弱さを受け入れる PR

苦しみを許すこと

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苦しみは愛のメッセージ

5月から元号が令和になり、こういった節目は大きな変化がある人も多いのではないでしょうか。

変化はいろいろなものがあると思いますが、嫌なものとしては苦しみを伴う変化でしょう。

苦しみは嫌なものですが、自分の内面を変える(思い込みを変える、抑圧した感情を出す)には必要なものです。

私自身も、ここ半年くらいは特に膿出しが多く、受け入れられていない抑圧したものが表出してきました。

簡単に言えば、受け入れられていなかった自分のダメさが表出化してきました。
これを、鏡のように他者に見たり、あるいは強制的に直面させられたりすることで、自分の課題が浮き彫りになります

現象としては「苦しみ」として現れますが、これは「愛のメッセージ」と捉えることができます。

「このまま行くとどんどん魂の道から外れていくよ」と教えてくれているような気がします。

苦しみを受け入れる

苦しみは嫌ですが、仕方がないものです。

苦しみを通して、気づきはたくさんありましたが、「苦しみを受け入れる」ということがボクにとって大きなテーマだったと思います。

苦しみを受け入れるというのは、苦しみをつらく感じなくなるということではありません。

それは苦しみにフタをしているだけです。

苦しみは文字通り、苦しいんです。肉体、心が強く痛みます。

愛が強くなったり、ハートが強くなると、その分、反することに関しては苦しみが強くなります。

苦しみを受け入れるとは、人生の中に苦しみがあることを認め、苦しみに抵抗しないということです。
将来苦しみがあることが事前に分かっていたとしても、魂の道であれば避けずに受け止めるということです。

そのうえで、苦しみが教えてくれるメッセージに早く気づくことが大事です。

相手の苦しみを未然に防ごうとする

苦しみが悪いものだと捉えていると、もちろん自分の苦しみを避けるのですが、それだけではなく、相手の苦しみも避けさせようとします。

これは「愛」から来るもので、愛が深い人ほど、相手の苦しみを未然に防ごうとします。
相手が傷つかないようにしたり、苦しまないように手を出そうとします。

ところが、これは、しばしば長期的には相手を弱くさせてしまいがちです。
これだと愛が逆効果に働きます。

この修正のためにマイナスの出来事が生じていますが、そこから何がマイナスに働いている原因なのかに気づく必要があります

相手のためにという「愛」のエネルギーはよいのですが、誤解があるがゆえに、愛がマイナスに機能していました。

もちろん、すべてがマイナスに働いていたわけではありません。
全部がマイナスに働いていたらすぐに自分の間違いに気づきますが、一部がマイナスに働いていて、時間差があるので、なかなか気づけません。

自己犠牲の愛

愛が強い人は、相手の苦しみを未然に防ぐために、自己犠牲をしがちです。

「自分が我慢すれば周りはうまくいく」
「自分ががんばれば周りは調和が取れる」

しかし、今の時代、自己犠牲はうまくいきません。

自己犠牲は勘違いの愛であり、自分も相手も幸せにする愛にたどり着く必要があります。

今の時代は、それが求められています。
そのため、いくら自己犠牲しても、相手がハッピーになるどころか、むしろうまく行かないという現実が起こります。

自己犠牲が報われないと、エゴがかなり強くなってしまいます。

「これだけがんばったんだから、分かってよ!認めてよ!」

こういった承認欲求が強くなります。
ところが、自己犠牲をしているのは「自分の都合」であり、相手が求めているわけではないので、承認も得られません。

理解や感謝はされません。

すると、相手に怒りが出てきます。
被害者意識や自己否定に陥り、苦しみの悪循環です。

ここから抜け出すには、自己犠牲の愛は勘違いの愛だったということを腑に落とす必要があります。

苦しみは必要なこと

相手の苦しみを未然に防ごうとすると、苦しみから学ぶチャンスを奪ってしまいます。

相手が苦しまないようにと思うのは優しさなのですが、洞察が甘い優しさです。
もっと洞察力があれば、相手の「苦しみから学ぶチャンス」を奪わず、そのうえで、相手が学びに気づくサポートをするか、その人自身で学びを見つけることを信頼して見守るという選択をしていたと思います。

それができなかったのは、ボクがまだ苦しみを受け入れきっていなかったからです。

「苦しみは悪ではない」とブログでも散々説いてきましたが、「受け入れる」というのは本当に段階があるなということを感じました。

少しずつ受け入れの階段をのぼっていますが、さらに大きくのぼれたように感じており、苦しみに心から感謝しています。

まだまだ階段はありますが、階段をのぼった分だけ、景色が変わってきて、これまでとは違ったサポートができるのではないかなと思います。

愛から苦しみを与えることも一つの形

苦しみは気づきのためのメッセージであれば、愛から苦しみを与えるということも一つの選択肢です。

「愛から怒りを出す」
「愛から試練を与える」
「愛から厳しく接する」

こういったことも大切です。

気づきを得られなくて苦しみ続けている人を助けたい

苦しみは悪ではないとはいえ、「苦しみから学べずに停滞して苦しんでいる人」には、強い同情を持っています。
かわいそうだと思います。
何とか助けたいと思っています。

この気持ちは変わりません。
ということは、ボクもまだ苦しみを完全には受け入れきっていません。

でも、それが今のボクの自然体だと思っています。
将来はここすら受け入れるときが来るのでしょうが、今はまだその時ではありません。

必ず気づける

ボクは、気づくための前提となる心の知識を学び、気づく訓練をしているので、普通の人よりも気づきやすいですが、それでも時間が掛かります。
ボクが気づいている部分に関しては、早く気づいてもらえるサポートができます。

気づくにはセッションが一番早いですが、ブログやメルマガでも気づくヒントを書いていきますね。

苦しみからなかなか気づけなくて停滞して苦しんでいる人も大丈夫です。
気づきのヒントが分かれば断然気づきやすくなれます。

最終的には自力で腑に落とす必要がありますが、皆、その力を持っています。
できますよ!

少しでも早く、苦しみから気づきを得て、停滞から抜け出せるようにサポートしたいと思います。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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