ボクはとても完璧主義が強く、そのことで苦しんでいました。
学生の頃はテストでいい点を取ったとしても、喜ぶことはあまりなかったです。
もっと、いい点を取らなきゃと思っていました。できないところばかりフォーカスを当てていました。
勉強はできたのですが、運動はあまり得意ではありませんでした。
恥をかくことを異常に恐れ、チャレンジすることを避けていました。だから余計に上達しませんでした。
勉強も途中から手につかなくなりました。完璧を目指して、それができないと分かると今度は一転してまったく勉強できなくなりました。極端に0か100かみたいな思考に陥っていたように思います。
もっと上、もっと上にという思考に追い立てられていたので、できない自分に対して自己嫌悪がとてもひどかったです。だから自分はダメだとずーっと思っていました。
今は、完璧主義はかなり緩くなりました。癒しのおかげですね。
今思うと、完璧主義とは何なのかがよく分かります。
完璧主義とは、自分を恥や非難から守るための防衛システムです。
向上心ではありません。もちろん、高みを目指す努力もしていますが、その本質は自分を守るためのものなのです。
そこには強い恐れがあります。
非難されることが恐いのです。批判されることが恐いのです。恥をかくことが恐いのです。自分に価値がないことに直面するのが恐いのです。
自分が価値のない存在であるなんて絶対に、死んでも思いたくない…だから、完璧であろうとするのです。
そして、学業やスポーツ・ビジネスなどで有能であろうとしたり、いい人であろうとしたり、外見を気にしたりするのです。他人の称賛や社会的評価を求めます。
でも、恥や非難や無価値感を恐れて行う行為は、どこまで高みに登っても満足感はたいしてありません。
むなしいですね。これは補償行為と呼ばれています。補償行為についてはボクのブログでも何度か述べています。
満足感はたいして得られないのに「もっともっと」と駆り立てられます。完璧なんてどこまで行ってもきりがないからです。
恥や非難を恐れるために行動も消極的になります。ボクがスポーツにチャレンジしなかったように。
だから、成長もしないし、チャンスもたくさん逃します。
今思うともっと告白したり、女性と積極的に付き合えばよかったって思います(笑)
完璧主義だから何でも完璧にできるように見える人も中にはいます。そういう人は基本的能力が優れており、何でもこなせる人です。何でもこなせるがゆえに周りから見るとスーパーマン(ウーマン)のように見えますが、本人の精神的な満足度は低いはずです。また肉体面でも慢性的な疲れを抱えているはずです。若いうちはまだ何とかなりますが、体力が落ちると一気に何かしらの症状が出る人も多いと思います。
完璧主義者の大半は行動ができない人だと思います。完璧主義だからこそ、完璧が叶わないために行動できないのです。そして行動できないことをさらに自分を責める材料とします。才能、能力のなさにかけて、行動力のなさに嘆き、絶望とあきらめが起こります。
だから完璧主義者って苦しいんですよね。ボク自身がそうだったからよく分かります。
じゃあ、どうやったら完璧主義を脱却できるんでしょうか?
よっし~さん
ほんまに、完璧主義は疲れます。
自分で自分の首を絞めるだけでなく
完璧主義のビリーフが、投影され他者へのダメ出し(/_;)
(結局は自分自身へのダメだしですが)
やりたい事のイメージ&アイデアが行動に至らず、妄想で終わってしまいます(笑)←さようならーー完璧主義!!(笑)
アシュタンギーニさん
ホント完璧主義は疲れますよね。
ボクも散々こいつには悩まされました。
投影して、自他ともに責めてましたね。
まだしぶとく残っている部分もありますが、もう十分です。
さようなら~~完璧主義ですね♪
カウンセラーよっし~