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なくす、ゼロにするは逆効果

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ブログデザイン変更

ハートシフト・サイトのオープンに伴い、こちらのサイトのデザインも合わせました。
テンプレートが違うと使い勝手が悪くなるといった個人的理由です。

JINというテンプレートを使っています

テンプレート変えるとレイアウトなどがおかしくなったり、見れなくなったりするものがあるかもしれません。
一応、一通りチェック・修正しましたが、不具合があればおっしゃってください。

あと、読みにくくならない程度にブログに広告を入れようと考えています。

ハートシフト・サイトを立ち上げて、そちらの記事の更新頻度を高めたいので、こちらのサイトの更新は遅くなりがちですが、こちらのメインサイトの更新もしていきますので、定期的にチェックしていただければありがたいです。

メルマガで記事更新情報を書いていますので、ぜひメルマガ登録ください。
ハートシフト・サイトは「ブログ更新記事をメールで受け取る」に登録してくださると、記事をアップしたタイミングでメールで送信されます。こちらもご利用ください。

誤解を与えてしまった反省

先日、ハートシフトセミナーの6か月コースが終了しました。
受けてくださった方、ありがとうございました。

その中で、反省点が見つかったのでこの記事でシェアします。

ハートシフトは、あり方をエゴからハートにシフトしていくものですが、どうしても「一方を否定する」というエゴのあり方でやってしまいがちです。

セミナー受講生の方もその罠にはまってしまった人もいて、申し訳なかったと思っています。
先日のセミナーではその誤解を解いていきました。

もしかしたら、ブログ読者さんにも誤解を与えてしまったかもしれないと思い、記事でフォローします。

ゼロにする、なくさなければいけないという誤解

どんな誤解かというと、

「承認愛を受け取ってはいけない」
「抑圧してはいけない」
「感情をゼロにしないといけない」

といったものです。

承認愛を求めすぎているのは、自分の中に愛が欠けているからというのは明確です。それが正論であるがゆえに、「承認愛を求めてはいけない」「自分の中の愛を見つけなければいけない」と走ってしまいます。

そうなると、「こうあるべき」という新たなビリーフを作ってしまいます。

他者承認をまったくもらわない人は、他者と交流がゼロになったり、仙人みたいな変人になってしまいます。
抑圧しなかったら、感情丸出しになって、会社をすぐクビになってしまいますね。

抑圧すると余計に苦しくなる

エゴは善悪に分けて、悪を抑圧しようとする性質があります。

「承認愛を受け取ること」を抑圧する
 icon-arrow-right 承認愛を受け取りたいという衝動が余計に強まる
 icon-arrow-right 意識では拒否する
 icon-arrow-right 無意識で暴発する(自分が不自然になったり、他の人が表現するなどという形で現れる)

「抑圧すること」を抑圧する
 icon-arrow-right 抑圧したい衝動が余計に強まる
 icon-arrow-right 意識では拒否する
 icon-arrow-right 無意識で暴発する(自他や嫌な出来事として現れる)

「感情が残ること」を抑圧する
 icon-arrow-right 感情は余計に出てくる
 icon-arrow-right さらに抑圧する
 icon-arrow-right 無意識で暴発する(自他や嫌な出来事として現れる)

つまり、逆効果になってしまう、余計に苦しくなってしまうということになってしまいます。

かといって、承認愛を求めるだけでも幸せにはならない

楽になってほしくて伝えたことが、逆に苦しめてしまったことを心苦しく思っています。

とはいえ、自己愛が欠けている状態で承認愛を強く求めても報われないこと、感情を抑圧すると余計に苦しくなること、感情だけではなく、自分の資質や思い、行動を抑圧すると苦しくなることは、このブログでも何度も伝えた通りであり、楽になるためには抑圧をしなくてもすむようにしていく必要があります。

そのために、いろんなテクニックをお伝えしていますが、逆に「抑圧してはいけない」になってしまうと、それ自体が抑圧なので余計に苦しくなります。

ハートシフトはあらゆるものをOKとしてハートで自由に選択する

ハートシフト記事を見ていただきたいのですが、ハートシフトはエゴを愛する道と書いています。

何かをダメだという誤解を解いていき、あらゆるものをOKとしながら、自分が「今」心地よいものを自由に選択していけるようにしていくものです。

なので、大前提としてどんなものも「いい、悪い」「残すもの、なくすもの」といった二極で捉えないようにしてみてください。

というと、「二極で捉える=ダメ」と捉えないでくださいね。
ここが難しいところで罠にはまりやすいところかもしれません。
二極で捉えてもいいけど(捉えざるを得ない面もある)、行き過ぎないようにしていくという感じです。

エゴの白黒思考に気づく

エゴは0か100か、白か黒かで捉える性質があるので仕方ないのですが、その性質にも気づいて、緩めていくようにしてみてください。

承認愛のケースでは、「承認愛をもらってはダメ」と捉えると余計に苦しくなりますね。
では、どんなふうに考えたら良いでしょうか。

考え方のヒント

初心者の方は、「承認愛をもらってもいいよ。でも、自己愛も少しずつ増やしていこうね」くらいに考えた方がよいのかもしれません。

そのほうが自然に少しずつ楽になっていけるでしょう。

ある程度学んでいる方は、もう少し進んだアプローチができますが、ブログの読者さんはマニアックに取り組んでいる方ではないと思いますし、もっと、段階を踏んでお伝えした方がよかったと反省しています。

奥義を伝えればよいというものではないということを学びました

承認愛の場合、自己承認を少しずつ増やしていく

承認愛に関しては、承認愛を求めすぎている(愛が空っぽ状態になっている)ので、他者の承認愛を求めることに加えて、自分で愛を作っていくこともやっていきましょう。

簡単な方法としては、自己承認をする(自分のよいところを褒める、根拠がなくても自分を認めるフリをしてみる)とか、自分が持っているものに感謝してみる(すると当たり前に思っていたことがそうではないことに気づく)といった方法は、簡単にできるものでしょう。

他者の承認を求めることもOKで、自己承認があることもOKで、そのバランスを取っていくと考えた方がよいのかもしれませんね。

バランスを取るという考え方

感情の抑圧にしても、感情を抑圧することはOKで、抑圧した感情を解き放つこともOKで、そのバランスを取っていくということですね。

多くの人が、感情の抑圧が過剰になっているので、それを緩めていきましょうということですね。

抑圧しすぎを緩めて、適度な抑圧のレベルに戻していくという感じです。

感情を抑圧してはいけないということではありませんし、抑圧しないというのは無理で不自然です。

バランスを取るという考え方でビリーフを緩める前回の記事は、「なくす、ゼロにする」は逆効果になることを書きました。 https://selfcompass.jp/elimina...

ハートシフト・セミナーで実践指導をしています

どうやったら効率的に自己愛のバランスを取れるか、自分の中にある無条件の愛の割合を増やしていけるかについては、仕組みとやり方を「ハートシフト・セミナー」でお伝えしています。

前回のセミナーは動画撮影して、「受講者限定コンテンツ」にアップしています。
遠方でセミナーに参加できない方は有料購入することもできます。セミナー代よりもかなり安く設定しましたのでお得です。
 icon-arrow-circle-right ハートシフト・セミナー受講者限定コンテンツ販売

それでも金銭的に厳しい方は「ハートシフト・サイト」である程度の情報提供していきますのでそれを読んで実践するだけで大丈夫ですよ。ただ、読むだけでは変わらないのでご自身でぜひ実践してみてくださいね。

セミナーに参加する方は、より実践的な指導をやっていきますので、効率的にハートシフトできますよ。
ボク自身、かなり手応えを感じていますので、ぜひご参加ください。

ハートシフト・セミナー平日コース追加

前回の記事で、ハートシフト・セミナーの次回日程をお知らせしました。

【基礎編】2019年2月2日(土)/3日(日)10:00~16:30
【応用編】2019年3月2日(土)/3日(日)10:00~16:30

平日開催のご希望を頂き、下記日程のコースも設けました。

【基礎編】2019年2月7日(木)/3月7日(木)10:00~16:30
【応用編】2019年4月25日(木)/5月23日(木)10:00~16:30

詳細、お申込みはこちらです。募集中です。

 icon-arrow-circle-right ハートシフト・セミナーのご案内・お申込み

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西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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