前回の記事「実は問題なんてなかった」のコメントにこんなお悩みを頂きました。

『「実は問題なんてなかった」、と私もかねがね感じてきました。
 正確に言うと、「問題が起こっても数日中に解決する、いやよく考えてみたら、自分が気にさえしなければ、問題自体存在していなかった。」という体験をここ数年で何回もしました。だから何か問題が起こったとき、頭では「今回も大丈夫、数日で解決する、気にしなければ問題ではないのだろう。」と考えるのです。
 でも、毎回毎回ご丁寧に悩み心配するのです。そして後になって「やっぱり大丈夫だった」ことに気づきます。
 こんなに何度も「大丈夫だよ、大丈夫だよ。」と体験させてくれるのに、私の心はいっこうにそれを信じようとせずにいます。毎回毎回、くたびれてしまいます。
自分として安心できる状況になるまでは、心配や不安が頭から離れないのです。
 よっしーさんの言いたいこととちょってずれてしまっているかもしれませんが、最近「問題なんてたぶんないのになぜこんなに悩むのだろう」と考えていたので、コメントしてみました』

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ブログ記事として返信させていただきます。

まず、コメントいただいたことに感謝します。

そして、問題が起こっても解決する体験、そして、問題自体が存在しなかったという実感があっても、やっぱり悩んでしまうとのことですね。

まず、言えることは、悩みや問題がなくなるということはありえません。
残念ですが、人生には悩みや問題がつきものです。
なくなったと思ったら、また別の問題が起こります。

それを防ぐことは不可能です。
問題に対して淡々と取り組むほかはありません。
ネガティブな感情が起こることは避けられません。

ただ、同じ問題が起こるのであれば、それは原因を解決していないということになります。

たとえば、「ノー」が言えないという悩みがあり、Aさんから理不尽な依頼を受け、問題が生じたとします。
なんとかAさんの理不尽な要求を切り抜けたとしても、また同じような問題が生じます。
問題は、自分がやりたくないことをやらざるを得ない状況に追い込まれることではなく、「ノー」が言えないことだからです。
この場合は、「ノー」を恐怖・罪悪感なく言えるようになることが問題の真の解決法になります。

ちゃんと問題の原因を特定し、原因の解消をきちんとすれば、同じ問題はぐっと減ります。

問題に対してそういった対処法を取っていれば、自ずと問題に遭遇することも減ってきます。

とはいえ、問題をゼロにすることは不可能であり、自分にとって不都合なこと、嫌なことは必ず起こります。

そのとき重要なのは、精神面での「問題に対する対応力」を上げることです。
それは、テクニックを身につけることではありません。
心のあり方です。
根拠のない自信というか、自分と人生に対する信頼です。
これは自己愛(セルフラブ)の高さと比例します。

セルフラブが高いと、精神面での問題対応力がグンと上がります。
何が起こっても大丈夫だという信頼があります。

なので、ご質問者さんへの回答としては、

1.問題の原因を解消すること
2.セルフラブを高めること

が悩みから解放されることだと考えます。

また、心配や不安に対する抵抗力をつける方法もひとつの方法です。

それは、心配や不安をただ感じることで高まります。

心配や不安を感じるとき、身体のどこで感じるでしょうか?

その部分にある不安をただ感じます。

このワークは不安を解消する効果ももちろんですが、
対ネガティブ感情対応力を上げる効果があると考えています。

こんなところですかね。

もしかしたら、ご質問者様特有の思考パターンが悩みの原因になっている可能性もありますが、
そこはコメントだけでは分かりませんので、一般的な回答になってしまいます。

ご参考になれば幸いです。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら