「自分に自信がない」という人がたくさんいます。
そういうテーマで来られるクライアントさんもいます。
一回のセッションで自信がつくようになればよいのですが、それはなかなか難しいです。
なぜなら、自信というのは副産物で、それ自体を目的として得られるものではないからです。
自分に自信がある人はどんな生き方をするでしょうか?
自分の好きな人生を生きると思います。
自信があるから自分の好きなように行動できます。
行動基準は他者評価ではありません。自分のハートです。
一方、自分に自信がない人はどうでしょう?
自分らしく生きることができません。
自信がないから自信を外の評価でつけようとします。
自分の価値観で価値があるものになろうとします。
そうすれば自信がつき、自分の好きな人生が歩めることを信じて…
そのため、お金持ちを目指したり、社会的地位の高い職業に就こうとしたり、良い学校に入ろうとしたり、地位や名誉などにこだわります。
ところが、いくら自分が望むものになっても心は満たされません。
自分じゃない人生を送っているから満たされるはずもありません。
また、本当の意味で無価値感を克服できていないので達成感もありません。
実際には無価値感を克服できていないので、外からつけた自信はちょっとした風が吹くとなくなってしまうようなもろいものです。
自分の無価値感――自分のダメさ、弱さ――をそのまま認められたとき、何も外に求める必要がなかったことが分かります。
ボクに大きな変化が訪れたのは、このことに気づいたときです。自分の無価値感にOKが出せたときです。
そのとき、自分の価値を上げるために他者評価を求めることが少なくなりました。また、地位などに対する興味がめっきりなくなりました。
他者評価が気にならなくなると、自己評価で行動ができるようになります。
そのときはじめて自分らしく生きることができるのです。
結果的に自分に自信がつきます。
この自信は他者の評価で揺らぐものではありません。
最低の自分を認めているので、自分がどういう状態になろうが自信は失われません。
ボクがカウンセリングで目指しているのはここです。真の意味での自信が身につく状態です。
それは、決して何かを達成することで身につくものではありません。
自分の中の最低なもの、一番恐れているものをただ受け入れることで得られます。
その結果、副産物として自信が備わっている自分に気づくでしょう。
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