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価値観をゆるめる方法

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他人にイラッとくるのは、自分の価値観に他人が違反したときです。
たとえば、初対面の人がタメ口で話しかけてきたときにイラッとしたならば、「初対面では敬語を使うべき」という価値観があるからです。

ボクたちの心は価値観の固まりです。たくさんの価値観があります。
そして、強すぎる価値観は苦しみを生みます。
カウンセリングでは価値観を和らげますが、カウンセリングを受けなくても自分でできる方法はたくさんあります。
今日は価値観をゆるめる方法を一つ紹介します。

それは、その価値観に反する行動をあえてやってみることです。
これができれば、価値観は相当弱まりますよ。
正直、言葉でアファメーションを言っていくよりも断然効きます。

たとえば、「がんばらなければいけない」という価値観が強い人は、あえて「がんばらない」ようにしてみます。
上記の例の「初対面では敬語を使うべき」という価値観だったら、あえて初対面でタメ口を使ってみるのです。
あいさつをしない人に対してイラッとくる人は、あえてあいさつをしないようにしてみる。
ズルする人に対してイラッとする人は、あえてズルをしてみる。
無駄遣いをする人に対してイラッとする人は、あえて無駄遣いをしてみる。
わがままを言う人にイラッとする人は、あえてわがままを言うようにしてみる。
自分勝手な人にイラッとする人は、あえて自分勝手にふるまってみる。

自分が禁じていることをやっている人に、無意識でうらやましがっていることがたくさんあります。
実は自分もやってみたかったりするんですね。
実際にやってみると、意外に悪くないと思ったりします。
すると、価値観がゆるんで、イライラの度合いが減ってきます。
今までは、たとえば「がんばる」という選択肢しか取れなかったのに、「がんばらない」という選択肢も状況に応じて取れるようになります。

だから、普段禁じていることをあえてやってみましょう。
ただし、自分の心の奥底ではやりたいことに限ってくださいね。ここは自分に正直になってください。
そして、くれぐれも法律違反はしないようにしてくださいね(笑) 捕まりますから。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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