過ちは悪いことではない

先日のブログに引きつづき、罪悪感について書きます。
善悪でしつけられた子ども(程度の差はあれすべての人が当てはまります)は、ある価値観の「善」を目指し、「悪」を回避するようになります。
「恐れ」や「不安」や「罪悪感」を利用してしつけられているので、それらがとても恐く感じます。そのため、過ちや間違いや失敗をひどく恐れます。

するとどうなるかというと、強い安定や保証を求めるようになります。できるだけリスクを避けるようになります。
そうなると、人生の質が大きく下がります。安定すればするほど刺激が少なくなるので、人生はつまらなくなり、また、失敗を恐れて挑戦しなければそれだけ成長できるチャンスを逃してしまいます。失敗を避け続けていると、歳を取っても成長していないため、余計に行動しにくくなり、ますます引きこもってしまいます。

一つ覚えておいてほしいことがあります。

「過ちを犯してもいいし、間違ってもいい」

過ちや間違いは決して「悪いこと」ではありません。必ず起こることであり、起きてはいけないものではありません。
それを「悪いこと」だとみなすと、できるだけ過ちや間違いを犯さないように行動するので、必要以上にリスクを避けてしまいます。
人は過ちや間違い、失敗から学ぶのです。
ただ、その責任は取る必要があります。でも、「責任を取る=悪いことをした」というわけではないことも覚えておいてください。

家庭だけではなく、学校や会社も「善悪のしつけ」を頻繁に使っています。学校や会社のほうがむしろその傾向は強いです。そのため、どうしても「恐れ」や「不安」、「罪悪感」から行動させられます。だから、学校や会社がつまらなく感じるのは当然のことです。
喜びやワクワク、情熱はあまり重要視されません。

世の中がそうであるのなら、自分で自分のことを防衛しましょう。
過ちや間違いを犯す権利を自分と他人に与えること。そして、その責任を取ること。
これをしっかり自分のものにしておくと、「恐怖」ではなく「喜び」から行動できるようになります。そうすると自分が輝いていきます。

間違っても、過ちを犯しても、それを悪いと思う必要はありません。もちろん繰り返さないようにする努力や対策は必要ですよ。でも、罪悪感を感じる必要はありません。ボクたちは過ちを犯す権利があるのですから。

境界線を引く知識とテクニックを身につけると、自分と他人の領域を区別できるようになるので、恐怖ではなく、自分のハートに従えるようになります。「境界線を引けるようになるセミナー」はとてもお役に立ちますよ。まだ募集中です。

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ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら