
私が最も大切にしていることが「ハートで生きる」ことで、創業当初からそれをうたってきました。
セルフコンパスの由来
屋号のセルフコンパスは「ハートで生きる」を言い換えた言葉です。
セルフは「自分の」。コンパスは「生きる指針」のことです。
つまり、自分の生き方や考え方や行動を決める指針であり、それは「ハート」そのものです。
そして、セルフコンパッション(自分への思いやり・自分を大切にする)と掛けたものでもあります。
ハートで生きられなかったからこそ惹かれた
他者や世間の指針ではなく、自分の心で決めることが大切だという価値観に20歳くらいの頃から惹かれていました。
逆に言えば、それだけ、自分が他者や世間の価値観に縛られていたという証拠です。「自己の確立」ができていませんでした。
だから、私は「ハートで生きる」ことに魅力を感じたのです。
ハートで生きることは自己優先ではない
ハートで生きることの誤解の一つが、他者よりも自分を優先するということです。
それは決して「ハートで生きる」とは言いません。
ハートで生きることは、他者と自分の両方を尊重することです。
それは、まさに「適切に境界線を引いて」自分を尊重すると同時に、他者を尊重する行為です。
適切な境界線を引くことこそハートで生きることにつながる
適切な境界線が引けることは、人間関係や仕事のストレスを解消できるのみならず、結果的に「ハートで生きる」ことにつながるため、私の価値観と一致し、これがやりたいことだったと腑に落ちました。
セルフコンパスのサービス
セルフコンパスのブログでは、境界線についての有益な情報を発信していきます。
メールマガジンでもブログとは異なったショートコラムを書いていますので、ぜひメールマガジンをご購読ください。
境界線に興味を持って、適切な境界線が引けるようになる知識を学びたい、実践的なトレーニングを積みたいという方は、ぜひ、境界線セミナーにご参加ください。
個人のお悩みをマンツーマンで解消したい方は、心理カウンセリングがオススメです。
その人の悩みや資質、置かれた状態に合わせて、適切な境界線が引けるようになるサポートを精一杯やっていきます。
多くの人が適切な境界線が引けるようになって、自分も他者も大切にできる社会の実現への貢献が少しでもできたら光栄です。
セルフコンパスをどうぞよろしくお願いします。
境界線専門カウンセラー 西川佳宏
プロフィール
- 1975年生まれ。広島市出身。
- 広島修道大学 人文学部 人間関係学科(心理学専攻)卒業
- 青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科(ファイナンス専攻)修了
- 会計事務所、外資系証券会社、医療設備メーカーに勤務
- 2011年 溝口あゆかさんからロンドンHOLISTIC HEALING COLLEGEで心理カウンセリングを学ぶ(Integrated Counselling Diploma取得)。
- 2012年6月心理カウンセリング「セルフコンパス」を設立(心理カウンセラーへ)
- 2013年心理セラピー「マトリックス・リインプリンティング」の創始者カール・ドーソンから学ぶ
- マトリックス・リインプリンティング・プラクティショナー
- 元JMET認定EFTトレーナー
- 元OAD心理セラピスト
- 2021年境界線(バウンダリー)専門カウンセラーへ
著書一覧
ダメ人間の終わり」(2019.9発行)
「HSP・繊細な人が苦しみを楽にして自分らしく生きる方法」(2019.9発行)
「本当は傷つきやすい人たちへ」(2017.7.25発行)
下記2冊は販売終了
「恋愛・職場の人間関係が驚くほどうまくいく」(2013.7.22発行・2023.3.1販売終了)
「願いがかなわなくても幸せになれる」(2013.5.11発行・2023.3.1販売終了)