ハートの素晴らしさ

損してもいい

損のススメっていろんな人が言ってますよね。

たとえば心屋仁之助さんが「損してもいい」とよくおっしゃっていますね。

損をする選択ってすごいことです。
なぜなら私たちのエゴに反するから。

エゴに反する行動がエゴを弱める

エゴはその特性上、得を求めます。
これはごく当たり前でエゴは生きるための防衛メカニズムなので行動原理が損得、有利不利、勝ち負けなのです。

ここでは詳しいメカニズムを説明することは省きますが、私たちの苦しみはエゴの肥大によるもので、過剰な防衛メカニズムを弱めることが欠かせません。

この仕組みは本「本当は傷つきやすい人たちへ」に書いています

そのためにもエゴの行動原理から反することをやることが一つのやり方になります。専門的に言えば行動療法アプローチと言えるでしょう。

これは実際にやれば絶大な効果を発揮するでしょう。
自分にとって損だと思っていたものが、実際にはそうでなかったことに気づき、抑圧が緩みます。
いわゆる悪、影、闇の受容となり、結果的に意識が拡大します。
スピ的に言えば波動が高まります。

エゴに反する難しさ

しかし、このやり方の難しい点は、損をする行動を起こそうとするまでのハードルの高さです。

普通に考えれば損をしようとするわけがありません。

そこでしぶしぶ、損をすることがいかによいかをチラつかせます。
しかし、これは諸刃の剣であり、得をするために損をするということであれば、損得の枠組みから何も変わらないことになります。

ゆえに、損をすることのメリットをできるだけ伝えないようにします。
しかし、それでは行動しないのでこれがジレンマとなります。

心屋さんが解くことに意義がある

心屋さんが損をすることを解くのは私は素晴らしいと思っています。
なぜなら影響力があるからです。

影響力がある人であれば、「いいから、四の五の言わず、やってみんかい!」で多くの人がやってみると思うんですね。
あの人が言うのなら間違いないからとりあえずやってみようと。
すると、何も考えてない人ほど恩恵を受けるわけです。
下手な理屈を考えて行動しない人ほど何も変わりません。

私は心屋さんほど影響力がないので、損をしなさいというアプローチは取りません。というか、取りたくても取れません。

これは素晴らしいので本当はすごく主張したいのですが(笑)

ハートの素晴らしさを知るというアプローチ

私の主張はハート主体によるアプローチです。

自分のハートと得が一致していたら、何も問題なく、苦しくもありません。
でも、ハートが損で、ハートじゃない選択が得の場合がたくさんあります。

あまり気乗りしないけど安全だから。
好きじゃないけどお金持ってるし。
特にやりたくないけどやらないと仲間外れにされそうだし。
行きたくないけど行くのが当たり前だし。

そんな選択をします。

必ず苦しみますよ。
だってハートは望んでいないので、ハートはノーを主張するわけです。

ハートのシグナル

それをハートはどうやって伝えるかというと、胸のザワザワとか身体の痛みとか、そういったかたちで伝えてきます。

私たちはそのシグナルを無視して、嫌なものとして扱い、フタをします。

私たちはいろんな理由でフタをする達人ですね。
プロですよ。

フタをし続けると、ハートのノックは強くなります。シグナルとしては苦しみという形でしょうね。
それでも無視し続けると、心や身体の病気にまでなります。

これを不幸だと思うなら筋違いです。
これは愛の通告です。
自己尊厳を取り戻すための愛のシグナルです。

心や身体の病気にまでなっているということは、ここまでしても気づかない鈍感さんになっているということです。

いい加減気づかなきゃ。

苦しみを活かすこと

苦しみを抑えることなく、そこを感じてみてください。
自己批判なく、他者批判なく感じてみてください。
また、悲劇に酔うことなく感じてみてください。

自己批判、他者批判、悲劇に酔うことは苦しみからの逃げに過ぎません。これもエゴの防衛メカニズムの一つです

苦しみの裏にはハートが必ずあります。
これを認識することが、苦しみを活かすことです。

ホントはもうしたくない
もうこんな不当な扱いをされたくない
もう我慢したくない
もっと大切に扱ってほしい
もっと尊厳を持って接してほしい
もっと理解してほしい
ありのままで尊重してほしい
私の自由を奪わないで

このハートを思いっきり感じることで、ハートを取り戻します。

私たちはハートが麻痺している

私たちはハートが麻痺しているのです。
当たり前の常識とか、世間の価値観とか、損得とか勝ち負けとか、そんなことで自分のハートを抑え続けてきたから、ハートの声が聞こえないのです。

ハートを取り戻したら自己尊厳が生まれる

ハートを取り戻したら、自然に自分に対する尊厳が生まれます。

私に不当な扱いをさせないようになります。

このエネルギーの変化は他者にも影響を与えます。
他者もあなたを不当に扱いません。
舐めないようになります。

仮に不当に扱われても、自分のハートが揺らがなければ、毅然と対応できます。

ハート>得、有利、好都合、勝ち

ハートを強くすれば、それがいかに損な行動であっても、ハートに従います。

そして、ハートの素晴らしさを知ったら、もはや損得、有利不利、勝ち負けなどといった基準に従うことはなくなります。

たとえば1兆円はすごい魅力がありますが、ハートの素晴らしさに比べれば圧倒的に色あせますよ。

なので、損得が選択基準にならないのです。
ハートからブレないのです。
圧倒的にハートの方が魅力的ですから。

私はこう言いたいです。

「損をしろ」ではなく、「ハートの素晴らしさを知って!」と。

ありのままの自分の素晴らしさを知ること

とはいえ、先人や癒し業界の方々のメッセージと意図は同じです。

ありのままのあなたの素晴らしさを知ってほしいということ。
自分の尊厳を取り戻してほしいということ。

ハートの素晴らしさを知るには、苦しみを活かすことです。

苦しみをなくそうとするから、ハートが眠るのです。
簡単に言えば、あきらめちゃっている。
拗ね続けている。
いつまでも恐い恐いと言って、ハートを引っ込めています。

苦しみを抑えると人生の低空飛行が続く

苦しみを活かせば、ハートが自然に出てきます。

苦しみを活かさず、抑えようとするから、いつまで経っても苦しいか、人生の低空飛行がずっと続くのです。

実はものすごく単純で、我慢し続けた生き方を自己選択でやっているだけ。

自己選択ですから他者を恨むのは筋違いです。
とはいえ、自分の何かを責めるのもお門違いです。

自己尊厳の選択をただするだけ

自己選択で選んできたことに気づき、自己尊厳の選択を選び直すだけです。
そこに反省は不要です。
後悔があれば、それを思いっきり感じて、糧として活かしてください。

別の言葉で言えば、「当たり前のことを当たり前にやる」だけです。

それが自然にできる人が賢者だと思います。

苦しみを活かして、ハートを知ってくださいね。


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ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら