20世紀で最も活躍した偉人といえば、たくさんいると思いますが、アルバート・アインシュタインはその代表格でしょう。
アメリカのTIME誌が1999年に「20世紀でもっとも重要な100人」のリストを発表し、「20世紀の人」としてアインシュタインを選出しています。
※写真は本人ではありません
科学史の中でもニュートンに並んで評される傑出した偉人です。
アインシュタインは、相対性理論を発表した物理学者です。
内容は説明しませんが、これまでの世界観をひっくり返す画期的な理論でした。
IQ300と言われ、史上最高の天才と評されるフォン・ノイマンをもって、「真の天才はアインシュタインだ」と言わしめる奇才。
しかしながら、学校の成績は特に優れていたわけではありませんでした。
級友からは「のろま」とバカにされていたそうです。
15歳のときには学校を退学し、その後、大学に入っても、全般的な成績は中の上レベルでした。
自分の好きな勉強だけに没頭していたようです。
アインシュタインは大学卒業後、研究者の職を得ることができず、しばらく今のフリーターのような感じで過ごし、経済的にもかなり苦労したようです。
その後、結婚後に役所に勤めることができました。
なんと、特殊相対性理論の論文は役所勤め時代に発表したものです。
アインシュタインは間違いなく、「枠」から外れた人でした。
もし、彼が枠に嵌って生きていたら普通の才人で終わっていたでしょう。
スティーブ・ジョブズしかり、世の中に革命を起こした人を見渡すと、枠から外れた人ばかりです。
彼らは自分を世間の枠に縛りませんでした。
ある意味落ちこぼれであり、負け組でした。
ボクは彼らが傑出した業績を残せたのは、社会の枠に染まらず、自分の情熱に従えたからだと思います。
世間が与える枠よりも、自分のハートを優先しました。
そして、枠から外れることに自分を批判することをしなかったのだろうと思います。
ここの葛藤が苦しみの原因ですね。ハートに従えないorハートのセンサーがキャッチできない理由でもあります。
今、生きることに苦しさを覚えている人、社会とのかかわりが困難な人、自分が「普通」でないことに苦しさを感じている人…
気を悪くしたら申し訳ないですが、ボクはある意味まともなセンサーを持っているんじゃないかと思います。
そのセンサーが苦しみを生んでいるのかもしれませんが、センサーは単純に喜びの方向を示しているに過ぎません。
真の苦しみは、センサー自体ではなく、センサーと価値観のギャップなのです。
枠から出て、自分らしさを発揮したとき、誰もがアインシュタインのような結果を出せるわけではありません。
圧倒的多数が、何も認知されるような結果を出せないまま終わるでしょう。
しかし、真の成功とは業績や名声、金銭、栄誉ではありません。
自分らしくあること、そのこと自体が最大の成功だと思います。
自分らしくあること、そのこと自体が最大の喜びだと思います。
ボクの情熱は、この喜びを多くの人に味わってもらいたいということです。
自分らしくあって、そこに自己否定感がないこと、それはどんなに心地よいことでしょう♪