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緊張について

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ボクは緊張感があまり好きではありません。
昔から極度の緊張しーで、ちょっとしたことで緊張していました。
たとえば、面接などはガチガチになっていました。
あと、人前で話すのも緊張しますね。今は劇的に克服できましたが、それでもまだ苦手意識はあります。
面接とか人前で話すときは、普段通りにはしゃべることができませんでした。頭が真っ白になり、どうにもならなくなって、自分で何を言っているのか分からなくなります。聴いている方も何を言っているか分からないでしょうね(笑)

なんで緊張するかというと、いくつか理由があります。
ひとつは、恐れです。
過去に恥をかいた経験から、もうこんな気持ちを味わいたくないと思い、恐さが出ます。
傷つきたくないという恐れから緊張が生まれます。
ボクは緊張しやすい性格なので、それだけ傷つくのを恐れているんですね。

もうひとつの理由は、完璧主義です。
完璧主義の人は理想が高いのです。自分に課すハードルが高いんですね。
ハードルの高いほど、「きちんとやらなきゃ」「ちゃんとできなくちゃ」「うまくやらなくちゃ」と思います。
うまくやらなければいけないと思うほど、緊張は高まります。

過度に緊張するとパフォーマンスが落ちますから、うまくいかなくて自己嫌悪に陥りがちです。
失敗する→余計傷つく→次がもっと怖くなる→余計緊張が高まる…という悪循環になります。

カウンセリングで自分の心の中にある傷を癒していくと、緊張の度合いが和らいできます。心の傷を癒すに従って、自分のことがどんどん好きになりますから、そうなると緊張しなくなってきます。
自分のことが好きというのは、他人が認めなくても自分自身で自分のことをきちんと認められている状態です。
他人の目があまり気にならなくなりますから、そうなると「相手はどう思うだろうか?」「ちゃんと話さないと不愉快にさせてしまう、ダメなやつだと思われてしまう」なんていう思いが少なくなります。
そうなると、緊張しなくなります。

長期的な対処法は、自分を癒していってありのままの自分を受け入れられることだと思います。
あとは、一般的なアプローチ。場数を踏んで慣れること、練習をすることです。
成功体験が過去の傷を癒すからです。

短期的な対処法は、深呼吸で副交感神経を活性化して、強制的にリラックスする方法があります。
他にも、「緊張しても大丈夫」と言い聞かせるのもいいですね。
あとは、逆に思いっきり緊張しようとしてください。緊張していたら、もっともっと限界まで緊張してみるんです。すると不思議なことに緊張が和らぎます。これもおススメの方法です。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

POSTED COMMENT

  1. アシュタンギーニ より:

    よっしーさん(*^_^*)

    数年前、某マクロビ教室で、先生の目の前でシンプルだけど難しい(笑)調理を、参加者全員やる事に。

    皆で『緊張するね~』ってドキドキしていたら『何で!!緊張するの!!、先生の前でうまくしようと思うからでしょ!!』って、大声で先生から指摘を受けました。

    もちろん、先生のおっしゃっている事は正論で、そのままづばり!てなのですが、
    そこまで、生徒に威圧的にしなくても~、逆に和らげてもええやん!!。。。って内心思いました。

    今、振り返ると、先生の心の闇を感じます。
    そしてそのスイッチ押した私の心も(^_-)-☆

    今ならどうする?。。。まだ上手くやろうと緊張してるかも~(笑)

    • 西川佳宏(よっし~) selfcompass より:

      アシュタンギーニさん

      体験談のシェアありがとうございます。
      なるほど、とても参考になりました。
      いつも気づきが素晴らしいですね。

      今日、ある勉強会があって、ラポールを築く聞き役をやったんです。
      自主的に手を挙げたんですが、そのときにボクが
      「失敗したほうが学べて自分にプラスですもんね」
      というと、講師の人から「そういう考え方の人は伸びますよ」と言われました。
      正直、自分に言い聞かせているのと、失敗のハードルを下げる言いわけで言っただけなので
      自分の恐さを隠す行為でした。でも、手を挙げたことですごく学びが多かったんです。
      そして、全然ラポール築けなかったんですが(笑)、やってよかったと思いました。
      ボクが他人のことを気にしないように周りもボクのことを気にしないだろうけど、どうしても自意識過剰になってしまいますよね。
      自分ではあまり緊張していない感じでやったつもりでしたが、無意識に緊張していたのがクライアント役の人にちゃんと伝わっていました。
      でも、今日手を挙げられた自分に拍手を送りたいと思っています。

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