多かれ少なかれ、誰しも不安はあります。
失敗するんじゃないか。うまくいかないんじゃないか。このまま治らないんじゃないか。将来お金が無くなるんじゃないか。仕事を失うんじゃないか。飢え死にするんじゃないか。フラれるんじゃないか。このように、たくさんの不安材料があります。
不安があると、この不安を解消しようとして焦って行動過多になりがちです。どうにかしてこの不安を取ろうとしてたくさんのことに手を出してしまいます。
また、「このときまでにこうならなければいけない」と時間の期限を区切りがちですが、あまり早く結果を出そうと思えば思うほど、かえって不安は大きくなります。
時間がないという焦りと、結果が出ないという焦りが余計に不安を大きくさせるからです。
不安が強い人は、それだけ自分を信頼していないということです。自分を信頼できていれば、自分の人生も信頼できます。だから、将来のことをあまり不安に思わずにすみます。
自分を癒していくほど、自分を信頼できるようになるので、不安はあまり感じなくなります。
自分の人生は起こることしか起こりません。人生の道のりでは当然困難も起こります。
でも、それを困難とみなすのではなく、課題とみなしてみてください。
そして、その課題に淡々と対処する…人生はこの繰り返しです。
将来の課題についてあれこれ考えても仕方ありません。どんなことがあるか分からないのですから。
自分の人生を信頼していたら、自分が乗り越えられない課題は降ってこないことを根拠なく確信できます。
これは、自分の人生を信頼できていない人にとっても、同じですよ。
自分が乗り越えられない課題なんてやってきません。
だから、自分で勝手に期限を区切って、一喜一憂するのではなく、どっしり構えてみましょう。
起こったときは起こったときです。苦しくても必ず乗り越えられますから。
将来起こるかもしれないことについて「いま」苦しむ必要はないじゃないですか。
もっと自分の人生そのものを信頼してあげてください。
きっとうまくいきますよ。