「自分らしく生きたい!」
そんな思いを持っている人は多いと思いますが、同時に今の自分にバッシングしている人がたくさんいると思います。
自分に対する批判やダメ出し、自己嫌悪、それらはとても苦しいものです。
自分を責めるというのは、その自分を受け入れていないということです。
その自分を嫌っているということです。
その自分を否定しているということです。
その自分に価値を認めていないということです。
自分を責める理由
生まれたときから、自分に価値がないと思っている赤ちゃんはいません。
しかし、いつのころからか、自分には価値がないと思うようになります。
どうしてでしょう?
親が、条件つきで受け入れたからかもしれません。
親の都合がよいように行動したら受け入れ、そうでなければ怒ったからかもしれません。
親だけの責任ではありません。
社会全体がそうです。
何かを成し遂げた人、成績が優れている人がもてはやされます。
社会から圧力がかかります。
何かができない人、何かが劣っている人は非難されます。
優越感と劣等感が刻み込まれます。
そして、○○がうまくできない自分には価値がないのだと勘違いします。
その価値観体系で自分をジャッジします。
できなければ劣等感を刺激されて、自分を責めることになります。
なんとかできるようになろうとします。
もっと価値がある人間になろうとします。
でも、「○○したら価値がある」「○○しないと価値がない」というのは全部幻想です。
セッションやワークでやっているのは、その幻想に気づくことです。
それを頭の理解ではなく、腑に落とすことを行っています。
不幸への入り口
私たちは親や世間、社会が決めた価値観体系に従って、優れた人間になろうとします。
それが本来の自分のあり方とは違ったとしても、そうなろうとします。
誰かと比較し、優れた誰かになろうとします。
それが不幸への入り口です。
自分自身でいないのに、どうして幸せでいられるでしょうか?
と何かの本で読んだことがあります。
実際の自分と違った自分で生きていればストレスがあるのは当たり前です。
幸せになるには何も達成する必要はない
実は、自分自身でいるために、何かをする必要はありません。
自分自身でいるために、何かを達成することも、何かを得ることも、何かを削ぎ落すことも必要ありません。
それなのに何かを達成せずにいるとどうにも苦しいのです。
今の自分ではどうにも苦しいのです。
なので、今の自分はダメだと思っています。
そして、何かを達成すればその苦しさを一時的に取ることができるため、達成することが大切だと勘違いします。
さらにその価値観体系が強くなるでしょう。
そのことによって自分で苦しみの元を作っていることに気がつきません。
自分本来の価値観(ハート)で生きる
自分自身であるためには、社会から与えられた価値観から自由になることが必要です。
その価値観を認めつつも、そこにとらわれずにいられるようになることです。
親や社会への反発心で、自分らしくあろうとするのではありません。
(それも大切な第一歩です)
あらゆる価値観を認めたうえで、その価値観にとらわれず、他者の目を気にせず、自分自身が本来持っている大切な価値観に沿って自分らしく生きるとき、ようやく本当の自分として生きています。
もしかしたら、世間の価値観ではダメな人かもしれません。
それでも、人生を、魂を、輝かせています。
自分の花を咲かせることができます。
そして、咲いた花を他の花と比較することなく、満喫することができます。
自分の花を卑下することなく、自慢することなく、他の花を非難することもなく、ただ、自分自身でいることを楽しむことができます。
そのとき、本当に欲しかった幸せがそばにあるでしょう。
ブログタイトルを変更しました
「恋愛・家族・職場の人間関係で困っている人のためのお悩み解決ブログ」
から
「心地よく、自分らしく、生きる」
に変えました。
そもそもブログのテーマが「人間関係」だけではなかったこと。
そして、ボクの理念が、ありのままの自分であることを応援すること。
セルフコンパスの理念
「悩み・不満・苦しみ」を持つ人にもっと「心地よい自分」になれるサポートをする!
なので、心地よく、自分らしく生きるためのヒントをこのブログで提供したいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。