苦しみから抜け出すヒント

岡村隆史さんの風俗発言騒動に関連して伝えたい二つのこと

岡村隆史さんの発言が波紋

ナインティナインの岡村隆史さんのオールナイトニッポンでの発言が批判的に大きく採り上げられています。

「コロナが明けたら美人さんが風俗嬢やります」と発言し、生活苦に陥った女性が風俗店に勤務するという趣旨の発言をして、波紋を呼びました。

文集オンラインの下記ページは興味深く読みました。

この件に関しては、いろいろな視点から議論できると思います。

岡村さんを批判する人の心の模様も一つのテーマとしてありますが、この記事では、大きく二つのことをお伝えしたいと思います。

他人軸から自分軸への落とし穴

文集オンラインの記事を見ると、岡村さんは2010年に精神的な体調不良から5か月ほど休養しています。
この間の治療方針は、「周囲の目を気にせず、ストレスから解放され、やりたいことをやる」というものだったそうです。

結果、復帰後は、独りよがりな裸の王様になってしまったとのこと。

周囲の目を気にせず、やりたいことをやるというのは、一見よいことのように思えます。

人の目を気にして、人や組織にストレスを抱えながらも合わせてきた「他人軸」の人が、うつなどをきっかけに、周囲の目を気にせず、やりたいことをやるという「自分軸」になるのは、著名人のブログや本でも推奨されています。

行動だけを変えてもダメ

他人軸から自分軸に変わることは間違っていないのですが、行動だけを変えてもダメなんです。

ここがこの記事で伝えたいことの一つです。

自分軸になるときに欠けがちなもの

「他人軸」→「自分軸」に変わるというのは、行動だけを見ると悪いことではありません。

他人軸でストレスを抱えてきた人は、自分軸になればストレスがグッと減ります。

でも、それでは何かが欠けているのです。

それは何でしょうか?

前回のハートの記事で、「ハートは愛(思いやり)と意志の統合(融合)」と書きました。

ハートには二つの大事な要素があるハートには二つの要素がある ボクは「ハートで生きる!」ということを大きなメッセージにしています。 ハートというのは抽象的な言...

他人軸から自分軸に変わるとき、自分勝手になるタイプの人もいます。
その人は、他者への思いやりが欠けているのです。

極端から極端に行っちゃった感じです。

他人がどう思うかが考慮できない

岡村さんのラジオの発言は、自分の欲望だけしかなく、他人がどう思うかをまったく考慮していません。

他人がどう思うかばかりに関心が行くのを「他人軸」、自分がどう思うかばかりに関心が行くのを「自分軸」と言えますが、必要なのは、他人軸と自分軸のバランス・統合です。

相手がどう思うかも考慮に入れつつ、自分がどう思うかを発言することです。

岡村さんの場合、相手がどう思うかについて頭が回らなかったのです。
今回、こんなふうに騒ぎになって、ようやく思慮不足の発言であることに気づき、謝罪となりました。

なぜ相手のことを考えることができなかったのか?

ここで大事なポイントが、この記事で伝えたいことのもう一つです。

どうして、岡村さんは相手のことを考えられなかったかということです。

裸の王様になっていたからということですが、どうして、裸の王様になってしまったのでしょうか?

このヒントが、文中の矢部さんの言葉です。

「復帰したらみんなさらにやさしくなってんねん。それはさらにぬるま湯になってたかも。アンタはアンタで地獄を見て大変だったと思うけど、コンプレックスもあって、可哀想さんやねん」

この言葉の中の「可哀想さん」に注目してください。

可哀想さんの関心は自分ばかり

可哀想さんって、「私は不幸だ」「オレは不幸だ」「私はこれだけ大変なんだ」「私はこんなに苦しい思いをしてきた」「私はこんなに恵まれなかった」…というような思いを抱えています。

だから、「私はかわいそう」と思っています。

このとき、関心はすべて自分に向きます。
自分のかわいそうさ、苦しみばかりに関心が行って、他人にまで関心を向ける余裕がないのです。

だから、関心ごとは自分のネガティブなことばかり。
それを和らげてくれるものには関心を持ちますが、他者のことにまで関心が持てません。

だから、コロナで生活苦になり苦しんでいる人への思いやりが持てないのです。

情がないわけではなく、気配りできない状態にあるだけ

これは、岡村さんが冷たく情のない人であるという意味ではありません。
記事を見ると、岡村さんはとても優しく、繊細な人であることが分かります。

単純に、相手に関心を向ける余裕がない状態にあるということです。

弱者が苦しむのを喜ぶとか、そういった意図があるわけではなく、単純に思慮不足です。

ですが、ただ思慮不足で謝罪して終わっても、根本が変わらなければまた繰り返すか、また他人軸に戻って苦しくなります。

原因を断つ必要があります。

根本解決をするためにはどうすればよいか?

では、ここでどうすればよいかということですが、結論は「可哀想さん」を止めることです。

これをしないかぎり、他人軸から自分軸に行動を変えても、何も解決していません。

過去の執着を断ち切るしかありません。

コンプレックスに向き合い、許す(受け入れる)

岡村さんの場合はコンプレックスを抱えているようですが、コンプレックスに向き合って、それを自分で許すしかありません。

そうすれば、コンプレックスの反発行動をすることがなくなります。

コンプレックスの反発行動って、愚痴っぽかったり、不満が多かったり、妬んだりなど、ハッキリ言って、よいエネルギーではありません。

コンプレックスを自分で許して、開き直れば、ありのままの自分をさらけ出すことができるので、自分のコンプレックスをいじってお笑いに変えても劣等感を刺激されないので、周りの人も扱いやすくなります。

でも、コンプレックスで可哀想さんだと、周りの人も扱いに困ります。
周りはなるべく関わりたくないので、本人がどんどん孤立し、孤独感や「自分は誰からも相手にされない」という思いを強めていきます。

今は執着を手放す絶好のタイミング

過去苦しかったこと、過去された嫌なこと、それらはすべて終わったことです。
どこかで損切りして、リセットするしかありません。

そこの執着を手放すことが、このコロナウイルス危機のときに、特に求められています。

ぜひ、ここに取り組んで、早めにクリアしてほしいと願っています。


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よっし~(西川佳宏)
よっし~(西川佳宏)
心理カウンセラー/セラピスト(東京・浅草橋)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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