昨日はバレンタインデーでしたね。パートナーについての記事を今回、次回とお届けします。
もう何年も前の話ですが、サラリーマン時代に婚活をしていたことがありました。
当時はカウンセラーになるなんて露にも思っておらず、心の仕組みなんてまったく知らないときです。当時勤めていた会社で定年まで働くことに何の疑問も持っていませんでした。
当時は世間の価値観そのままで生きていたので、「もう30越えたし、そろそろ結婚しなくちゃな。結婚相手を見つけないと…」なんて思っていました。
どんな婚活をしていたかというと、定番ですが、コンパをしました。
でも、ボクはコンパがダメなんです。なぜかというと昔は超人見知りだったから話せないんです…(今も人見知りですけど)。特に集団がダメで、一対一ならなんとか話せたのですが、複数だとどんな話題を出していいか分からず、何も話せませんでした。
で、そんな自分にダメ出しして、コンパ後はいつもすごく落ち込んで家路に着きました。
あとやったのが、婚活バーに行きました。
女性は食事、飲み物がタダで、男性が支払うんです。また、その飲み物代が高くて(笑)。
でも、そこに来る女性は魅力的な人が多くて、ついつい長居をしてしまい、伝票を見るとビックリ((+_+))
5万円って書いてあって、二度見してしまいました(笑)
でも、楽しかったのでもう一度行きました(笑)
さすがに三度目は友人から止められて行きませんでしたが…(^_^;)
コンパも婚活バーもダメで、ネットサービスみたいなやつに登録しようかなと思いました。
で、いろいろ見ましたが、結局登録するのを止めました。
なんか違和感を覚えたからです。(別にやっている人の批判をしているわけではないですからね)
何に違和感を覚えたかというと、「条件」で相手を検索し、「条件」で自分をアピールしていることでした。
システム上、仕方がないんです。だって、条件がなければ絞れないですから。だから、それが悪いわけではありません。
でも、「条件」で選ばれたくなかったんです。
で、婚活自体を止めちゃいました。だから、婚活をしたといっても結局、具体的な行動は少ししかしませんでした。
今思うと、無理に婚活しなくてよかったかなぁと思っています。
もしかしたら、婚活を続けていたらすぐに理想の相手にめぐり合えたかもしれませんよ。だから、何とも言えませんが、それでもやらなくてよかったと思っています。
「条件」で選んだとき、その条件がなくなると選ぶ理由がなくなってしまいます。
「条件」で選ばれたとき、その条件がなくなると相手から愛されなくなるので、恐怖が原動力でその条件を維持しようとします。
たとえば、お金。
お金ってあったほうがいいですよ。ないと困りますもん。生活できませんし、お金のない生活が困るのはボク自身よく分かります。
お金があったほうが安心感は得られます。平穏に生きられるでしょう。でも、決して楽に生きられるわけではないです。お金があってもなくても同じように苦しいんです。年収100万でも1000万でも、また違った苦しみがあるんです。お金があったから楽に、ましてや幸せに生きられるなんて思っていたとしたら、人生なめすぎです!
もちろん、苦しくても平穏に生きたいと望むのならそれもアリです。それが心の声であればそれに従うことが幸せになる道です。
ボクはただそうじゃなかっただけで、ボクの考えが正解というわけではありません。
ボクには「条件で選ぶこと」がしっくりこなかったです。
ただ、条件はあっていいと思います。
著書「恋愛・職場の人間関係が驚くほどうまくいく」でも書きましたが、理想のパートナーの要素を書いてみるのはとてもオススメですし、ボクも実際にやってみました。
どんな相手が理想なのか分かっておくと、心のレーダーに反応しやすいです。
そして、その要素を書いてみると、結構数字で表せないものが多いことに気づくでしょう。
ネット検索は数字で表せないものは原理的に絞れないので、年齢、年収、職業、勤め先などの要素が強くなるので、そこが欠点ですね。
まあ、結局何が言いたかったかというと、条件ではなく、自分のハートや直感に従ったほうが満足感は高いですよ、ということです。
次回は、理想のパートナーと出会う方法について書いてみたいと思います。