ボクは強さの定義を、自分の欠点や弱さを受け入れることと定義しています。
強さとは負けないこと、逃げださないこと、がんばり抜くこと、他人よりも優位に立つこと、パワーがあること、揺るがないこと…などと以前は考えていましたが、そうじゃなかったと思っています。
定義は人それぞれですから、正しいも間違いもありません。
ボクは強さにあこがれがありました。腕っぷしの強い人にあこがれていました。昔はプロレスが好きでしたし、ボクシングや格闘技も好きでした。
今思うと、自分の弱さを抑圧していたから、強さにあこがれたと解釈しています。
無料オンラインセミナーの投影のところで詳しく説明しましたが、自分の弱さ、欠点、見たくないところを誰かに投影し、ポジティブ、ネガティブの感情が生じます。
じゃあ、自分の弱さや欠点を受け入れるためにはどうしたらいいのでしょうか?
いくつか方法がありますが、今日の記事ではその一つを紹介します。
それは、自分の弱さや欠点を誰かにさらけ出すことです。
さらけ出すにはとても勇気がいりますので、信頼できる人がいいです。
せっかく勇気を振り絞ってさらけ出したのに、そのことを軽蔑されたり、他人に伝えたりされたらトラウマになって逆効果になってしまいます。
だから、必ず受け止めてくれて、そのことを誰にもしゃべらないと確信できる親友や恋人、パートナー、きょうだいがいいですね。
そういう人がいなければ、カウンセラーがオススメです。職業としてやっているカウンセラーは守秘義務を徹底していますので(ここを破ったらもう仕事ができなくなる)とてもいいと思いますよ。
あるいは、悩みを分かち合えるようなグループを見つけて、そこで開示するのもいいでしょう。
自分がダメだと思っていること、いけないと思っていることを受け止めてもらえることで、自分の弱さや欠点を受け入れられるようになります。そんな自分でもいいんだって思えるようになります。
他人に受け入れてもらえ、共感してもらえるととってもうれしいんです。
だから、ボクはクライアントさんの味方でありたいなぁと思っています。
そして、受け入れてもらえた経験があると、あなたも誰かのことを受け入れたいと思えるようになります。
すると、自分の枠が広がるんですね。受け入れることができるキャパシティが広がります。
相手の価値観をもっと許容できるようになるので、イライラや争いも少なくなりますよ。