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誰があなたの価値を決めるのか?

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勝手に価値を決めつけられた怒り

あるとき、理不尽な理由で私の価値を低めて評価されるようなことがあって、すごくムッとしました。

カウンセラーを辞めてからも、自己ワークはするようにしています。
今はChatGPTがあるので、自己ワークがすごくやりやすくなりました。

生成AIにすべてお任せするのではなく、自分自身の内面探求から出たことを含めて、質問したり、分析してもらうとよいと思います。

カウンセリング的な見方であれば、怒りの奥にある心の傷にフォーカスしていく(例:がんばっているのに理不尽に責められて傷ついた経験など)ことになりますが、最近はあまりそこに目を向けなくなりました。
個人的には、そこは十分やったと思うので、何か違うような感じがします。

私にとってピンと来たのは、「勝手に自分の価値を決めつけられたこと」が嫌だったということです。

そして、これは「自分で自分の価値を決める!」っていう心の声の裏返しだと分かりました。

よっし~
よっし~
そういえば、確かにそれ、最近疎かにしていたかも。つい、社会の価値観のほうに寄せてたかもしれない

そんなふうに思いました。

その心の声に気づくと、自分のパワーが戻ってくるのを実感します。

あらためて、「自分の価値は自分で決めるんだ!他者に決めさせない!」という強い意志が湧いてくるのを感じます。

こういう気づきや変化があるので、自己ワーク(カウンセリングを受けることも含む)っていいなとあらためて思うわけです。

自分の価値を自分で決める

同時に、「自分の価値を自分で決める!」っていうメッセージを伝えたい気持ちも強くあります。
そのため、ブログで書きました。

自分の価値を自分で決めることが当たり前の社会であるためには、自己尊重、他者尊重を当然のようにできる人たちで構成された社会であることが必須です。

但し、今の社会とそういう社会ではギャップがあるため、難しいと思います。

しかし、他者尊重をされにくい社会であるからこそ、「自分の価値を自分で決められる」ことの価値が高くなると思うのです。

婚活とか、年齢で価値が決まっちゃうじゃないですか。
男性は、収入が価値を持ち、女性は、容姿が価値を持ちます。

そんなので、自分の価値を決められるって腹立ちません?
私は、大嫌いですね。
自分の価値は自分で決めたいです。

もちろん、他人や社会が価値を決める権利があります。
私の価値をあなたが決めることはあなたの権利だと思います。

もちろん誹謗中傷は公共の福祉に反することなのでダメですが、評価をしてそれを心で感じることは何も問題ありません。むしろそうするのが自然ですよね。

でも、誰かや社会が決めた価値を自分で受け入れることはまた別の話だと思うのです。

それは自分の領域です。

「誰かや社会が自分の評価をしてくれて大いに結構。でも、自分に影響を与えるのは、あくまで自分が自分をどう思うかだ」

そう言い切れる(心の底から思える)人は強いと思います。

私はそうありたいと思っています。

他者評価の呪縛に陥っている人へ

特に、幼少期に親から否定的なメッセージを浴びせ続けられた人は、そう思えるのが難しいと思います。

どうしても自分の評価が、他者(過去の親の亡霊)からの評価になって、それが自己肯定感の低さに結びつき、過去の呪縛から逃れられず、日常生活の生きづらさ、苦しさになっているケースはよくあります。

そういう人たちに、過去の心の傷を癒やすことは大切なことですが、そんなの関係なく、変わろうと思えば変われる、と私は信じています。

そうであると心の底から思っています

今、ここで決めればいいんですよ。

「誰にも自分の評価をさせない。自分の価値を決めるのは自分だけだ!」と。

いやいや、そうしたら、愛がもらえなくなるじゃないですか・・・

こちらこそ、いやいやですよ。甘ったれるなと。

ちなみに自己価値の主導権を持つ人のほうが愛をもらえることが多いですけどね。でも、そういう強固なロジックが幻想として残っていることは分かります。

自分の人生の主導権を明け渡しているのは、親や他人や社会が強制的にやっているのではなく、自分自身であることから目を背けてはいけません。

あきらかにその選択権の自由は、自分自身の領域に所属しています。
その自由は誰にも侵害することはできません。

その自由の中で、あなたは、自分の価値を自分で決めるという決定権を行使していないだけの話です。

いろんな恐れがあるのはもちろん分かります。
でも、その恐れの中でも、勇気を持って、「自分の価値は自分で決める!」と力強く宣言できるからこそ、それにあなたは価値を見出し、自分のことを誇りに持てるようになるのではないでしょうか。

あなたにはその力があることをお忘れなく。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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