先週はセルフワーク講座第一回目でした。
これから6か月間、7回に渡って一緒にやっていきます。
とてもオススメの講座なのでぜひ次回、チャンスがあれば来てみてください。
実は内容をかなり変えています。
今回で第3期になりますが、毎回、もっと分かりやすく、もっと癒しのコツをつかんでいただけるようにがんばります。
第一回で話した内容の一部をここでお伝えします。
過去に講座を出てくださった方は復習のために是非読んでみてください。
何度もこのブログに書いていますが、私たちを苦しめている真の原因は出来事そのものではありません。
出来事ではなく解釈です。
私たちは解釈なく物事を見ることは不可能で、どんなものも解釈がついています。
今、このブログを見ている、PCモニターやスマホも、「スマホ」という解釈をつけてそれを見ているはずです。
私たちは解釈から逃れられないということが前提であり、
では、私たちが苦しんでいる理由は何かというと、
解釈そのものではなく、苦しみを生んでいる解釈ということになります。
スマホを見て、「これはスマホだ」と解釈することは別に何も苦しまないですが、
スマホの記事を見て、「この人たちはがんばっているのに私はがんばっていない」と
解釈すると苦しいかもしれません。
解釈を生むのは、なんらかの価値観、思い込みがあるからです。
いわゆるビリーフですね。
このビリーフをメガネに例えて講座では説明しました。
ハッピーなメガネをかけている人は、世の中をハッピーに解釈し、
ネガティブなメガネをかけている人は、世の中をネガティブに解釈します。
講座では、まずは自分が一番苦しんでいる解釈を見つけることをお話ししました。
そして、その解釈を生むメガネ(ビリーフ)探しを第1回~4回でやっていきます。
ビリーフも浅いものから深いものまであります。
今回はレベル1~3に分けて説明しましたが、
潜在意識の深いビリーフほど、私たちの人生における影響力が大きいので、
そこを探していくことが大切です。
でも、無意識の領域なのでなかなか探すのは難しく、
浅いところから徐々に見つけていくことをお話ししました。
人生が苦しくなる(苦しいと解釈する)のは4つの要素があります。
①ネガティブなメガネの量が多いこと
ネガティブビリーフがたくさんあると、世界をネガティブに解釈する可能性が高くなります。
②ネガティブなメガネをかけている頻度
メガネがたくさんあるかどうかだけではなく、かけている頻度にもよります。
他にポジティブなメガネがたくさんあったとしても、たとえば「私は劣っている」というメガネを一日の長い間かけていたら、世界をネガティブに解釈する時間は長くなります。
③メガネの度の強さ(ビリーフに対する否定感の強さ)
どの程度まで世界をゆがめて解釈しているかということです。
たとえば「私はバカだ」というメガネをどこまで嫌っているかということで、世界観が変わります。
バカでも全然大丈夫であれば、「私はバカだ」のメガネをかけていて、私はバカだと解釈したとしてもほとんど苦しまないでしょう。
でも、私がバカであることに強い否定感があれば、「私はバカだ」のメガネはより強い自己否定を生む世界を映しだします。
④メガネに気づいていないこと(ビリーフに対する同化の強さ、真実度の強さ)
メガネをかけていることに気づいていないというのは、それを真実だと思っているということです。
たとえば「私はブサイクだ」というメガネをかけていて、それに気づいていないということは、私はブサイクということを真実だと思っているということです。
でも、本当は単なる思い込みに過ぎません。外見の良し悪しは人の「好み」なので一律ではありません。
ある程度の傾向はありますが、単なる傾向です。
別の言葉を使えば、「私はブサイクだ」というメガネに同化しているということです。
同化していると簡単に離れません。
しばしば、無意識で自分が握りしめているということがあります。
たとえば、異性から相手にされない自己無価値感の嫌な感情を感じたくないがために、「私はブサイクだ」を信じていた方が自我は楽なので、そこを手放さないということがあります。
このプロセスは無意識で起こるので意識では納得しないかもしれませんが、深いところまで正直になると、もしかしたらピンとくるかもしれません。
これらの4つの要素が苦しみを生みます。
別に分類する必要はありませんが、分類してみるのも面白いと思います。
それぞれちゃんと対処法がありますので、そこについてもセルフワーク講座の中で丁寧に説明します。