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自分を責めることを止められない人へ

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自分を責めることは苦しいですね。
その苦しさはとてもよく分かります。

自分を責める大きな原因

自分を責める大きな原因は罪悪感です。

仮に運転していて交通事故を起こしたとすると、被害者に対してものすごい罪悪感を抱くはずです。

罪悪感は幸せになることを妨げます。自分を罰しなければならないと思い、幸せであることに罪悪感を感じ、無意識で苦しい人生を送るように仕向けてしまいます。

だから、罪悪感は人生の質をとことん下げてしまいます。

スピリチュアルの視点

スピリチュアルでは、加害者も被害者も魂レベルで同意しているという考え方があります。

つまり、お互いのなんらかの気づき、成長のためにその役を演じることを合意したというわけです。

その考え方に立てば、加害者であったとしても罪悪感を感じる必要がないということになります。

罪悪感を持つ必要はありません。

一見罪悪感を持っていないように見える人も無意識では罪悪感を抱えている

というと、たとえば振り込み詐欺をしている人も罪悪感を持たなくていいのかということになりますが、彼らはそもそも罪悪感を意識レベルで感じていません。

だからそんなことができるのです。
でも、無意識のレベルでは罪悪感を感じています。

無意識の罪悪感はもっと自分の人生の質を下げます。

無意識で自分を罰しますから。だからすごく苦しいと思います。

罪悪感は持たなくていい

もし、あなたが罪悪感を抱えているとしたら、それを持つ必要は一ミリもないと言いたいです。

「すべてのことは価値が等価」であり、喜びの方を選択してください。

自分を責めるもう一つの大きな原因

自分を責めるのは罪悪感だけではありません。

自分の理想(こうあるべき)と現状のギャップが自分を責めることにつながります。

たとえば、自分の理想は「明るくはつらつとした人」で、現実は「人見知りであまりしゃべらない人」だったとします。

すると、会合などで他の人が明るくしているのを見て、自分はダメだと思ったり、なかなか話ができなくて自分を情けなく感じたりします。

理想と現状のギャップが大きいほど、自分を責める度合いが高くなります。

理想をかなえようともかなえられない

そのため、通常は理想をかなえようとします。

例でいえば、がんばって明るくはつらつとした人になれるように努力します。

簡単に理想がかなえられるようなものであればよいのですが、たいてい簡単にはその理想はかないません。

できもしないことにずっと悩まされるので苦しいわけですね。

仮に理想がかなっても満足できない

そして、仮に理想をかなえたとしても本当の意味で満足はありません。

自己否定感から理想をかなえようとしているので、また違う点で理想と現実のギャップが気になり、そこで自己否定が始まります。

一つ解決したら、また新たな問題に悩むことになるわけです。

人見知りが大丈夫になれば、次は容姿が気になる、みたいな。

理想をかなえることで満足できれば、その努力は報われるのですが、努力が報われないところがつらいところです。

理想がかなわなくとも幸せになれる

そして、幸せは理想の実現とは実は関係ありません。

理想がかなわなくとも幸せになれます。

それについては、下記の本で詳しく説明しています。

本画像1本「願いがかなわなくても幸せになれる
願いがかなわなくても幸せになれるということを「引き寄せの法則」や「心の仕組み」を詳しく解説しながら論理的に導いています。

自分を責めないようにするにはどうしたらいいの?

自分を責めることを少なくするには、理想と現実のギャップを埋めることですが、理想をかなえるのではなく、ただ現実を肯定しさえすればよいのです。

現状を受け入れることです。

しかし、それはとても難しいことで、簡単には行きません。

簡単に自分がダメだと思っているところを受け入れられません。

受け入れられないのはなぜ?

受け入れられない理由は、自分がダメだと思っていることにたくさんの苦しみのストーリーと感情がくっついているからです。

上記で挙げた例「人見知りであまりしゃべらない人」であれば、たとえばこんなストーリーがあるかもしれません。

  • 人見知りは異性にモテない
  • 明るい人が異性にモテた
  • 自分が振られたのは人見知りだからだ
  • 皆からもてはやされているのは明るい人で自分はちっぽけな存在として扱われている
  • 人見知りのせいで皆からバカにされた
  • 人見知りのせいで友達が少ない
  • アピールがなかなかできないので出世できない…など

他にもいろいろあるでしょう。
これらのストーリーに怒りや悲しみ、絶望感、あきらめ、恐怖などの感情がくっついています。

要はたくさんのエネルギーがくっついているわけです。

そのため、それを手放そうとしても簡単に手放せないし、頭で受け入れようと決めたところで受け入れられるものではありません。

さらに、受け入れられない要素は一つではありません。

たくさんあると思います。

受け入れられない要素がたくさんあればあるほど、自分を責めるきっかけは増え、自分を責める思考に悩まされることになります。

受け入れる方法

自分の否定している要素をどうやって見つけて(実は気づいていない無意識のものが苦しみの元になっています)、どうやって受け入れるか(手放すか)を半年かけてやっているのが「セルフワーク講座」です。

そのくらい時間がかかるので、簡単には行きません。

簡単にブログなどで説明できる分量にならないのがもどかしいですが、一つのやり方としてはEFTがあります。

EFTのやり方(元EFTトレーナーがやり方を分かりやすく丁寧に解説)2017.11.30現在、EFTトレーナーを辞退したため、現在はEFTトレーナーをやっておりません EFTのやり方動画 EFTの...

EFTを使って、受け入れられないものにくっついているストーリーの感情を根気強く解放してください。

すると、自然に否定している要素が気にならなくなります。

だんだんどうでもよくなって、最終的には「なんでそんなことを気にしていたんだろう」という感じに変わってきます。

自分の否定している要素を受け入れるとセルフラブが上がる

そうやって、自分の否定している要素を受け入れられるとセルフラブが上がります。

セルフラブ(=自己価値=自己愛=自己肯定感):ありのままを受け入れている度合いと定義しています

なので、セルフラブを高めることは簡単には行きません。

時間がかかるテーマです。

罪悪感を手放すこともセルフラブを高めることにつながります。

セルフラブを高めていくと、自己否定が少なくなります。

自分を責めることがぐっと減り、心地よく、自分らしく、生きることができます。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

POSTED COMMENT

  1. Mariko より:

    何かにつけ私の責任だ、私のせいでこうなったと自分を責めることが多かったのですが、今朝
    「もうこれから自分のことは責めない!」
    「どんな結果でもその時の私としてはできる限りのことをした」
    と思うことに決めました。
    決めた直後にこのサイトのメールマガジンが来たのでとても勇気をいただきました。
    ありがとうございました。

    • Marikoさま

      コメントありがとうございます!
      素晴らしい決意ですね。
      この決意が自分を責めなくするとても大きな一歩だと思います。
      こちらの記事が参考になれば幸いです。

      よっし~(西川佳宏)

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