よい未来にしたいと願うのは当然のこと
よい未来にしたい!
ほとんどの人がそう願うでしょう。
そのために大切だと思うのは、未来をポジティブに変えようとすることだと思います。
未来のために勉強したり、投資したり、貯蓄したり、ワークしたり、よい仕事に就くための準備をしたり、習いものしたり、新しい趣味を始めたりとか。
前向きな行動が無駄になるかもしれません。
むしろ、無駄になるほうが多いかもしれません。
でも、よい未来のために前向きに行動することは必要だと思います。
そして、この前向きな行動をより楽しんでやっていければよいですね!
いくら、前向きな行動でも、我慢や自己犠牲を大きく伴うものであれば、今を犠牲にし過ぎて、それはそれでバランスを欠いているように思えます。
前向きな行動を楽しみ、未来にもつなげていく
そんなふうにできたらいいんじゃないかと思います。
現状が苦しいから余計に未来を変えたい
未来をポジティブに変えようとするとき、どうしても現状の苦しみがあると思うんです。
もちろん、そうじゃない人もいますが、苦しいからこそ、未来をポジティブに変えたいと真剣に願うと思うんです。
現状否定はよい変化を妨げる
現状の苦しみがあるとき、どうしても、その現状を直視したくないと思います。
これが現状否定になってしまいます。
現状否定から、よい未来にしたいと願う行動は、多くのケースで逆効果であることを経験的に実感しています。
自分の人生の責任は自分にしか取れない
現状否定でよくあるのが、被害者意識ですね。
つまり、現状の苦しみを誰かや何かのせいにすることです。
誰かのせいにしていたら、自分は悪くないと思えます。
でも、これは、現実を受け入れていないことと同義です。
自分の現実に責任を取っていないのです。
誰かに責任を委ねています。
自分の人生に自分で責任を負うという「当たり前」のことがあって、今この瞬間の人生を受け入れることができると思います。
どんなに理不尽であっても自分の人生の責任は他者には取れない
もちろん、人生にはコントロールできないことだらけで、周りの人はもっと簡単に人生を歩んでいるように見えるかもしれません。
理不尽だと思うかもしれません。
それでも、ここで、自分の人生の責任を取ることを自分以外の何かに委ねてしまうと、自分の可能性をもっと狭めてしまうことになると思っています。
自分の人生の責任は、自分でしか取ることができないことを理解し、現状をあるがままに受け止め、そのうえで未来をポジティブに変えようとすることを試行錯誤することが大事だと思います。
自分の人生の責任を取るのは自己否定・罪悪感・反省ではない
自分の人生の責任を取るということは、自分のせいにして自己否定したり、罪悪感を持ったり、反省をすることではないと思います。
それも形を変えた現実逃避であり、現状をありのまま見ることから遠ざけています。
だから、自己否定から現状を変えようとしてもうまくいかないでしょう。
外部状況に左右されない平安が、心の深いところにある
現状によいも悪いもなく、いくら恵まれない状態でも、幸せかどうかは別問題です。
心の平安は、外部状況に左右されますが、心の深いレベルではそこに左右されていません。
それを見出すには、ありのままを見ていくしかありません。
簡単です。ありのまま見れば平安があるのです。
ありのまま見ることを妨げているのがエゴ
ありのまま見ていくのにエゴが邪魔しています。
なので、エゴの影響をなるべく小さくしていくことをブログなどでお伝えしています。
具体的には、マインドフルネス(意識的に思考・行動していくこと)、ネガティブな感情の解放、衝動(承認欲求や過度な刺激を求めるなど)の解放、ネガティブな思考連鎖のストップ、「こうあるべき」を緩める、といったことに取り組んでいくことをオススメしています。
エゴの影響が小さくなると、現状をあるがままに受け入れることができます。
そのうえで、自分がどうしたいかを大切にし(ハートを大切に)、前向きに生きることが大事だと思います。