心理学を学ぶと、自分が育った環境というものがどれだけ大事かがよく分かります。
子どものころに、両親から過度に厳しく育てられると、感情が出せなくなったり、まわりの顔色を強く伺ったり、人間関係で苦しみが増えたりします。
この仕組みを知ると、両親を恨むこともあるかもしれませんが、そういう時期もあっていいと思います。それもまた一つのプロセスです。でも、両親を許し、感謝するときがやがて訪れます。それは実は自分を許したことと同じことで、癒しのプロセスです。
自分が親の立場になると、両親の嫌な面を自分がやっていることに気づき、自己嫌悪に陥ることもあります。でも、本当はそんな思いは必要ありません。
心の傷は実は宝なんです。
子ども時代にトラウマがあることも必要なんです。それでエゴが発達しますから。
あまりに過保護に育てられ、大切にされ、完璧な扱いを受けると、エゴが健全に育たず、打たれ弱くなります。エゴは自分を守ってくれる防衛機能です。
もちろん、わざと心の傷を負わせるのは厳禁です。虐待はいけません。
でも、過度に気をつける必要もありません。大きなトラウマでなければ、トラウマをつくることは必要なのです。
あと、どんなに完璧な親であっても、子どもは不満を持ちます。
想像してください。親が完璧であったとしたら。
完璧な親であったら、自分に自信が持てなくなってしまいがちです。私は両親のようにはできないと無力感を持つでしょう。
親に怒りがあったとしても、それを出すことが許されず(だって両親は完璧で非がないのですから)、怒りを抑圧してしまいます。
怒りは自分の内側に向かい、自己攻撃、自己嫌悪、自己否定をやってしまうでしょう。
完璧な親でも、いい加減な親でも、どっちにしろ心の傷はできます。そのおかげでエゴが発達します。そのおかげでトラブルもあり、不満もありますが、喜びもあります。
だから、子育てについて罪悪感を持つ必要はないということ!
世界はボクたちが思っている以上にうまくできているようです。
そして、親自身が幸せであること。それが子どもにとってはいちばんよいことなのです。
だからまずはあなた自身が幸せになってください。
はじめまして。
最近、よっし~さんの事を知り、ブログを拝読するようになりました。
「投影」等々、「話では聞いた事あるんだけど、他人は自分の鏡と言われるけど、どういう事??」と思っていたのですが、よっし~さんのお話しは本当に分かりやすく、「あ、そういう事だったんか!」と腑に落ちました。投影の見方(?)がわからなかったので…。
まだ職場の人間関係に悩んでますが、よっし~さんのブログを読んでから同僚を見る目が少し変わりました。
出逢えてよかった。ありがとうございます。
カウンセリングも申し込みしたいなと思っているのですが、申し込み方法等教えて頂けないでしょうか。どこに申し込んでよいかわからず、ここに書いてしまいました…すみません。
シマさん、はじめまして。よっし~です。
ブログ見てくださってありがとうございます。
分かりやすいとおっしゃってくれてとてもうれしいです。
また、同僚を見る目が少し変わったとのこと、ブログ書いてきて本当に良かったなぁと思いました。
こちらこそありがとうございます。
カウンセリングの申し込み方法ですが、モバイルでは申し込みの欄が出てなくて、
というかコメントもモバイルでしか見られないちょっと欠陥のあるサイトなんですが…
パソコンから見ると、申し込み欄があります。
セッションは60分1万円になります。都営大江戸線牛込柳町駅すぐのセッションルームか
スカイプセッションのどちらでも可能です。
パソコンお持ちでなければcontact@selfcompass.jpまで直接お申し込みください。
対面かスカイプか、そして、ご都合の良い日時を第3希望くらいまで書いていただければ助かります。
携帯メールからお送りいただく場合は、迷惑メール対策でPC受信拒否設定されている場合は、
こちらのメールが届かないため、上記のアドレスか@selfcompassというドメインの受信許可設定を
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
カウンセラーよっし~