免疫力を上げる
連日コロナウイルスについての報道が相次いでいます。
心の専門家として、参考になることをお伝えしたいと思います。
ウイルス対策については私は言及できませんが、免疫力を上げたほうがよいということは素人でも分かります。
免疫力を下げる原因はいくつかあります。
- 栄養不足
- 睡眠不足
- 過剰労働(忙しい)
- ストレス
それ以外にもいろいろあるでしょうが、心の専門家として言えるのはストレスについてです。
不安がストレスになる
コロナウイルスに関しての心のストレスは「不安」が大きいです。
地下鉄で、マスクせずにせきをした人がいたため、非常通報ボタンが押されたというニュースがありましたが、その人は相当な不安を抱えていますね。
不安は必要だが必要以上の不安は不要
とはいえ、不安がまったくないのはまずいです。
不安は自分を守るためのシグナルなので、きちんと受け止める必要はあります。
危機感を持つ必要があります。
但し、危機感をもって、きちんと対処すればそれ以上の不安はもはや不要です。
不安には意味のある不安と意味のない不安があり、一度危機感を持って、対処したならば、それ以降の不安は逆効果にしかなりません。
仮に対処できない場合、それはそれで仕方がないわけで、対処できないことに対して不安や心配を抱えても仕方ありません。
不安が続くと交感神経が優位になり、やがて免疫力が落ちてしまいます。
どうすればよいか?
では、どうすればよいでしょうか?
危機感を持って、必要な対処をする
たとえば次のようなことです。
家に帰ったらうがいをする
手指の消毒をする
体調を崩したら家で休む
免疫力を高めるサプリや食べ物を取る
上記はただの例なので、うのみにせず専門家の情報をご参照ください
そして次のことが重要です。これがすべてと言ってもいいです。
必要な対処をしたら、あとは不安を持たないこと!
不安の思考を断ち切るには!
これで「以上!」なのですが、不安を持ちたくないと思っても、不安が出てしまう場合は「不安を持たないように!」という言葉が逆効果になってしまうので、ここからはそういう人向けにメッセージも書いていきます。
以下は不安が強い人向けです。
不安は感じないこと!
感情解放では、感じつくすことが言われていますが、不安については逆効果になることがよく見られます。
不安は感じることをせず、横においてください。
不安感情を感情解放できちんと処理できる人は別です。そういう人は今まで通りのやり方でやってみてください。感情解放を否定するものではありません。
そして、不安は、不安に結びつく思考によって引き出されているケースが多いです。
そのため、思考を断つことが重要です。
不安に結びつく思考を断ち切ること!
そのためには、必要以上にコロナウイルスのニュースを見ないことも手です。
あえて情報から離れることです。
そして、コロナウイルスについてなるべく考えないことです。
専門家や対処しなければならないときは、しっかり考える必要がありますが、そうではない場合、考えるとどうしても不安に結びついてしまうため、考えることを止めることです。
一度考えてしまったら、意志で「止めよう!」としましょう。
あるいは、別のことをやって気分転換したり、身体を動かしたり、別の作業をしたり、動画を見るなどして、コロナウイルスについて考える時間を少しでも減らしましょう。
それでも不安が収まらない場合は、専門家の力を借りましょう。
「不安を感じてはいけない」と逆に不安が強くなる人は、不安を感じることを許可してあげましょう。
否定・禁止すると、余計にそっちの思考に意識が向いてしまいます。
「不安があってもいいさ」
「心配性でもいいさ」
「神経質でもいいさ」
となるべく受容のほうに持っていくと効果的です。
皆様の過剰な不安が少しでも和らげられるヒントになれば幸いです。