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相手の価値観に共感する必要はない

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ボクたちが人間関係で重視するのは、相手との価値観ですね。
やっぱり価値観が合う人のほうが居心地が良いし、楽しいです。

ただ、ここで言えるのは、価値観が完全に合う人なんて世界中探したってどこにもいないということです。
ボクたちの価値観は数万とありますから。
価値観がぴったり合うような理想のパートナー探しは、徒労に終わるでしょう。

あまり、価値観にこだわると、人間関係が狭くなってしまいます。
だから、相手の価値観に共感してあげようと努力されているでしょう。
でも、相手の価値観に共感しようとする努力はたいていうまく行きません。
そもそも価値観が違うのですから、心からの共感にはならず、表面的に「分かるよ」と言ってあげているだけで、相手もそれを見抜きます。

ここで大切なのは、相手の価値観に共感しようとするのではなく、自分と価値観が違うことを認めるということです。ただ違うことを認めるだけでいいのです。
「この人は私と価値観が違うな。こういう考え方を持っているんだな」と理解してあげることが重要です。
理解してあげるだけで全然違うんです。価値観が違っても、その相手がOKだと思えるようになります。

相手の価値観への共感ではなく、共感できない相手を理解してあげること。そうすることが相手のありのままを受け入れるということです。

相手が自分と価値観が違っているのは当たり前。自分の価値観を押しつけるのではなく、自分の価値観の正しさを証明しようとするのではなく、相手の価値観を理解してあげて、そのまま尊重してあげること。
その人をそのまま受け入れることができれば、価値観が合わなくても居心地がいい関係が築けます。
無駄に争うことなく、お互いが心地よくできる選択肢を模索できますから。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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