このブログはまだそんなに読者の方が多くなく、一日に何十人かが読んでいるだけなのですが、とってもうれしいメッセージをもらうことがあります。
このブログを楽しみにしてくださっていることを聞くと、ブログを書いてきて本当によかったなと思います。
記事によっては、「私には当てはまらないな」とか「何か嫌な感じがする」と思う場合もあるかもしれません。でも、もしかしたら響く言葉があるかもしれません。
誰か一人が一回でも、ボクのブログが変容のきっかけになれば、それだけで満足です。
これからもボクのありったけの力を込めて、メッセージを発信し続けようと思います。

ボクも含め、多くの人が持っているネガティブな信念に、「私は分かってもらえない」というのがあります。
「私」に関するネガティブな信念なので「セルフイメージ」ですね。

「私は分かってもらえない」と思うと、分かってもらえない解釈をいろんなところでしてしまうというのはこれまでいろいろ説明してきました。本でも詳しく解説しています。

「私は分かってもらえない」から「私は分かってもらえる」にセルフイメージを変えると、解釈がハッピーになるということを説明しました。

ただ、語弊があるのできちんと説明しなければいけないと思うのですが、これは分かりやすい説明のために言っていて、実際には「私は分かってもらえない」というのがゼロになって、「私は分かってもらえる」というのが100になるというわけではありません。
「私は分かってもらえない」というセルフイメージはおそらくゼロにはなりません。
また、そこを目指すべきでもないと思います。

実はネガティブなセルフイメージはあってもいいんです。そして必ずあるものなんです。
ただ、そこに固執していると苦しいというだけです。
そのセルフイメージがパワーを持っているとすごく苦しくなります。
本当は単なる「思い込み」なんですよ。
でも、その思い込みを真実だと思っていると(これがパワーがあるということです)、投影が激しくなり、苦しいんです。
でも、その思い込みは真実ではないと知っていたとしたら、パワーを持たないんですよ。
だから、心の仕組みの知識があるだけで苦しみは違うんです。頭で分かっているだけでも違います。
そういう思い込みがあると自分で分かっていたら、客観視できて、パワーを弱めることができるんです。
そうなると、対して人生に影響を与えません。
だから、「私は分かってもらえない」というセルフイメージがあったとしても、まったく問題ないのです。

そして、誰しも分かってもらいたいですよね。知ってもらいたいし、理解してもらいたい。認めてほしい。
それは自然な感情です。
愛する人から、分かってもらえたと思うと、涙が出るほどうれしくなります。
逆に分かってもらえないと思うと、怒りや悲しみが出てきます。
当たり前の感情だと思うので、それを無理に抑える必要はないと思います。
分かってもらえないと思うと、「私は分かってもらえない」という思考が湧いてくることもあるでしょう。
でも、「私は分かってもらえない」という思い込みがあることを自覚していれば、そこで客観視できるんです。
だから、その思考に執着することはありません。

思い込みやセルフイメージにパワーを持たせているのは、感情です。
思考に感情がセットになったとき、それはパワフルになります。
ネガティブな思考にネガティブな感情がセットになると、思考にパワーを与えるので、それは人生に大きな影響を与えます。ネガティブな影響ですね。

だから、ネガティブな感情を解放する意義があります。思考にくっついているネガティブな感情を取れば、それは単なる思考になります。だから、大きな影響をもたらさないのです。
小さな影響をもたらすのは当たり前なので、それをなくそうとする努力は無駄です。
人間はポジティブな感情、ネガティブな感情の両方を必ず味わいます。

問題は、ネガティブな思い込みや思考が力を持ちすぎ、それに振りまわされる人生は苦しいという点です。
だから、カウンセリングやセラピーでそこを癒しましょうよというスタンスです。
振りまわされすぎることから、普通のレベルまで戻すということです。
決して、振りまわされないようになるのではないし、癒しはそこを目指しているのではありません。

今回の記事は、「私は分かっていない」という例で取り上げましたが、どんなセルフイメージであっても同じことです。
重要なのでまとめました。

①ネガティブなセルフイメージはあってもいい。
②ネガティブなセルフイメージはゼロにはならないし、それを目指すべきでもない。
③セルフイメージは単なる思い込み。その思い込みを真実だと信じているからパワーを持つ。
④セルフイメージにパワーを持たせているのは感情。
⑤セルフイメージにくっついている感情を取り除くと、パワーを失う(人生に影響を与えない)。
⑥カウンセリングやセラピーで必要以上にネガティブなパワーを持った思い込みをゆるめられる。
⑦それでも、人生においてネガティブに振り回されないということはありえない。
⑧しかし、思考に執着していなければ、ネガティブになってもすぐに偏った状態から戻れる。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら