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危機のときに前向きになるにはどうすればよいか?

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危機ほど前向きさが大事

新型コロナウイルスの影響が日に日に増え、世界は危機的状態にあります。

こんなときに必要なのが「前向きさ」であると思います。

危機のときは、どうしても「後ろ向き」が強くなってしまいます。

希望があれば前向きになれる

希望があれば、前向きになれます。

希望があれば、先への準備を前向きに淡々とできます。
前向きな行動を少しずつできます。
それが、未来のよい結果に結びつく可能性が高くなります。

希望がなければ、どうしても視点が目先にしかいきません。
今を乗り切れればよいやと、先を考えない行動に出ます。
不安を抱えているにもかかわらず、過剰にリスクを取る行動に出たりします。

こんなときこそ、希望が必要ですね。

余裕がないと後ろ向きな感情に余計に悩まされる

こういった危機の前から、苦しい状態にある人は、普段から余裕がない状態です。

金銭的な余裕、物資の余裕、仕事の余裕、夫婦間の余裕、家族・友人関係の余裕、人的ネットワークの余裕、肉体の余裕、心の余裕など、様々な余裕がありますが、何かが余裕のない状態になっています。

さらに危機があることで、余計余裕がなくなります。

ただでさえ、余裕がないのに、困る状態になります。

すると、普段よりも余計に後ろ向きな感情に悩まされます。

  • 余裕がある人への妬み
  • 足を引っ張ってくる人への怒り
  • 苦しい状態に追い込まれた原因になった人への怒り
  • 大切なものを失う悲しみ、喪失感
  • 一人でいる寂しさ
  • 寂しさを他者承認で埋めようとする衝動
  • 助けてもらいたい衝動
  • 誰かへの依存欲求が強まる
  • 助けてくれないという絶望
  • 強者への不満
  • 自分だけが苦しいという自己憐憫
  • 努力が足りないといった自己否定
  • 選択・行動を間違えたという後悔
  • 善悪が強くなり、悪を攻撃したいという衝動
  • 仲間意識や正義感が強くなり、そこに邪魔する相手への攻撃衝動
  • がんばっても無理だという無気力・無力・あきらめ
  • 無気力から来る現実逃避行動の増加
  • 将来の不安思考ばかり頭に生じ、苦しい状態が続く
  • 苦しみを分かってもらいたいという承認欲求

いろんな後ろ向きな感情に悩まされている人もいると思います。

前向きになるには焦らないこと!

大事なのは「前向きさ」なのですが、ここで、焦って無理に前向きさを目指さないことが重要です。

ゴールを一気に目指すと、逆効果になってしまいかねません。

無理に前向きになろうとすると、どうしても後ろ向きな感情を「切り離そうとする」「振り払おうとする」「抑え込もうとする」「感じないようにしようとする」といった行為になってしまいます。

これは「抑圧」といい、後ろ向きな感情がコントロールできないところに押し込まれ、余計たちが悪くなってしまいます。

後ろ向きな感情を健全に処理する

であれば、どうすればよいかというと、後ろ向きな感情を健全に処理することです。

後ろ向きな感情が出てきたら、それをエネルギーとして考えます。
このエネルギーを適切に処理すればよいだけです。

イメージ上で処理してみよう

いろんなやり方がありますが、私がよくやっている方法の一つを紹介します。

イメージ上で発散するだけです。

たとえば、余裕がある人への妬みの感情・思考が湧きおこったとしましょう。

大切なポイントは、それをありのまま認めるということです。

善人思考で、否定しないでください。
あるものはあるのです。

そして、それを持っている自分を否定しないでください

「私は性格が悪い」「こんな自分はまだまだだ」とかその思考が悪影響です。
そうすると、否定に、否定を重ねることになって、余計に状態が悪くなります。

「いい悪い」の判断を横において、今ある妬みのエネルギーを認めます。

そして、イメージ上で、自分に思いっきり他者に妬ませてあげます。

思う存分発散させます。

イメージワークのポイント

できれば、このとき、身体の不快感を感じながらやってみてください。

もう一つ、できれば、イメージ上の人物と同化するのではなく、イメージ上の自分を見守っている状態で、イメージ上の自分が思いっきり妬んでいる状態にします。

呼吸を止めないで、しっかり呼吸をしながらやってください。

後ろ向きな感情が十分処理できたら、自然に前向きな気持ちになれます。

ぜひやってみてください。

浄化・変化のチャンスと捉えてください

とはいえ、やってもうまくいかないとか、一時的にはうまくいくけれど何度も繰り返して根本解決に至らない人は、掘り下げて要因を探っていく必要があります。

その場合は、カウンセリングでサポートしていますので、お声をかけてください。
お役に立てると思います。

最後に、一つお伝えしたいのが、後ろ向きな感情がたくさん出る今の環境をマイナスに捉えないようにしてもらいたいと思います。

これってチャンスでもあります。
より浄化できるチャンスです。

変われるチャンスです。

ここでしっかり自分を変えることができたら、あとでこの状態に感謝できます。

ぜひ、今の時期を浄化のチャンス、変化のチャンスとして活かしてほしいと思います。

私自身も、それを活かせるようなサポートをもっとできるようにしたいと思っています。

苦しんでいる人、苦労している人にはハッピーになってほしいですから。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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