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私たちが傷つくのは「傷つきポイント」を刺激されたから

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私たちが怒ったり、悲しんだり、ショックを受けたりするのは、何かが起こったからですね。
その「何か」は全員が似たようなものだろうと思いますが、人によってそれぞれ違います。
一般的に多くの人が悲しむだろうこと、たとえば、親の死や配偶者の死であっても、悲しみの度合いは人によってまったく違います。憎しみ合っていれば、むしろ喜びとなるかもしれません。

誰かに傷つけられたと感じたとき、多くのケースでは、相手は故意にあなたを傷つけようとしていません。
ほとんどのケースで、相手の意図にかかわらず、傷つけられたと思ってしまうのです。

それが「投影」です。
投影という言葉はちょっと難しいかもしれないので、もっと分かりやすく説明しましょう。

相手の言葉や行為が、あなたの中の「傷つきポイント」を刺激したからあなたは傷つくのです。
この「傷つきポイント」は人によって違います。だから、傷つく度合いも違うのです。

では、この「傷つきポイント」はどうやってできるのでしょうか?

それは、過去に傷ついたからできるのです。
過去に傷ついた心の傷が癒えていないから、同じようなことが起こったらその傷つきポイントが刺激され、嫌な感情を味わうのです。

単に、今起きている出来事で傷つくわけではありません。もちろん、それもありますが、大部分は過去の心の傷を癒してないことが原因です。

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「癒し」という言葉をよく聞くと思いますが、これは過去の心の傷を癒すことだとボクは理解しています。
ボクがセラピーで使うマトリックス・リインプリンティングは、今の自分のイメージが傷ついた過去の自分にタッピングすることで当時の心の傷を癒すのです。
そうすると、「傷つきポイント」が消えます。
すると、同じようなことが起こっても、もう反応しなくなるのです。反応したとしても大きく引きずることはありません。

私がセッションでやっていることは、皆さんがたくさん持っている「傷つきポイント」を消すことなのです。
一回セッションを受ければ、一つの傷つきポイントはなくなるでしょう。
でも、まだたくさん傷つきポイントがあるので、一つの悩みは解消するでしょうが、また別の悩みが出てくるでしょう。
それが、セッション1回で完全に悩みがなくならない理由です。
だから、セッションを複数回受けていただくことをオススメしています。
この「傷つきポイント」が少なくなれば、生きていくのがとても楽になります。
ネガティブな感情が湧きにくいし、湧いても自分で対処できるようになります。
セッションを受けると自己ワークも上達するからです。

頭でどんなに理解しても「傷つきポイント」が癒されることはありません。
どれだけ本を読んだところでそれが「傷つきポイント」の解消にはつながりません。
知識や理解だけでは「傷つきポイント」を癒すことはできないのです。
「傷つきポイント」の解消には、傷ついたときの当時の感情に寄り添ってあげて感情を流してあげることが最も手っ取り早い解消法だと思っています。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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