投影・ビリーフ PR

思い込みが記憶力にも影響する

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「年を取ると記憶力が悪くなる」

これってほとんどの人がそう信じていると思います。
実際に、学生のときよりも記憶力が悪くなったと感じていらっしゃる方も多いと思います。

でも、脳機能の記憶に関する分野の専門家、池谷裕二先生によると、年を取っても記憶力は実感するほどには衰えないそうなんです。
脳の神経細胞の数は、3歳以降は100歳になってもほとんど変わらないそうです。

じゃあ、なんで年を取ると記憶力が悪くなったように感じるのでしょうか?

もしかすると、「思い込み」が現実に大きな影響を及ぼしている可能性があります。

米タフツ大学の心理学実験で、18~22歳の若者と60~74歳の年配者を対象に、単語記憶テストを行いました。
テスト前に、「これは単なる心理学の試験です」と説明してテストしたところ、点数に差はありませんでした。

若者:49点
年配:50点

しかし、テスト前に、「この記憶試験では、通常、高齢者の方が成績は悪い」と説明したところ、同じ試験なのにぐっと点数が下がったのです。

若者:48点
年配:29点

思い込みは現実に大きな影響を与えます!

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。