苦しみから抜け出すヒント

犠牲者意識が自分を苦しめる

前回前々回の記事で、不幸にしがみついている心理的要因を説明しました。

不幸にしがみついている人の中には、犠牲者意識の人が多く見られます。
「私は誰かから不当に扱われている」
「私は不当なことに苦しんでいる」
という意識のことです。

実は、この意識が、そういう状態を招いています。
無意識で、不当であることが起こるように選択しているのです。
意識ではそんなことは決して思いません。
ですが、自分の奥底ではそれを手放せません。
そう言うと、苦しんでいる本人にとっては反発するでしょう。でも、ここの理解が自分を楽にする大きなステップなのです。

無料オンライン講座の「投影」でも少しお話していますし、もっと詳しくはセルフワーク講座でお話していますが、私たちは自分の無意識の思い込みに従って、人生を作っています。

不当なことが起こった場合、
ある人は、このように解釈します。
「今回こんな嫌なことが起こったけれど、たまたまだし、起こったことはしょうがない。深刻にならないようにしよう」
ある人は、こんなふうに解釈します。
「また、私にばかり不当なことが起こる。いつもそう。いつもいつもこのパターン。誰々はそんなことないのに、私にばっかり。どうせ私は不当に扱われる存在よ」

同じことが起こっても解釈が違うのは、私たちがかけているメガネ(ビリーフ)が違うからです。
犠牲者意識のメガネは、いつ作られたのでしょうか?

ほとんどの方は幼少期だと思われます。
幼少期に犠牲的な経験を受けたか、あるいは、親が同様に犠牲的なタイプの場合が想定されます。
私たちは両親の生き方をコピーしています。
親の苦しい生き方を見て、そうはならないと誓ったにもかかわらず、自分がそうなっていたことを実感することもあるでしょう。

犠牲者のパターンを抜け出すのは容易ではありません。
それは「不幸から抜け出せない7つの原因」に書いた通りです。

でも、このまま犠牲者であるのは嫌じゃないですか!!

じゃあ、どうするか。

まずは、自分が蒔いた種であることを認めることです。
自分がこの状況を作ってきたことを理解し、この状況を自分自身で変えられることを理解します。

そして、本気で変えようと決意することです。
犠牲者意識を手放すと。

本気で変えたければ、今までと同じような行動を取ったりはしないはずです。
犠牲者タイプの方は、無意識で他人を救おうとします。
自分を犠牲にし、他人のために力を使います。決して自分のために力を使いません。
それをやめるのです。

自分のために自分の力を使うことです!
自分を救うために自分の力を使ってください。
自分を喜ばせることを選択してください。
自分を喜ばせることへの罪悪感を手放してください。

本気で自分を救いたい人に、私はサポートしたいと思います。
犠牲を手放すことへの恐れを取ることをサポートします。


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西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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