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何かができないことと自己価値をリンクしてしまう罠

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前回のブログで、何かができないことを自己価値と結びつけてしまうことを説明しました。
そして、そこのリンクを外すことがセルフラブを高めることであることも説明しました。

「勉強ができない」=「そんな自分は価値がない」
「スポーツができない」=「そんな自分は価値がない」
「○○ができない」=「そんな自分は価値がない」

こんなリンクを自動的にしてしまうから、苦しくなるんですね。
苦しいからこの苦しみをなくすために、

「勉強ができない」→「勉強できるようになろう」
「スポーツができない」→「スポーツができるようになろう」
「○○ができない」→「○○ができるようになろう」

と、考えるのです。
あるいは、
「勉強ができない」→「代わりにスポーツをがんばろう」
「スポーツができない」→「代わりに勉強をがんばろう」

と考えるかもしれません。これもよくあるパターンです。

私たちは無意識に自己価値を上げようと、せっせとがんばっています。
「自分は価値がない」ということを感じるのは苦しいので、勉強やスポーツ、その他のあらゆることをがんばります。

でも、ここにゴールや幸せがないことが分かりますか?

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そもそも、「勉強ができない」=「そんな自分は価値がない」という方程式自体が間違っているからです。
だから、どんなに勉強ができるようになったとしても、自己価値は上がらないのです。

自己価値を上げようと、必死でいろんなことをがんばっています。でも、そのがんばりは自己価値の上昇につながらないとしたら、何のためにやっているのでしょうか?
もったいないですよね。

がんばることは素晴らしいことなんですが(同様にがんばらないことも…)、自己価値を上げる幻想のために社会の価値観に従ってがんばるのはすごく無意味なんです。ボクはここに気づいたときに愕然としました。これまでなんてもったいないことをしてきたんだと思いました。
がんばるのは自分の心が躍ること、ハートが導くもの、心地よいもの、楽しいことをやる方が断然よくありませんか?
ボクがセッションやセミナーを通じてハートに従うサポートをしているのは、この方が断然楽しいし、楽だからです♪

ただ、「ハートに従う=価値がある」訳でもないんですね。
どうあっても自分には価値があるんですよ!
あなたが今置かれた状況がどうであろうが、あなたが過去に何をしてようが、してなかろうが、将来何をするか、何をしないかにかかわらず、あなたは価値ある存在であり、それを認められるのはただ、自分だけなのです。
あなた以外の地球上の人間がどれだけあなたを認めようが、あなた自身が認めなければ自己価値は低いままであるし、逆に地球上のすべての人間があなたを非難しようが、あなたがあなた自身にOKを出せれば、自己価値は毀損されません。
自分次第だからやりがいがありますね。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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