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自己肯定感を上げるには自分の性質を詳しく知ること

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今回開講したHSP講座HSP専門コースで目指しているのは「自分の性質を詳しく知ろう!」ということです。

性質・個性を知れば、対策ができるからです。

HSP(繊細すぎる人)は、傷つきやすいために、心の苦しみを感じやすいです。

これは「感度が高い」という資質から来るものです。

但し、ここで理解が終わってしまうと、単に「感度が高いから傷つきやすい」で終わってしまいます。

性質を詳しく知ることが対策につながる

もう少し深く性質を知っていく必要があります。

「どんなときに感度が高くなるか?」
「どんなときに苦しみを感じるか?」

この問いは大切ですが、ただ単に問うただけでは答えは出ないでしょう。

よく分からない

で終わってしまいます。

まずは心の仕組みやHSPの理解を得よう!

まずは、どんなときに苦しみを感じるかの一般的な理解、心の仕組みの理解が大切です。

その上で自分特有の苦しみを見つけていくと見つけやすいです。

HSPの苦しみの原因の一つが「ネガティブエネルギーとの同調」

HSPの苦しみの一つが「ネガティブエネルギーとの同調」です。

HSPは「同調しやすい」という資質があるからです。

そして、同調とはどんなことかを体感で理解すると、いかに普段同調しているかが分かります

このメカニズムが分かると、「どんな(ネガティブ)エネルギーと同調しやすいか?」
「どんなときにそのエネルギーと同調しやすいか?」を確かめることができます。

リサーチしていきます。

すると「なぜ苦しいか」が具体的に見えてきます。

リサーチは知識があるほどやりやすい

見えてきた後も、さらにリサーチを重ねていきます。

するともっと具体的な苦しみが見えてきます。

たとえば、女性の周期的な問題や気圧が気分に関係があることが分かっています。

そういう知識を知っておけば、リサーチができます。

リサーチして原因が分かるだけで自己肯定感が上がる

リサーチして原因が見つかったら、対策ができます。

リサーチして、資質や原因が分かると、自己肯定感が上がります。

たとえば、HSPは苦しみの感度が高いため、他人軸になりやすかったり、うつになりやすかったり、仕事のストレスが大きくて辞めやすかったり、人との違いを感じやすかったりします。

これだけ取ると「私はダメだ」「私は劣っている」というのがぬぐいきれません。

証拠があるからです。

いくら自己肯定感を上げようとしても難しいです。

ですが、これは理解不足から生じています

勘違いの自分責めから抜け出せるのは非常に大きいこと!

資質的な問題、あるいは原因があるということがきちんと理解できると、「自分のせい」「自分が劣っているから」とは捉えなくなります。

長年自分責めのパターンを繰り返してどうしても止められない方に、資質から自分責めに至るメカニズムを説明して、体感してもらい、腑に落としてもらうと、ものすごく喜んでおられました。

自分のせいじゃなかったんだ!
すごく楽になりました!

そうおっしゃってくださりうれしかったですし、自分の性質をちゃんと(中途半端ではなく)知ることはとても大事だなぁと痛感しました。

資質の欠点は対策すれば大丈夫!

資質の欠点は、対策すればかなり大丈夫になります。

「対策しなくても苦しまない人がうらやましい」
「苦労しなくても人生がうまくいっている人がうらやましい」

そう思うのは自然ですよね。

ただ、こう思うのも今うまくいっていないからなんです。

報われだすと自然に前向きになる

対策して、報われるようになってくれば、考え方が自然に変わってきます。前向きになります。

そして、自分の資質のよさも見えてきます。
自分の資質・個性を活かせるとき、人生が花開きます。報われます。

すると自然に自己肯定感が高くなります。

活かし方はいくらでもあります。
そこはなんとかなります。

まずは自分の資質や個性を詳しく知ることが大事

それよりもまずは自分の資質・個性をもっと詳しく知ることです。

漠然としか知っていないので、対策も漠然です。うまくいきません。

詳しく知れば、メリット、デメリットがハッキリします。
活かし方が自然に見えてきます。

自分の資質を中途半端にしか知らないから、自己肯定感が上がりません。自分の資質がマイナスだと思い込んでいます。

でも、実際にマイナスの出来事ばかりなんです!

胸を張ってそう答えるかもしれません。

よっし~
よっし~
それは、資質を知らないがゆえに、対策できていないからなんです!

6本指のピアニスト

映画「ガタカ」で6本指のピアニストがピアノを弾くシーンがありました。
「このピアニストしか弾けない曲がある」と言っていました。

6本指であることを奇形と捉えて、劣等感を抱えて一生をみじめに生きることもできます。
バカにされた実体験もたくさんあったでしょう。そうなって当然かもしれません。

しかし、6本指であることをただの事実・資質・個性と捉えて、「どう活かすか」を考えれば前向きの解決策が見えてきます。

精神的・感情的なものはケアできる

デメリットである劣等感は、心のケアをすれば克服できます。

自分の個性をありのまま認めるためには、冷静なリサーチが必要です。

感情的なものがあれば、まずはケアしましょう。

精神的なものであればケアできる方法はいくらでもあります。

資質を活かすには「ハート」も大事にすること

そして性質的なものは冷静に受け止めて、活かし方を見つけていきます。
もちろん「自分がどうしたいか」というハートを大切にすることも大事です。

HSPの場合、他人や場のエネルギーの影響を強く受け、結果自分のエネルギーが下がり、このときの自分の思考・行動パターンの癖(たとえば自分責めや無力に感じるなど)でさらにエネルギーが下がるという悪循環に陥りがちです。

こういうことをきちんと理解すれば、「思考の癖を変える」「行動パターンの癖を変える」「他人や場のエネルギーの影響を受けないようにする」といった対策で防げるようになります

すると、資質の悪影響が最小化され、それだけで自己肯定感は回復します。
さらに、資質をポジティブに活かせるようになると、自己肯定感はグッと高まります。

HSPという枠組みは自分を知るきっかけの一つ

HSP講座はHSPを対象とした講座ですが、HSPという枠組みは自分を知る一つのきっかけに過ぎません。

本質は「自分の資質を詳しく知って、対策をして、自分らしさを取り戻そう!」ということです。

HSP講座やHSP専門コースを「自分の資質を詳しく知る」ために活用していただければと思っています。

そして、自分の資質を知ることは楽しいことです。
知って対策して楽になれば、より楽しみも増してきます。
さらに、活かせる段階まで来るともっと楽しめますね。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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