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2030年の日本社会の課題とテーマ

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先日、ハートサークル(現ハートレジリエンス協会)のこれからの活動を考えるミーティングに出席しました。
グループで2020年の社会などの課題、ありたい理想像、理想像に向けてハートサークルはどうするか、についてディスカッションしました。

ミーティングの前に、自分で将来ビジョンを考えてみました。
そのときは2030年だと思っていたので、15年後の課題や自分はどうしたいかということを軽く考えてみました。

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最近は、もっぱら経済に疎くなりましたが、10年前くらいまではかなり関心があるテーマでした。
大学院でファイナンスを学んでいたときに、日本経済の財政シミュレーションをやってみると、2000年当時でさえ、すぐに抜本的な改革をしないと財政破綻は不可避だと思いました。

今は多分なおさらでしょうね。

ちょっと調べてみました。

日本は、世界トップの少子高齢化国で2030年には人口の1/3が65歳の高齢者になることが予想されています。
出産適齢期の女性も2010年の2020万人から2030年予測の1457万人と約3割も減少することから、子どもも増えません。

現在の日本の借金は約1000兆円。隠れ債務といって、年金などの将来支払うことを約束したものが約1400兆円あります。合わせて2400兆円。
個人金融資産が約1400兆円ですので、まかないきれません。

ちなみに日本の税収は約50兆円。
予算は95兆円ですから、借金を返すどころか、毎年赤字は増える一方です。

結果どうなるかというと、年金などの将来支払うことを国が約束したものは大幅に減額されるか、インフレが進んで貨幣の実質的価値が少なくなるかのいずれかになると思います。

年金支給が80歳からということだって十分考えられます。

2014年内閣府資料によれば、労働力人口は2013年の6,577万人から2030年には5,683万人、2060年3,795万人まで減少する推計です。
となると、経済規模を維持・成長させるためには、海外からの移民をかなり大胆に増やすか、高齢者(特に女性)の活用しかありません。
私は前者よりも後者のほうが、日本の鎖国的な国民性にマッチするのではと思います。

今の日本人の寿命は、男性80歳、女性86歳です。
そして、健康上の問題がなく日常生活を送れる年齢は、男性70歳、女性74歳です。
ちなみにこれを健康寿命といいます。

つまり、私たちが長く働くためには、健康寿命を延ばすことが特に日本社会の大きなテーマになることが予想されます。

そこで、予防医学の重要性が高まるわけです。

西洋医学は基本的に対処療法なので、「予防」という観点はあまり得意ではありません。
予防接種にしても、近年大きな副作用が報告されていると聞きますし、メタボ対策にしても、西洋医学の高度な英知に比べてあまりにも雑で低レベルです。

結局、ありきたりな、睡眠、運動、食事という誰もができるアドバイスで終わってしまいます。
もちろんそれらも大事ですけどね。

健康寿命を延ばすにはもっと有効なものがあります。
それは…

続く。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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