苦しみから抜け出すヒント PR

思考がグルグルだとすごく疲れる

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動くとエネルギーは消費するというのは一つの「常識」ですね。
激しい運動ほどカロリーは消費されます。
緩やかな運動ほどカロリー消費量は少なくなります。
ダイエットする際は、カロリー消費を上げるために、できるだけカロリーが減る運動を長時間つづけられるかがポイントになりますね。

この常識から、次の常識が生まれます。
「動かなければエネルギーは消費されない」

でも、実はこれは違うのです。
動かなくてもすごいエネルギーを使っているところがあります。
それは、「脳」です。

脳は体重の約2%しか重量がないにもかかわらず、エネルギー消費量は全体の2割を占めます。
囲碁将棋界では、プロ棋士は一局で体重が2、3キロ減る人も少なくないらしいです。

思考活動が激しいときはその分エネルギー消費量も多いのです。

うつ病はストレス下で交感神経が最大かつエネルギーレベルがほとんどないときに生じると言われています。
そのときに身体を守るために活動を強制的にストップさせるのです。
ネガティブな思考にとらわれている人ほど、色々な思考をめぐらすことに陥って、知らず知らずの間に膨大なエネルギーを消費しています。
そのため何だか分からないけれど疲れているという状態に陥ります。

そこでオススメなのが、思考を観察するということ。
ネガティブな思考が湧いてきても、ジャッジせずただひたすら、そうであるものとして思考を流していく。
思考を客観的に見つめるのです。
思考に気づいている状態が、思考を観察しているという状態です。
思考に余計なエネルギーを与えずにすむため、ネガティブ思考地獄から早く抜け出せます。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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