苦しいときや落ち込んだとき、悩んでいるときの自分を振り返ってみると、思考でグルグルの状態になっているはずです。たくさんの思考が湧いてきて、最悪なストーリーなどが頭の中に湧き起こってきます。どんどんどんどん嫌な気持ちになり、苦しんだり、落ち込んだりします。
「いま、この瞬間は何も起こっていない」にもかかわらず、不安な気持ちで苦しみます。
分かっていても、思考のグルグルからなかなか抜け出せません。
これは思考にネガティブな感情がくっついているのが大きな原因です。
こういうときはEFTがとても効果があります。
また、思考のストーリーを紙に書き出したり、思考を観察して客観視し、思考にエネルギーを与えないことも優れた解決法になります。
ただ、この方法は初心者の方にはあまり受けがよくないかもしれません。手間がかかるのと、少しコツがいるからです。本当に有効ですから、できれば試していただきたいと思います。
すぐにできる簡単な方法もあります。根本的な解決法ではありませんが。
思考を強制的にストップさせる方法です。
いろいろ方法がありますが、一つは身体を動かすことです。
一生懸命身体を動かしていると、思考にとらわれる余裕がありません。
あと、寝ることも優れた方法です。
寝ると一度思考の流れをぶった切ることができます。
また、深呼吸をくり返すのもとても簡単で良い方法です。
吸うよりも吐くほうの時間を長く取ります。ゆっくり吐きます。吐くことは副交感神経を刺激するのでリラックスの効果があります。
吐くときに嫌な気分が出ていくようなイメージをして息を吐くのも良いです。
気分転換に、自分の好きなことをしたり、お出かけしたり、映画を見たりするのもよいですね。
とはいえ、何度も何度も同じような思考に悩まされているときは、根本的に解決した方が手っ取り早いです。潜在意識に深く抑圧したネガティブな感情や感覚は自分では気づきにくいです。
カウンセリングセッションはそういうときに強い味方になります。
身体が痛いときにはマッサージする、苦しいとき、落ち込んだときにはカウンセリングを受ける。
カウンセリングをマッサージと同じ手軽さで受けてもいいんじゃないかなと思います。
手軽に受けられるそんなセッションを目指しています。