大満足のハートシフト・セミナーでした
昨日、一昨日とハートシフト・セミナーでした。
毎回ですが、参加者メンバーに恵まれ、最高のセミナーになったと感じています。
参加者の方々には心から感謝しています。
私のベストがうまく引き出され、本当にいいものをお伝えできたなぁと思います。
すごく楽しく充実した4日間でした。
また開催したいと思っています。
特にヒットしたのが最近発見した「人生の7段階モデル」です。
多くの人の人生に共通する「元となる型」を発見し、これをお伝えしたとき、参加者の方は大興奮でした。
これが分かると、生まれた環境や現状の苦しみを「ダメなもの」「間違っているもの」と捉えなくなるので、何らかの形でお伝えしたいなぁと思っています。
どういう形でお伝えするのがよいか迷っていて、しばらく考えます。
感じることの大切さを伝えたい
ハートシフト・セミナーで私が伝えたいことを一言で言えば「感じることの大切さ」です。
いかに感じることをやっていないかに気づいてもらうことをまずは実感してもらっています。
感じることを無意識で抑圧しているために、いろんな不都合が起きているのですが、難しいのは無意識でやっているため、自覚がないことです。
そのため、まずは自覚すること(問題意識を持つこと)が必要です。
単に「感じてください」と言ってもピンと来ないですから。
今回の記事は感情について書きますが、「感情を出す=感情的(ヒステリック)」というイメージがある人も多いのではないでしょうか。
それだと感情を出すことは嫌に思うのも無理はありません。
その誤解を解くことを意図して記事を書きますね。
感情を出す≠感情的になること
感情を出すこととは、ヒステリックに(感情的に)感情を表現することではありません。
それは「感情>理性」となっていて、感情に飲み込まれている状態です。
この状態は適切ではなく、感情的になることを感情を出すことだと勘違いしていたら、感情を出すことを悪いものだと感じるのは当然のことでしょう。
感情的=感情の暴走
感情に飲み込まれている状態は「感情の暴走」です。
感情を適切に出すというのは、「理性>感情」の状態で感情をコントロールしながら出すことです。
感情的に出しても伝わらない
ヒステリックに感情を表現しても相手に伝わるどころか、逆効果です。
反射的に拒絶したくなるのが自然です。
ヒステリックにならず、気持ちを素直に表現できれば気持ちは伝わるでしょう。
「ヒステリック」「我慢」は両極端
もう一度書きますが、感情を表現するとは、感情を相手にぶつけることではありません。
それは「感情>理性」となっていて、感情に支配されている状態です。感情に飲み込まれて我を失っている状態です。
だからといって、感情を我慢するのは白黒思考です。
「感情に飲み込まれて出す(感情の暴走)」
「感情を飲み込んで我慢する」
これらは両極端なのです。どちらも悪手です。
感情を認めることがはじめの一歩
感情が出ているときには、「理性>感情」の状態で、感情があることを認めます。
「今、胸のあたりに不快な感覚があるなぁ」
「今、怒りを頭に感じているなぁ」
客観的な視点が持てれば、感情をうまく扱えるはずです。
感情を見守っていれば落ち着く
ここで感情解放してもいいですが、しばらく見守っていると、感情は落ち着いてくるはずです。
感情をコントロールした状態で相手に伝える
その状態で、自分の気持ちを冷静に相手に伝えます。
このとき、一方的に「分かって!」を出すのではなく、相手の立場や状況を分かってあげた上で、自分の気持ちや思いを相手に伝えます。
すると、相手に伝わりますよね。
それをしないから伝わりません。だから「分かってもらえない!」と余計に腹が立ちます。
承認欲求が高まり、エゴが強くなり、余計に相手のことが考えられなくなるという悪循環になります。
感情を無意識に抑圧する癖に気づければ素晴らしい
まずは、感情を認めること!
ここからですね。
感情を無意識に抑圧しようとする癖に気づけるようになれればいいですね。
そのためにも、まずは感情に気づくこと。
それができれば感情に飲み込まれずに済みます。
マインドフルネスは役立ちます
マインドフルネスというものがあります。
簡単に説明すると、意識的に気づくトレーニングです。
たとえば、意識的にお茶を飲むとか、意識的に歩いてみるとか、普段無意識でやっているものを意識的にやってみることがマインドフルネス(気づいていること)です。
意識的な状態であれば、「理性>感情」の状態になっているので、感情をコントロールしやすいです。
マインドフルネスの練習もとてもよいですね。