ハートシフト

主体者意識を持つことの重要性

「人生を変える力がない」という思い込み

  • 無力感や絶望感、人生の理不尽さを感じやすい人
  • 他者や組織、政府批判の思いがすぐにわき上がる人
  • 自己否定や罪悪感が出やすい人

その人たちのコアにある思い込み(コアビリーフ)は「私には人生を変える力がない」というものかもしれません。

「人生を変える力がない」という思い込みが心の根底にあるため、発想そのものが「他者がやるべき」となってしまいます。

そうなると、自分の人生の責任を他者に委ねてしまうという境界線越えが生じます。

境界線越え

この状態のときは、本来は自分がやるべきことなのに、相手がやるべきことだと信じています。

要は自分の責任範囲なのに、相手の責任範囲だと「思い込んで」いるのです。

本来は自分が負うべき責任まで、他者が負うべき責任だと思うから、それをやっていない相手に怒るのです。

その怒りは当人にとって正当に思えます。

だって、相手がやるべきことをやっていない(と信じている)からです。
そのため、自己正当化され、怒りを抑えようとはしません。

この場合、そもそも責任範囲の認識違いから生じる怒りなので、怒りをどうこうするよりも、責任範囲の認識を修正する必要があるのです。

境界線が狭いから被害者意識になる

被害者意識に陥る人は、境界線が狭いのです。自分の責任を過少認識しています。
そのため「○○さんはこれをやってくれない、あれをやってくれない」という文句が出てしまいます。

本来、自分を大切にするのは自分の責任範囲です。
自分を幸せにするのは自分の責任範囲です。

それを他人に委ねている時点で、境界線の認識範囲がおかしくなっていると思ったほうがよいでしょう。

境界線が広いから自責や罪悪感になる

逆に、自己否定や罪悪感に陥る人は、境界線が広すぎるのです。他者の責任まで自分の責任と認識しています。
そのため、自分ではどうしようもないことまで責任を負って、自責しているのです。

他者が幸せになるのは他者の責任であり、それを自分のせいにしていること自体が境界線の認識範囲がおかしくなっていることに気づく必要があります。

境界線の認識範囲を修正すれば、自然と被害者意識や自己否定・罪悪感は治まってきます。

境界線修正には癒しだけでは不十分

境界線の認識範囲を修正するためには、癒しだけでは不十分です。

癒しというのは心の傷を癒やすことです。
許しやリセットです。

それは非常に大事なことですが、癒しだけでは境界線の誤認識の修正はできません。

癒やして楽になります。愛が増えます。自己愛が高まります。他者愛も高まります。
しかし、いくら癒やしても境界線範囲の間違いには気づけないでしょう。それは別問題だからです。

そのため、知識や理解も必要なのです。

「私は人生の主体者だ」という認識

被害者意識や自己否定・罪悪感に陥りにくい考え方は「私は自分の人生の主体者だ」というものです。

「自分の人生の主体者である」という考え方は、「私は人生のクリエイター」であり、「自分が自分の人生を幸せにできる力がある」と認識することと同義です。
 
自分の考え方や努力次第で、人生を好転できると信じて主体的に考え、行動していきます。

他者の責任を負わなくなる

もし、人々が「自分が人生の主体者だ」という認識があれば、他者がやるべきことを自分の責任とはしなくなるでしょう。

いくら誰かが大変で苦しんでいたとしても、自分の責任とはしないのです。
それは助けないということでは決してありません。

自分がやるべきことは精一杯やりながら、それでも最終的には自分の責任とはしないという考え方です。

自責や罪悪感は極端に反転しやすい

たとえば、医者が患者を助けられなかったとしていちいち自責していたら医者自体を続けられません。
自分の実力不足を悔やみ、より能力を上げようとがんばるのは大事なことですが、そこに自責や罪悪感を持つとどんどん負の感情に巻き込まれて結果的にどこかで行き詰まります。

心を閉ざしている人の多くは、元々は責任感が強く、優しい人だったりします。過剰責任による境界線越えから、心が限界になり、閉ざしてしまわないと生きていけなくなったと考えられます。

結果的に、そういう人は極端に無責任になってしまうのです。
過剰に何かをするか、過剰に何もしないという両極端なのです。

責任を手放すとは負わなくてもいい責任を手放すこと

責任を手放すとは、無責任になることではありません。
何もしないということではありません。

境界線の理解不足から来る過剰責任や過少責任を修正し、自分がやるべきことをやることです。

もし、自分の実力不足を痛感したならば、自責や罪悪感を手放して、自己研鑽すればよいのです。

自分の責任を他者の責任にしなくなる

また、人生の主体者が自分であることを腑に落とせば、自分の人生の苦しみを他者のせいにしないはずです。

「他者が○○をしてくれればいいのに」
「政府はもっと○○するべきだ」
「もっとまともな人に政治家になってほしい」

という発想はなくなるでしょう。

そうではなく、自分がどうしたいか、どう働きかけるか、何をしていこうか、という発想になるでしょう。

「自分が人生の主体者だ」という考え方でいれば、適切な境界線を引きやすくなります。

ここを腑に落とすことが大事であると実感しています。


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よっし~(西川佳宏)
よっし~(西川佳宏)
心理カウンセラー/セラピスト(東京・浅草橋)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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