苦しみから抜け出すヒント PR

過去のあなたのイメージや世界観を持ち越さないこと

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ガリの効果

最近、朝ご飯に牛丼チェーンの卵かけご飯をよくいただきます。

お醤油を適度に入れた卵かけご飯。

一口目の美味しさといったら、もうたまりません。
最高ですね!

でも、その絶品の美味しさが堪能できるのは最初だけで、味噌汁を飲んだ後に卵かけご飯を食べると、はじめの感動はなくなります。
味噌汁の後味で卵かけご飯の味が麻痺してしまうのです。

そこで、牛丼屋につきものの紅ショウガ。
ガリには、後味をリセットする効果があります。

味噌汁やおかずを食べた後で、ガリを食べて、卵かけご飯に戻るとまた美味しさが復活します。

お寿司にはガリがつきものです。

ガリを食べることで次のネタをより新鮮に味わうことができます。

ガリって素晴らしいですね!

人生のガリ

人生にもガリがあればよいとは思いませんか?

日常生活にもガリはあります。

代表的なガリはお風呂です。

一日の汚れや疲れをお風呂で落とすことで、一日のリセット効果があります。

ビールが好きな人は、ビールも絶好のガリですね。

仕事の疲れをビールを飲むことで吹き飛ばします。
一日のストレスを忘れるよい気分転換ですね。

たばこもガリ要素があります。
一服することで気分転換になります。

他にもアロマとか、コーヒーを飲むとか、動画を見るとか、いろいろなガリがあるでしょう。

感謝の効果

そして、新鮮さを取り戻すと言えば、感謝ですね!

ありがたみを感じることで、貴重さを味わえます。

身体が動くことについてありがたみを意識すれば、それだけで当たり前のことが当たり前ではなくなります。新鮮な気分を取り戻せます。

人間関係も同じで、その人がいることや、その人がしてくれることにありがたみを意識すれば、その人に対する慈しみが生まれます。

一日ごとに完全にリセットできれば、私たちは幸せに生きることができます。

人生を連続として捉えていることが幸せを妨げている

幸せを妨げている大きな理由の一つが、「人生を連続として捉えていること」だと思っています。
多くの人が、過去があって、今があって、未来があると捉えています。

「それって当たり前じゃない!」

と思うでしょうが、過去も未来もイメージとしてしか存在していません。
それなのに過去の記憶にいつまでも縛られて、過去のパターンが今日も明日も続くと思ってしまいます。

しかし、よく考えていただきたいのですが、変わらないことなどありません。過去当てはまっていたことが、将来も当てはまるとは限りません。

変わらないことなど存在しない

コロナの件で、日常生活は大きく変わりました。

今まで安泰だった仕事が急になくなった人も出てきました。

政府の保障だっていつまであるか分かりません。

人間関係もいつまで続くかは分かりません。

何十年前までは戦争は当たり前でしたが、今は遠ざかっています。

過去のイメージを今に適用しないことが大事です。

過去のセルフイメージを引きずらないこと

私がここでお伝えしたいのは、特に「過去のあなたのイメージや世界観」についてです。

過去のあなたのイメージをひっぱらないことです。

確かに過去に嫌なことがあってそのときに自己評価が下がったかもしれません。
失敗して恥をかいたかもしれません。
自分のことをダメだと思ったかもしれません。

それはそれでよいのです。

問題は、それを次の日にも適用していることです。

それは当たり前ではありません。

今日のあなたは昨日までのあなたとは違います。

もし、違う世界に行けばリセットできるはずです。

そして、違う世界に行かなくてもリセットして新たな自分でいることはできます。

よいことも悪いこともリセットする

これはよいことも同じです。

よかったことや自分の素晴らしさを引きずるのも同様で、それもまた新鮮さを味わうことの妨げになります。

「よいことが起きて楽しんだ」

「悪いことが起きて悲しんだ」

どちらも人生を豊かにする体験です。

それらを堪能します。終わりです。

それらに善も悪もありません。

それらそのものに問題はありません。

悪いことが問題ではなく引きずっていることが問題

問題があるとすれば、それらを引きずっていることです。

変なたとえですが、小学校の時にうんちを漏らしたとしましょう。

すごい恥ずかしいことでしょう。

そのときのセルフイメージは地に落ちています。

これを人生でずっと引きずっていたとしたらなんてバカなことをしているんだと言うに違いありません。

確かにうんちを漏らした出来事がなかったらよかったでしょう。
でも、それは仕方がないことです。
事実として受け止め、開き直るしかありません。

開き直ってしまえば、他者がからかおうが精神的なダメージは防げます。
私たちは、これと同じことをやっています。

過去を引きずって生きています。

すごくもったいないことです。

リセットして、新しく生きれば、今、幸せを感じられるのに!!!

リセットを意識する

リセットできないと感じられたとしても、まずは「リセットしよう!」と意図して一日を終えましょう
あるいは、一日の始まりを新たな気分で迎えましょう。

カウンセリング的には、抑圧した感情がリセットを妨げているので、それを解放することをオススメしていますが、リセットを意識するだけでも大きく違うと思います。

ガリを用意して、日々新鮮に生きましょう!

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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