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コロナウイルスで精神的な二極化が進む

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新型コロナウイルスで世界は二極化へ

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、世界中の生活環境が大きく変わっています。

これは一過性で終わるものではなく、コロナ収束後も大きな変化をもたらすでしょう。

テレワーク、在宅勤務がより増えていくのは間違いありません。
価値観や働き方が変わってきます。

こういった危機のときに起こるのが二極化です。

余裕がある人とない人で大きく別れる

経済的に余裕がある人は、困難を乗り越えやすいです。
経済的に困窮している人は、会社の営業自粛、休業で収入が減り、余計に困難が増えてしまいます。

経済的な二極化が増えるでしょう。

精神的な二極化も進む

心理カウンセラーとして、私がお伝えしたいのが、精神的な二極化についてです。

ある程度余裕がある人は、危機の度合いが低いので問題ありませんが、あまり余裕がない人は、この危機で精神的に苦しくなりやすいです。

ここで大事なのが、この危機の中で希望や前向きさを持つことです。

希望や前向きさを持つ人と、どんどん落ちていく人の二極化が増えてくるでしょう。

簡単に言えば、危機のときに真剣さや覚悟を持って向き合い、前向きな行動を増やしていける人と、無気力・自暴自棄・やさぐれて、行動が止まってしまうか後ろ向きな行動になってしまう人により顕著に別れるでしょう。

このブログを読んでくださっている人には、ぜひ前者になっていただきたいと強く願い、この記事を書いています。

今のタイミングは大きな分岐点だと感じています。

危機だからこそ大きな成長を生むチャンス

危機だからこそ、自分が試されます。
危機だからこそ、真価が発揮されます。
危機の時にこそ、前向きさが持てれば、大きな精神的成長になります。
それは何よりも自分の財産になります。

今余裕がない人ほど、そのチャンスがあると捉えてください。

二極化で落ちていく人のあり方

まず、どんどん落ちていく人は、どういうあり方かを書いていきます。

被害者意識

「政府が悪い」「安倍さんが悪い」「コロナが悪い」「中国が悪い」「会社が悪い」

被害者意識や他者批判にあふれている人は、自分の人生の責任を他者に委ねています。
それだとどんどん自分の力と愛を失います。

どんなに正論であろうが、愛のない他者攻撃は、対立を生むだけです。
他者尊重できる人は、他者尊重と自己主張を両立できます。

恨みを持ち続ける

被害者意識と関わっていますが、他者に対する恨みを持ち続け、そこに執着していると、恨みのエネルギーにどんどん蝕まれていきます。

復讐心や、他者を見返すことにエネルギーを費やしている人も同様です。

執着を持ち続ける

たとえば「自分の気持ちを分かってほしい」などのニーズにいつまでも執着していると、分かってくれない他者に対する怒りに悩まされます。あるいはあきらめて無力感に悩まされます。

他人がニーズを満たしてくれることに執着していると、それが実現するまでずっと進めないことになります。

自己批判・自暴自棄を持ち続ける

「自分の何かが悪い」「自分の何かが足りない」「ここがダメ」「これさえ変わればよいのに」などと自己批判の思考に悩まされるとき、気持ちはとてもしんどいです。

危機の時ほど、余計自己批判が強くなります。
ここで自己批判を続けていくとどんどん自己愛から離れていって、苦しくなる一方です。

罪悪感を持ち続ける

罪悪感を持つ人の多くは、他者の人生の責任を背負っている人です。他者の不幸や苦しみを自分のせいにしていますが、危機の時ほど、他者の不幸や苦しみが増えるので、余計に罪悪感が強くなるでしょう。
罪悪感は、自分を幸せにすることと反対のエネルギーです。不幸一直線です。

無力感・無気力を持ち続ける

「どうせやっても無理だ」「前にやったけどうまく行かなかったので今回も同じこと」「やっても傷つくだけ」「他の人にはできても私にはできない」

無力感がある人は、危機になるほど余計身体が動かなくなります。
やらなければならないと分かっていても、動けないのです。
むしろ、余裕があるときは少しでも動けます。

危機なときほどかえって無気力、あきらめが増え、「こんなピンチなのに動けない自分はダメだ」と自己否定が余計強くなります。

危機の時ほど、無力感は強くなって動けなくなることを理解してください。
それは普通のことです。

無力感を手放すことを先にやっていきましょう。

思考停止状態

危機の時ほど、安全欲求が高まります。正しさや守ってくれる人を求める衝動が強くなります。

「偉い人や賢い人を信じてやっていれば大丈夫!」

などと自分の頭で考えることを放棄すると、どんどん他者に流されて、自分で立つ力が弱くなっていきます。

感情停止状態

私たちには苦しみを抑えようとする「抑圧」機能があります。
苦しみを感じたくなくて、見ないようにしようとします。
すると、危機があるのに気づかないようになります。

考える力と感じる力が弱くなればなるほど、ロボットのようになります。人として大切なものが失われてくるのです。

二極化で上がっていく人

次に、前向きな人はどうするかの一例を書きます。

  • 現状をあるがままに見る(否定感なく)
  • 何をするべきかを明確にする
  • 自分がどうしたいかを明確にする
  • 優先順位をつけて淡々とやっていく
  • 不満にエネルギーを使うのを最小限にし、どのように変えていこうかを考えたり、行動することにエネルギーを使う
  • 危機を活かすアイデアを考えてみる
  • 助け合いで何が自分にできるかを考えて行動する

他にもいろいろあるでしょう。

大きな違いは、ネガティブなエネルギーに縛られていないということです。

危機の時はネガティブなエネルギーがどうしても出てきます。

ネガティブなエネルギーにいかに縛られないかが大きな分岐点です。

ネガティブなエネルギーを手放す最大のチャンス

今こそ、被害者意識、恨み・復讐心・見返す、執着、自己批判、罪悪感、無力感、思考停止、感情停止を手放すタイミングです。

これを徹底的にやることです。

これがあるまま、前向きになろうとしても無理な話です。

今のタイミングで手放しましょう。
手放せば、自然に前向きになれます。

ここで前向きになれれば、今が苦しくても必ず芽が出ます。
希望を持ってください。

被害者意識、恨み・復讐心・見返す、執着、自己批判、罪悪感、無力感、思考停止、感情停止を自分で手放せない人は、カウンセリングで手放すサポートを精一杯します。

ぜひこのタイミングで手放し、前向きの波に乗りましょう。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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